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お暇これにて完結

瀬戸芸の記事が全くの途中なのですが、お暇最終日の気持ちを記しておきたく、年末の時間のある時に回そうと思います…。(渡仏のこともいつか書きたい)

とりあえず、やってみるんじゃ

という訳で、5か月間(7月~11月)のお暇が本日で終了します。明日から新しい職場です。頂いた研修スケジュールを見てみたら、朝も夜もお休みも不規則で、全然自分の予定を覚えられなかった。土日を待望しながら、週明けの月曜日を憎みながら過ごしてきた10年間と全く異なる生活。嬉しい反面、1日で体が休まるだろうか、土日にも起きれるだろうかという不安もあるけれど、こればっかりはやってみるしかありません。

とりあえず、前に進もう。やってみないと分からないんだから、やってみよう。という感情で今は生きております。

働かざる者食うべからず

で、急に訪れたお暇なので特に達成したい目標はなかったんだけど、兎に角旅行に沢山出掛けたな。ドラマや映画やお芝居もよく見た。心が欲しがっていると思うものを片っ端から与えたような感じだ。

お暇に入る前は、ライブで飛び跳ねたり、アスレチックではしゃいだり、ヨガをしたり、体を動かすことが苦じゃなかったが、お暇中は兎に角何もしたくなかった。何かを発散することより、消耗して傷だらけの身体を慰めるために、温存して、吸収して、溜め込みたいと思っていた。(その願いは叶って、めちゃくちゃ太りました)

今は不思議とその気持ちはない。もうお腹いっぱいになり、これ以上食べると吐いてしまいそうな感覚に似ている。働かざる者食うべからず。働くからこそお腹が空く、元気になれると思っている。

お暇中に出会えた色々

折角だから、この5か月間で心に残っている言葉を書いてみよう~。

・「自分が好きだったことを思い出して過ごしてみて」by かりんちゃん

ドイツに一緒に行く予定のかりんちゃんが、私がドイツに行く前に病んでしまったことを伝えた時に掛けてくれた言葉です。私は当時、自分が何が好きだったかなんて思い出しても何も思わない程疲弊していました。でも、ドイツの行きたい場所を生き生きとピックアップしているかりんちゃんは可愛かった。ドイツでもネフェルティティを観てうっとりしたり、お土産屋さんでかったミニチュアをいつまでも愛でる姿は少女のようだった。そんな姿を見て、私は少しずつ自分の心が解けていくのを感じ、最後はめちゃくちゃ貪欲にアンディ・ウォーホルの毛沢東の作品を探してみんなを連れまわしてました。(結局見つからずw)

・「沢山作ったり、作り続けることだけが正解じゃない」by えりちゃん

これは別のnoteでも書いたけど、子供たちにアートを教えているえりちゃんが言っていた言葉。私が知らず知らずのうちに、大事なものを見失っていることに気付かせてくれた。きっと今まで、自分だけでなく同僚や後輩たちにも、無条件に私のものさしでの生産性を強いていたと思う。そんな退屈な価値観は、早急に手放さなければいけないと思った。

・「棺を豊かに」、「阿佐ヶ谷姉妹を目指そう」 by ちゃま

いつかお互いを見送る時、人生の楽しかった思い出と共に旅立てますように。今回のドイツ旅行の写真を棺に入れて貰うと約束しました。これから先の人生も、友人たちと尊い時間を過ごせますように。一生の友達がいるって最高じゃん!

・「成長したなって思った」by 母

いつも私をだらしないと貶してくる母ですが、ツアーの添乗員さんが「娘さんとお電話でお話した時、とっても感じが良かったですよ」と言ってくれたので、母が酒の席で珍しく私を褒めてくれた。しかし数日前、私がルーアンでウ〇コを踏んでしまって凹んでいる時、コーヒーのマドラーを使って靴の裏からこそぎ落してくれたのは母であった。私はまだまだ子供だわ。マジで本当にありがとう。

・「恋愛したくなるのは、心に栄養が行き届いた証拠」 by ちゃんりつ

・「東京の人は肌が白いなあ」 by 高見島のこえび隊のおじちゃん

・「私、氷女さんと同じ大学の同じ学部なんです」by 転職先の人事部の女性

・「退職届って出して頂けたでしょうか?」 by 以前の会社の人事部の女性

なんかもう、全然良いことは書けなかった。スーツにアイロン掛けて、とっとと寝よう。

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