落ちた話

あれは小学校6年生の2学期。運動会の季節ということで、組体操の練習をしていました。

「ピラミッド」
今はやっている学校なんてないんじゃないかとも思いますが、当時はバリバリやってました。いや運動苦手な私にとっては組体操自体がムリムリ(ヾノ・∀・`)って感じだったのに、ピラミッドなんてもう…ね。

ガリガリと言われて久しい私は当然上から3段目くらいにいるわけです。怖い。下の子は下の子で重いだろうし…
自分の記憶では段数自体は10段ぐらいでしたが、人数的に正しくは6~7段ほどだと思います。

「やってもた」
本番でピッ!と成功するのも、練習での失敗を乗り越えてこそです。私はそこでやっちまったわけです。崩れるときに、高すぎてビビって流れに乗れず…青空が、逆さまの校舎が見える…

ゴーーン

明けましておめでとうございます。









いや言うてる場合か。

痛っっっってえええええええええ!!!!と思いつつ意識はあるのでとりあえず持ち場に戻ったけどすぐに保健室送りに…
その後、祖父が母とともに迎えにきてくれて急ぎ病院へ(父は仕事)。まじありがたい。

検査の結果、異常はありませんでした。
あいまいな記憶ですが、自分の人生の中ではとても印象に残る一幕でした。(了)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?