たった2つを極めるだけ!手軽で高勝率なトレード手法
はじめに
FXは上げても(買い)下げでも(売り)利益が出ます。
チャートや社会情勢から上がるか下がるかを判断して
何処でポジションを持てば利益が出るか
損切が小さくなるかを判断して行動するのがトレードです
・相場の今を理解すること
・値動きを重視すること
・投資家の行動を把握すること
これらを判断してトレードを行うことを
裁量トレードと呼びこれをルール化したものを手法と呼びます。
裁量トレーダーは職人です
常に腕を磨いていかなければならないからです
これから紹介する手法を基にご自分に合った手法を
作り上げていってください
それではトレードの戦場で戦うためのこませの
アイテムをご紹介しましょう
手法を支える知識
◎ダウ理論
※トレンド分析重要
ダウ理論は19世紀後半に、アメリカの証券アナリスト「チャールズ・ダウ」が提唱したテクニカル分析の理論。
世界中の投資家から評価されており、以下の6つの原則から成り立っています。
1. 価格はすべての事象を織り込む
2.トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
3.主要なトレンドは3つの段階から形成される
4.価格は相互に確認される必要がある
5.トレンドは出来高でも確認されなければならない
6.トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
1. 価格はすべての事象を織り込む
この原則は、チャート分析が投資において重要であると謳っています。
そもそも、投資にはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析があります。
どちらも重要な分析方法ですが、ダウ理論ではテクニカル分析を重要視しているのです。
その理由は、テクニカル分析に使用するチャートが経済指標やニュース、投資家の感情を表したものだからです
2. トレンドは短期・中期・長期の3つに分類される
ダウ理論では、トレンドをさらに以下の3種類に分類できるとしています。
長期トレンド1年から数年にわたって続くトレンド
中期トレンド3週間から3ヶ月ほど継続するトレンド
短期トレンド3週間未満のトレンド
中期トレンドは主に長期トレンドとは逆方向に動き、行き過ぎた価格を調整するような動き(調整局面)を示すのが特徴です。
3. 主要なトレンドは3つの段階から形成される
トレンドは必ずしも一方向に動き続けるわけではありません。
どんなに強いトレンドでも、細かく見ると上下を繰り返しながらトレンドが発生しているからです。
そのため、日足を見ると上昇しかしていないように見えても、5分足や
1時間足を見ると上昇だけでなく下落も発生しています。
先行期は、レンジ相場からブレイクして上昇トレンドが開始したケースや下落トレンドから反転上昇しはじめたケースを表します。
先行期の段階では、まだ一部の投資家のみが買いポジションを持っている状態です。
そのため、多くのトレーダーはまだ買っていません。
先行期の次の段階が追随期。
先行期で価格の上昇を見たトレーダーが続々と買いポジションを持ち始め、本格的に上昇します。
その理由は、上昇の動きに乗り遅れまいと参入してくるトレーダーが急増するから。
そして、最後にやってくるのが利食い期です。
利食い期になると、先行期で買っていたトレーダーは、既に利益を決済しています。
したがって、段々と上昇スピードが遅くなり、トレンドが転換する可能性が高くなります。
一方で、利食い期間になって、ようやく買い始めるトレーダーがいます。
しかし、既に買いの勢いが衰えており、下落し始めると損失がどんどん膨らむのです。
このことから、相場の世界は、誰が最後にババを抜いて損するのかというゲームともいえます。
4.価格は相互に確認される必要がある
これは通貨の相関性を言っています
ドル円が上がれば、ユーロ円やポンド円などもつられて上昇しやすいのです。
そのため、チャート分析で円安を予測できた場合、ドル円だけでなく、ユーロ円やポンド円なども買って利益を得やすくなるのです。
5.トレンドは出来高でも確認されなければならない
チャートの値動きだけでは、トレンドが本当に長く続くのかは分かりません。
本格的なトレンドかどうか見極めるためには、出来高も確認しましょう。
その理由は、トレンドのような強い値動きが起きる時には、出来高が増えやすいから。
逆に、トレンドが起きても出来高が伴っていない場合は、すぐに反転してしまう可能性が高くなります。
また、トレンド相場に伴って増えていた出来高が急に減少したら、そのトレンドが終了する前触れかもしれません。
株の相場に応用できますね
6.トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する
トレンドは、上の図のように高値や安値の切り上げや切り下げが
起きている限り、継続します。
では、明確な転換シグナルが発生するとどうなるのでしょうか?
上の図を見てください。
高値と安値をそれぞれ切り上げていますね。
高値と安値を切り上げている限り上昇は続くので、まだ買い目線で問題ありません。
しかし、高値を更新することなく下落に転じたAの場面では、上昇トレンドに陰りが見えています。
そのため、直近高値を再び超えるまでは、これまでのように買い目線でいるのは危険です。
そして③の場面ではついに直近安値を割れてしまいました。
直近安値割れは、第6原則における転換シグナルに該当するので、もう買ってはなりません。
むしろ、下落トレンドに転換したと考えるべきです。
分析方法 特徴
テクニカル分析 チャートを分析して価格を予測する
ファンダメンタルズ分析 ニュースや指標発表などを予想して価格を予測する
どちらも重要な分析方法ですが、ダウ理論ではテクニカル分析を重要視しているのです。
その理由は、テクニカル分析に使用するチャートが経済指標やニュース、投資家の感情を表したものだから。
※6の「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」を基に
トレンドフォローをします
◎ろうそく足
ろうそく足は世界で1番使っている人が多いテクニカル指標です
まずはインジケーターを勉強する前にろうそく足をしっかり理解しましょう
ろうそく足はテクニカル分析の指標の中で1番重要だと言っても
過言ではないくらい重要なものです
相場の値動きが1目で読み取れる優れ物で相場分析には欠かせないツールです
移動平均線みたいに線になっているわけじゃないし、なんだか難しそうとろうそく足での分析を避けていたり、インジケーターの方が重要でしょうと考えて無視していてうまく活用できていない方も多いんじゃないでしょうか?
しかし、ろうそく足からはトレンドの向きや強さ抵抗の強さ相場が反転する可能性が高いタイミング売買の活発さなど様々な情報が読み取れます
ろうそく足のきちんとした見方を知っているか知らないかで勝率がかなり変わってきます
ということで今回はろうそく足に関する基礎の基礎を解説します
ろうそく足はテクニカル指標の中で1番重要
その他のインジケーターはろうそく足での分析の補助役として使うのが良いです
1本のろうそく足の形、複数本のろうそく足の組み合わせでその後の相場の方向性に予測を立てられます
ろうそく足をおろかにしているとトレードがなかなかうまくいかないです
ろうそく足はその形によって上がりやすい下がりやすいというのを示唆してくれて
ます絶対上がる絶対下がるじゃないです
そこだけは忘れずに頭に入れておいてください
ロウソク足の形なんですが単体で意味があるものと複数本組み合わせて意味があるものがあります
出現頻度が比較的高く実用性のあるものを選んで紹介します
長い髭・大陽線・大陰線・コマ足
スラストアップ・スラストダンを順番に解説ます
長い髭
こんな形のうそく足です上髭は陰線陽線関わらず価格
がその後下落に向かいやすいことを表しています
上髭陰線の場合は上髭陽線以上に下落に向かいやすいです
高値のところまで価格が上がったけどそのほとんどを
押し戻してしまうくらいに売り勢力が強いという意味を持っています
陰線で終わった場合は上昇した分を跳ね返すだけにとまらず
始め値すら割ってしまったという状態です
下ひげは反対に上昇しやすいということを表しています
髭が実体に比べて長ければ長いほど信憑性があります
単体でもトレードの目安として使えますが3本ぐらい続くと効きやすいです
長い上髭1本より髭の長さは微妙でも複数続けて出た方が下落に向かう可能性が高くなります
実際のチャートで見てみましょうドル円の1時間足です
下髭を出して上がっていますね
この辺りは複数本の上髭が出た後に下がっています
ここは下上下と交互に長い髭が出た後に上がっていますね
ここをアップで見てみましょう
こういう形です
値動きの推移委を矢印で表すとこんな感じです
下ひげ陽線の後しっかり上昇しかしその後上昇は上髭陰線に
それを受けて下落しますがさっきの下ひげの安値まで届かず再び下髭陽線が完成といった感じです
その後は大きく上昇しています
この髭のやり合いで上下どっちに行くかの勝負がついた形です
今見た例のように下ひげの安値が直近で出た下ひげの安値に届かないまま
その間でつけた上髭を超えて上昇した場合はそのまま上がっていくことが多いです
反対も同じです上髭の高値が直近で出た上髭の高値に届かないまま
下落した場合はそのまま下がっていくことが多いです
さっきの1時間足の下ひげ上髭下ひげの流れを15分足で見るとこんな感じです。15分足でもしっかり髭が出ていますね
ここを見ると15分足でも同じような状況が起こっていますね1本目の下ひげにより2本目の下ひげの方が短くなっています
髭に関する注意点としては高値圏での下髭陰線
安値圏での上髭陽線は逆の意味を持つというところです
こういうところです
高値圏での下ひげ陰線はそろそろ下落する可能性が高いよというサインなりますし
安値圏での上髭陽線はそろそろ上昇する可能性が高いよというサイになります
高値圏ということはこういう風に上がってきた相場ということになりますが
上昇トレンドということは買いの勢力が強いはずですよね
それなのに買ポジションの利確などで起きた下落を押し戻しきれず陰線で終わってしまったということで
買の勢いが落ちてきていると取れます
買の勢いが落ちていることに加えてこういう仕組みを知っている人が売りで入ることもあり反転しやすくなります
大陽線大陰線
それまでのろうそく足に比べて明らかに大きい実態のロソ足です
こういうのを大陽線大陰線と言います
ちなみにこれは陰線なので大陰線です
大陰線の場合はその後下落に向かいやすくなります
とは言ってもこの例は10月21日の日足で円が
150円を超えて日銀の介入があったので
何とも言えない例でしたがその後すぐにまた大陰線が出ています
この大陰線で2022年のドル円上昇相場は一旦落ち着いたと言えます
こんな感じで大陰線が出たら絶対ではありませんが下落しやすいと思ってください
反対に大陽線が出たら上昇に向かいやすいです
先ほどの大陰線ほどのサイズではありませんがそれ以前の近くのろうそく足に比べたら明らかにサイズが大きくなっているので立派な大陽線です
1本目は2月3日2本目は4月28日ですが6月終盤でもまだ上昇は続いています
そもそもこの大陰線が明らかに大きすぎるだけで
普通はこの陽線ぐらいのサイズと思っておいてください
大陽線大陰線にも注意点があります
これは髭やその他のパターンにも言えることなんですが
ろうそく足が確定するまではどうなるか分からないという点です
次の足に移り変わるまでろうそく足の形は変わり続けます
次の足に移る前に大陽線だと思ってロングエントリーしたらとんでもなく長い上髭になって下落していったという可能性が結構あります
ですので足が確定するまで焦らず待つことが大切です
コマ足
コマ足です髭が上下に伸びていて実態が短いろうそく足です
実態が短いというのはそこまでのろうそく足と比較して判断します
また小足に似ている形で十字線というものがあります
これも上下に髭がついているのは同じですが
始め値と終わり値が同じ価格で実体が全くないか0.
数pipsくらいのほとんどない状態です
とは言っても小十字線が持っている意味はほとんど同じなので分けて覚えなくても
大丈夫です
コマ足や十字線は相場が方向性に迷っている時に出現しやすいです
チャートを開けばたくさん見つかると思います
相場が動意を持ち続けたまま一方向に動くことがほとんどないということです
少し詳しく解説します真ん中ら辺にあるこれにします
コマというよりは十字線ですねちなみにこれはドル円の1時間足で
2022年3月1日の22時の足です
この足がどうやって作られたのか確認するためために分解して
5分足で見てみると下がって上がって下がって結局元の位置で終わっています、どっちつかずです
ここに至るまでは上昇してきているので一応上昇しやすい環境ではありますが
こういうどっちつかずの時はエントリーせずに見送るのがお勧めです
上がるか下がるか分かりにくいし、しばらくこの極った状態が続くことも多いのでこういう時にエントリーしてもあまりいいことはないです
いつエントリーするのかと言うと、コマ足の高値安値に水平線を引いて
ろうそく足の実態がこの線を超えたところで確定したらエントリーしてみてください
上に抜けたら買い下に抜けたら売りです
逆張り手法に抜けた時だけエントリーするという方法もオッケーです
スラストアップとスラストダウン
ここまで解説してきたろうそく足のパターンは1本のろうそく足単体の形でしたが
スラストアップスラストダウンは2本のロソ足の組み合わせで判断します
2本の組み合わせで有名なものに包み足がありますが実はFXではきちんとした包み足ってほとんど見ることがありません
ですのでスラストアップスラストダウンを優先して覚えておいた方が
ためになると思います
スラストアップはこういう形で1つ前のろうそく足の高値を超えて確定してる状態のことです
ろうそく足がまだ動いてる状態、確定していない状態では、
まだスラストアップが成立してるとは言えないので注意してください
また高値を更新するだけではなくて終値が高値を超えた状態でろうそく足が確定する必要があるので髭で高値を超えたけど、その後レートが高値以下に戻ってきている場合はスラストアップではありません
ですのでこのように髭だけが抜けている場合はスラストアップではないので注意してください
スラストアップは上昇トレンドの勢いが強いことを示しています
スラストアップが連続して出現している場合それだけ上昇の勢いが強いということを表しておりトレンドフォローでトレードする時の判断基準にも使われたりしています
これが発生してる時は逆張りはお勧めできません
スラストダウンはスラストアップの反対でろうそく足の終わりねが1つ前のろうそく足の安値を下回って確定している状態です
下降トレンドの勢いが強いということを示しています
スラストダウンが連続して出現した場合は下落の勢いが強いということを示唆
していますこれが起きている時に買エントリーはあまりしない方がいいです
チャートで見てみましょうこれは6月29日ドル円日足チャートです
スラストアップが連発しており強い上昇トレンドになっていますね
スラストアップに対して逆張はだめだということです
しかし、下落中の上昇は戻り売りの場として売られやすくトレンドが終わりかけであっても下落トレンドから上昇トレンドにいきなり変わることは稀で間にレンジを挟むことが多いです
ですので、トレンドが切り替わったのを1度確認できた後に発生するスラストアップを捉えれば勝率が上がりやすいです
頭と尻尾はくれてやれという相場の格言がありますがこれはその通りです
慣れないうちはトレンドの頭は狙わない方がいいと思います
ろうそく足に関する質問で最も多いのがローソ足はどの時間軸を見れば勝てますか
というものです
正直見る時間足を変えただけで勝てるようになれるわけではありませんが
勝ちやすくなるということで言うと
まず1分足だけをずっと見ているような方法はお勧めできません
相場の全体像が把握しにくくどっちの方向に向かっているかよくわかりません
1時間足1本分が1分足になると60本なのでどうしてもシェアがピンポイントになりすぎてしまいます
じゃあ1時間足を見ればいいのと言うとそうでもありません
例えばトレードできる時間が2時間しかないのにずっと1時間足だけ見てトレードしたってなかなかチャンスはありません
お勧めは自分のトレードスタイルに合わせた時間軸をベースに上位足で環境認識貝足で細かい動きの確認をするという方法です
ベースは5分足でも15分足でも大丈夫です
大事なのはれぞれの時間軸を分けて考えるのではなく全部の時間軸を関連付けて考えないといけません
1時間足の抵抗線は15分足でも抵抗線ですなので全部ひっくるめて考えましょう
1参考例としては
1時間足が上昇トレンドで押し目形成中
5分足が下降トレンドという場合1時間足で見た押し目が
5分足てみると下降トレンドに見えているという可能性が高いです
1時間足で見られるこの押し目どう見てもトレンドは転換しておらず
上昇トレンドの中の押し目形成です
しかし5分足で見るとこうなりますなんかやばそうな下落に見えちゃいますよね
ですが1時間足で上昇トレンド中だということを確認しています
ですので、5分足で長めの下ひげが出始めたら
そろそろ買い時が来るかなと準備します
そして高値安値を切り上げたら買いでエントリーすればいいというわけです
これで綺麗な押し目買いができちゃいます
ろうそく足は世界で1番使ってる人が多いテクニカル指標です
普段ろうそく足をなんとなくでしか見ていなかった方も
これを機にろうそく足もしっかり活用しましょう
インジケーターを使わなくてもなんかトレードできそうじゃないですか?
ロソ足を舐めたらだめです
自分はこれに「コマセのインジケーター」を絡めて
エントリー根拠を増やしています💦
◎エリオット波動
※トレンド転換の判断に使います
エリオット波動論は欧米をはじめ世界中に多くの信奉者がいる相場分析法です。チャールズ・ダウより少し遅れて米国で活躍した株式アナリスト、ラルフ・ネルソン・エリオット(1871年~1947年)が編み出し、戦後の60年代になって再評価され、投資家の注目を集めるようになりました。
その理論は、単なる相場の値動きだけでなく、1000年単位の歴史の周期まで視野に入れた壮大なものです。
エリオット波動論を一言でいうと、「相場にはサイクルがあり、値動きには一定のリズムがある」ということになります。
エリオットは、過去のNYダウ平均を緻密に分析することで、値動きのなかに「上昇→下降」の波が一定の規則性をもって何度も出現することを発見しました。
これが「上昇5波・下降3波」というエリオット波動の根幹をなす値動きの周期です。
つまり、上昇相場は「上げ→下げ→上げ→下げ→上げ」という5つの連続した波動から成り立ち、その後には「下げ→上げ→下げ」という3つの波動による下降調整相場が続くというものです
◎フィボナッチ
※押し目・戻り・利確の判断の参考にします
フィボナッチとは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチ氏が研究した「フィボナッチ級数」を意味し、リトレースメントとは「引き返す、後戻りする」といった意味です。
フィボナッチリトレースメントでは、フィボナッチ比率に基づいた38.2%、61.8%と補足的に50%の水準がよく用いられます。
強いトレンドの場合は、38.2%前後の戻りにとどまり、弱いトレンドの場合は、半値戻し50.0%前後又は61.8%前後まで戻ります。
それ以上戻った場合には、このトレンドの起点となったポイントまで全て戻るという考え方が一般的です。
具体的には、任意の直近の高値(安値)と安値(高値)を結び、その下降(上昇)幅を38.20%、50.0%、61.80%で分割し、「戻り」の目標値を算出します。
上図では、AからBの下降トレンドがBを底(安値)に上昇へ転じています。
これがどこまでで戻るかを予想する時、Aからの下降幅をフィボナッチ比率で分割した水準(a、b、c)がその候補となります
◎PIVOTライン
ピボットは、J・W・ワイルダーによって考案されたテクニカル指標で、「リアクション・トレンド・システム」ともいいます。
ピボットは、タイプとしては方向性のない相場で利益を出すことを目的とするシステムですが、市場が突然ある方向に、それも急激に動いた場合は、自動的にトレンド追随モードに切り替わります。
そして、トレンドが終わるとシステムも再度アンチトレンドモードに戻るシステムといえます。
ピボットのアクションポイントは以下の計算式で算出されます。
基準値 P=(H+L+C)/3(H=前日高値、L=前日安値、C=前日終値)
難しい計算は抜きにしてピボット値から離れれば離れるほどサポートとレジスタンスのエネルギーが強くなります
R2(レジスタンス線)
R1(レジスタンス線)
P(ピボット)
S1(サポート線)
S2(サポート線)
ここで注意すべきことは、上記5つのアクションポイントは翌日(次の足)のみで有効となるという点です。
ピボットは、相場S4とR4の間に収まっている位置は持ち合い相場ととらえ、S1・S2の支持線接近で買い、R1・R2の抵抗線接近で売りとなります。(上昇圧力が強い場合はR3を突破することもあります)
また、S4・R4を抜けた場合はトレンドモードに入ったと考え、R4上抜けで買い、S4下抜けで売りとします。
また、支持線と抵抗線のレンジが狭くなってくるとトレンド変化の兆しと考えられ、レンジ幅の拡大は相場の振れが大きくなるリスクの高まりとみます。
実際のドル円の1時間足で見るpivotラインですこのラインを参考にしてトレードしまショーターなのでR1・R2まで来たら参戦の準備となります
特に大口の投資家が参考にしてるようです
実際のチャートではこんな感じです
◎MACD(知っておきたいインジケーター)
MACD(通称マックディー)は、移動平均の発展版で、更に売買シグナルにおいて精度を高くした、トレンド分析の中でも人気のある指標の一つです。
「移動平均収束拡散」又は「移動平均収束乖離」などとも呼ばれています。
トレンド形成時に威力を発揮するため、逆にボックス相場に弱いのが特徴です。
主にMACDとMACDシグナルという2本のラインの交差を売買のタイミングとして用いられることが多く、シグナルの発見が容易です。
活用法
売買ポイント①
図表の買①及び、売①箇所。MACDとMACDシグナルのゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り。
売買ポイント②
図表の買②及び、売②箇所。ゴールデンクロス後、MACDが0ラインを超えた 時点で本格上昇とし追随買い。デッドクロス後、MACDが0ラインを下回れば本格下落し追随売り
特にウォール街がよく参考にしているようです
◎グランビルの法則(位置を確かめる)
グランビルの法則とは、移動平均線を考案した米国のチャート分析家 ジョセフ・E・グランビル氏によって編み出され、株価と移動平均線の組み合わせや位置によって売買のタイミングを判断しようというものです。これをFX相場にも応用します
このグランビルの法則は、買いのポイントが4つ、売りのポイントが4つの計8つのポイントで構成されています。
それではこのグランビルの法則の出現パターンを確認しましょう!
それではこませが深堀中の手法です
こませの基本インジケーター2選
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