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日本ってなんでアメリカ崇拝なの!?

日本はもっとヨーロッパの文化を参考にすべきだ。ということについて書きたい。なぜなら、ヨーロッパの国々は日本同様に長い歴史を掛けて築き上げられた文化を持っているからである。 

現在の日本は、メディアの影響かわからないけど、アメリカ大好き国家である。多くの日本人は 海外=アメリカ をまずイメージするのではないか。いわゆるステレオタイプである。世界を知っている人からすれば言うまでもないことだけど、アメリカ文化とヨーロッパ文化って全然違う、世界を見てもアメリカだけ異端児だと言うことを知らない。日本はその異端児の真似ばっかりしてると言うおかしな現状を知らない。

アメリカって国は16世紀に誕生したのだから、わずか5世紀足らずの若造国家。一方で日本ヨーロッパの国々には、その何倍もの歴史がある。歴史が長いことが、国の良し悪しを判断する基準にするのが正しいかどうかはわからないけど、人間を例に考えてみてほしい。30歳の人が人生経験を語るのと、80歳の人が語るのではどちらが参考になるかな。もちろん、30歳の人が語る魅力的な分野も間違いなくある。しかし、それはあくまでも表面的な輝きに過ぎず、コアまでたどりつけるわけがないのである。長い間掛けて築き上げられた本質は、80歳の人に敵うはずはないのだ。

日本がアメリカの文化を取り入れ、参考としようとするのは、80歳の人が30歳の人の生き方を崇拝しているようなものだろう。なんともアホくさい状態である。こんなことをしている国は世界中探しても日本くらいじゃないかな。私たちは、日本という国の歴史や文化にもっと自信を持つべきである。客観的な視点に立ち、アメリカの良いところを取り入れる程度でいいんじゃないかな。政治的な要因からのメディアの影響があるのは明らかであるのは否めないが。

話題をヨーロッパと日本の関係に戻したい。ヨーロッパといえど、各国異なる文化であるのは言うまでもない。しかし、日本とどこかしら本質が似ているのは、歴史によるところだろう。長い歴史を重ねたことで、「愛とは何か」「徳とは何か」こういった人が生きていく上での本質になる要素が磨き上げられ、中心に位置する核に近づいていくからだろう。

もし80歳の人が人生に迷ったら、85歳、90歳の人から学ぼうとするでしょう。これは国にも当てはまる。日本が方向性に悩んでいるのであれば、日本よりも長い年月を掛けて作り上げられたヨーロッパの国々の生き方を参考にすべきでしょう。

後輩の生き方を参考にして、自分の行く末を決める人なんていない。

新しい発明を繰り返し、お金持ちになることは素晴らしいことだけど、それは本当に本質なの?ツイッター、フェイスブック、apple… 確かに我々の生活を便利しているし、彼らは莫大の富を生んでる。でも、勝てばいい、強ければいいってものじゃないよね。

「勢いがあって、若いなー」って、だけど「なんか、違うんだよなー」って思います。








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