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LAP ジェンダー単元 事前課題

A. なぜ女性の賃金は男性よりい低いのか 
 この質問に対してまず私が感じた疑問は、賃金格差とは時給や日給の違いなのか、生涯年収の違いなのかということ。この疑問については、労働基準法第4条「男女同一賃金の原則」という決まりがあり、男女間の差別的な賃金の差を設けると罰則がある。そのため時給や日給における差別的な賃金差はなく、生涯年収の違いについてなのだと捉えた。
 これを踏まえて私は、ライフイベント、家庭の両立、男性の育休取得状況、職業の違い、出世や管理職に対する女性の考えが男女の賃金格差の理由として頭に浮かんだ。

B. 格差を説明するために、どのように優劣を可視化し、論理化しようとしてきたか
 私は男女の賃金格差を説明するために男女の正規雇用・非正規雇用の割合や、海外との育休取得の違いに関する資料を用いて可視化した。しかし、この男女の正規雇用・非正規雇用や海外との育休取得状況の違いについて、どちらが優れていて、どちらが劣っているのか、私は答えが出せないと感じた。

 この男女賃金格差について考えるとき、Aの問いで考える場合、私は単に男女間の賃金格差の原因となっている可能性があるものごとを考えた。この時、男尊女卑などの優劣と言える考えが頭の中にあった。しかしBの問いで考える場合、データや情報を使って可視化できるが、それに優劣の差をつけることができないと感じた。 
 個人的に、これらの質問で生まれた違いは、男女の賃金格差問題は男女の優劣のせいだという偏見を持たずに考えられるかどうかだった。


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