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#4 懐かしDDR 懐かしDDR?

 最近話題のあのことは絶対に書きません。そればっかりで飽きちゃったわ。


 仕事をする傍ら、それ以外の時間でせっせとイベントの準備をしている。起きている時間は頭フル回転で、よく眠れるのだ。素晴らしいこった!!!!!!!まあ私のTwitter見てくださってる方はご存じの方も多いかもしれないが、深夜の美術展を名古屋でやることにした、ということだ。詳細はまたTwitterを見ていただきたい。


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 大学時代は教育学部といいつつも西洋史(とくにドイツ史)の専攻だったわけだが、最近また欧州方面の情報を取ってきたり、歴史の本を読んだりすることが多い。

 Podcastでは「COTEN RADIO」という非常にためになる歴史系Podcastがあり、バックナンバーを順々に聴かせてもらっている(JAPAN Podcast Awordの最終選考対象作品でもある)。
 YouTube貼っとこ。


 特に最近のドイツ史ということになると、

「東西ドイツのことやベルリンの壁崩壊後のことが普通に歴史として語られてね???」

というイメージを勝手に抱いている。
※イメージです


 まあベルリンの壁崩壊のときは私は生まれていないし、そこに多大なる影響を与えていたソ連という国も、私が生まれたときには解体されていた。かつて存在した東ドイツDDR(音ゲーのほうではない)のことは、伝承・文献・メディアでしか知ることがない。


 留学していた頃にベルリンに行く機会があり、そこでDDR博物館に足を運んだ。『DDR Design 〜 Kultur im Heim』なる、旧東ドイツの生活用品の写真が大量に載っている本を買っていた。これを書いているときに偶然目の前の本棚からこれを見つけた。

 実に古めかしく、味がある。高度経済成長時代の生活用品を見ているような気分になる。


 日本のその時代のものは、我々は親世代やさらに上の世代から話を聞いているし、稀に残っているものもあるから、イメージがしやすい。
 外国の、縁もゆかりも無いところの生活用品はそこの生活がイメージできないと、なんでこんな形になっているのだろう?とかなんでこの色?といった疑問に対応することが難しい。こういう本を見ていると、深くその当時のことを知りたくなるし、タイムスリップしたくなる。そのへんの興味が、歴史を勉強していく醍醐味のひとつなのかなあ。

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