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人生初のガレージキットを作った話
イラストのモデル人形として美プラを買い、そしてそのまま元々フィギュア好きだったのが高じてガレージキット制作に手を出してしまいました。
完成記念と忘備録反省会をこめての記事です。
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初ガレージキットに選んだのはディーラー「おいしいB液」さんの珊瑚宮心海。Boothで買えたからというのも理由が大きいのですが、武器付きでかつ腰ヒレリボン造形がとても美しく、「私の理想の心海様だ!」と強く思ったからであります。
作りやすさとか何も考えていません、初ガレキなのに!
仮組み
とりあえず手元に届いてからはネットで調べて剥離剤落とし、研磨、軸うち、仮組を見様見真似でやってみました。
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なんとか軸内をして仮組…をしたんですが、「すごい!形になった!」とこの時点で喜んでしまって細部を詰めなかったためあとでなきを見ることになるとはこの時全く考えていませんでした…
ここは本当に次回作へ向けての猛省点です。
後で接着剤で貼るからーとか軽く思っていたら酷い目に遭いました。
塗装
下地は全部造形村透明サフです。
基本私はファレホで塗装をするのですが、肌色だけはどうしてもファレホで再現できそうになかった+サフレスとかだと絶対無理なので、ここだけは別塗料を使いました
最初は水性ホビーカラーの30minutes sisitersの肌色塗料シリーズを使って塗りました。
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2回ほどドボンの末良い色になったと喜んでいたのですが、この後ストッキングを塗る際マスキングすると塗料が剥がれてしまうという災厄に見舞われました。一応トップコート吹いてたのに…
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そのため肌色は後から全てラスキウスのホワイトピーチで塗り直し、普通に同シリーズのクリアレッドでシェーディングしました。
コレに関してはラスキウス以外にもポリウレタンバーニッシュで一旦固めてからマスキングすることで回避できそうな気はしたのですが、結局のところスムースパールコートも一緒に剥がれてしまったので、ここは諦めて全部ラスキウスで良いかなと私の中で判断いたしました。
サフレスはガイアの塗料じゃないと難しそう。
教訓:水性塗料はレジン直塗りはやめた方がいい
マスキングするならポリウレタンバーニッシュを噴こう!!!!!
ファレホも定着力は水性ホビーカラーよりは強いのですがトップコート拭き忘れるとトゥルンってなります
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面相頑張ったのにマスキングゾルとともに消え去りました
補足:ポリウレタンバーニッシュについて
ファレホシリーズのトップコート、個人的にクレオスの水性トップコートよりかなり強固なクリアだと思っておりまして私はかなり信頼を置いています
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武器 クリア部分はエアブラシですが金属部分は驚きの筆塗り メタリック表現はエアブラシ基本だけどコレくらいの面積なら筆でも全然いけるね
この武器も一悶着ありけり。このパーツのみ3Dプリンタ出力品であったため、水で洗浄したらバキバキに砕けて再起不能になり、ディーラーさんに問い合わせて「すみません武器パーツだけ頂けませんか…」と頼み込む始末。大変丁寧に対応していただきましてその節は大変お世話になりました…
パーツ紛失
なぜかパーツがいつの間にかなくなっている。なぜ????
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コレに関しては全面的に私の部屋が汚いのが原因な気がするのですが、それでなくても特にぶちまけたりしてるわけでもないのに合計4パーツも紛失してるのは流石に管理が下手すぎる気がします。
無くしたパーツは仕方ないのでエポパテやらUVレジンやらで代用しました
当面の目標は部屋をきれいに維持することかもしれません。切実に!
紆余曲折を経て、完成だ!
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そして組み上がりましたバァーン!
肌色以外ファレホなんですが色に関しては実に私の満足行く色に仕上がって大満足です。
ほんと世の中ラッカー塗料しかなかったら私は模型やってなかったと思うのでファレホは本当に良いツールです。プラモも可愛い女子いっぱい出てきてるし、良い時代になったなあ。
反省点
軸打ちを再考する必要がある。
一番やらなきゃいけないことはコレ。今回イベントに参加して分かったのですが「コレどうやって持っていくんだ…?!」
とりあえず形にするために接着剤祭りに後半なったのですが、やはりそれだとスマートではないのでもう少しやり方を考えなければならないと思いました。私の一番苦手な立体構造を考えるタイムなのですごい気乗りがしません。やだー!
まず軸を入れる穴が真っ直ぐに開けられないところが問題です。どうやっても曲がるので真鍮線の方に曲がってもらいました。
真鍮線の代わりにネオジム使う方法もあるようなのですが結局同じ位置に穴を開けなければいけないという点でそれができないのでまずそこをどうにかしないとダメです。なんかいい方法ないかな。
切り替え(段差)をもう少しきれいにしたい。
軸うちからだいぶ重要度は下がるのですが、スミ入れやら塗り分けやらをし用途した時に境目の段差や溝がガタガタで困ったことが何回かありました。細かい服の模様とかだとヤスるのが難しいという点もありおざなりになってしまっていました。塗装の時に全部響いてきます。ここは下地処理の時にもう少し詰めてやっておくべきだったなあと反省。あとスミイレしやすいようにスジ掘っても良かったかも。
部屋片付けてからキットを作ろう
最重要要素かもしれません。物をなくしすぎです。
あるいは作業終わったら全部ケースに入れるとかでもいいかもしれません。
ここは技術じゃなくて完全に性格によるものなのでなかなか改善は難しいのですがめんどくさがりが悪い方向に働いた結果だと思います
オマケ:クリップ台は猫の手が届くところにおいてはいけない
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爪研ぎじゃないんだYO!
おわりに
最初はねんどろいどの改造だけだったのに、いつの間にか沼にズブズブとハマって行ってしまいました。この模型界隈のいいところは、「みんな違ってみんなすごい」の精神があるところだなと思います。「褒められ会」が成立するくらいですしね。
イラスト界隈も昔はそうだったはずなんだがなあ…
とにかくやってて楽しいことをするのが趣味だと思うので、楽しいうちは色々作って楽しみたいと思います!
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