ねんどろいど改造記録①造形編
なぜ改造をしようと思ったのかといえば、推しがマイナーすぎて一生グッズ化されることがないので自分で作ってしまえという魂胆です。あるあるな理由ですね!
作るもの
ゲーム内でスクリーンショットを4方向から撮ってきました。これを設計図とします。
ラッカー系溶媒使用禁止
まずは塗料を落として…とラッカー薄め液でゴシゴシしていたのですが
家族から「臭い!」と総スカン。
しかも、ラッカーの臭いってなかなか落ちないんですよね。薄め液開けるたびに小言言われるので、以後ラッカー系溶媒は使用禁止になりました。
ラッカー使わなくてプラ改造できるのか?と思いましたが、最近は水性塗料がたくさん出ているので、試用を兼ねて今回は一切ラッカー系を使わない方針で行くことにしました。(薄め液でもうラッカー溶媒使ってるけど…)
パテ、そして削り出し
特筆すべきことも特にないので使った道具を書いておきます。
カッターナイフ、オルファとNTカッター両方持ってますが、デザインナイフは鋭利なものより角度が大きい方が私は使いやすかったので、普段使いはNTカッター。普通のカッターはオルファの黒歯。これいいですよねー。
ビットブレード、ゴッドハンドさんから出てるピンバイスにさしてつかう彫刻刀。髪の毛のスジを掘るのに使いました。普通のプラモのスジボリ用具は四角い跡になるものが多いので今回はこれで製作。
神ヤス。今までホームセンターの紙やすりしか使ったことなかったので革命的でした。高番手は正直神ヤスじゃなくていい気もしますが、削る用120、240、400は今回は製作するものが曲面ということもあり非常に使いやすかったです。
スジボリ堂「微美鬼斬」丸と平。DブレードR。これは表面を研磨する用途ではなく細かい部分造形用のヤスリです。
こちらも今までホームセンターのダイヤモンドヤスリしか使ったことなかったのでその細さ、切れ味を大変気に入っています。テーパーダイヤモンドヤスリ。こちらは細かいところの研磨用…ですが、こちらはあまり出番はありませんでした。細かく切った紙やすりで割と事足りてしまう事が多かったです。
なんか楽天で売ってた超薄型ヤスリ(デザインナイフの刃みたいな形の奴)
正直薄すぎて使えるのか不安だったのですが、400番ですごーーーく微細な形状の調整にちょうどいいなという印象でした(鬼斬だと削りすぎてしまうし、紙やすりだと視認性も良くないので)。ヤスリホルダー 簡単に自作できるなんとかサンダーがTwitterで紹介されていたので作ってみた奴。
https://twitter.com/sukimasangyo2/status/1239198183500042241?s=46&t=eOOXUDy6WZMU_ULcAawc0g
ここまで作っておいて、見本と形状全然違うやんけ!っていって、大手術をしています。適当はダメね!
サーフェイサー
サフはどうしても吹くというイメージがあるのですがいまはなんと水性のサーフェイサーがあるんですって奥さん…!
ラッカー禁止だと溶きパテも使えないので、500番はほぼ溶きパテの使い方をしています。
筆で綺麗に塗るには薄め液はほぼほぼ必須なのでこれも合わせて買っています。
仕上げに1000番サフを綺麗に塗ってベースは完成…なんですが、ここからこだわりの表面処理の日々が始まります🕺
シアノンとSSPパテ
傷埋めに今すごい人気のシアノンですが、正直なところ私はSSPパテの方が使いやすいと思いました。理由はいくつかあります。
シアノンをプラ工作に使う場合硬化剤(別売)とセットで使うことが多いため。
→スプレー吹く環境がないので、硬化剤が使えないベビーパウダーを使うのならHGパウダー最初からついてるSSPパテでええやん
(パウダーが余ってる場合は別ですが、1から揃える場合はやはりセットになっている方が便利
実際両方使ってみた感想なんですが、パウダー(タルク)加えないとシアノンはSSPと同じような感覚では使えなく、盛りたいところが普通にヒケてしまいました。
ただ非常に細かい傷に対してはいちいちSSPの粉と液を混ぜる手間が省けるので、シアノンの方に便利さの軍配が上がります。
結論からいうと、シアノン原液は傷の大きさ1mm程度のものに使う。それ以上はSSP
が、いい感じに切削できて良い感じでした。(あくまで私の感想です)
あとシアノンもSSPも同じ成分なので当然ですが、粘膜を刺激するので目とか鼻とか覆ってた方が良さそうです。私は毎度めが痛くなるのでホームセンターで買ったゴーグルつけてました。
原型完成
というわけでこちらが原型完成図です。
この後は色も塗るのですが服も作ったり武器も作ったりする予定です。
非常に長くなったので今回はここまでです。読んでいただきありがとうございました。🙏
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