SixTONES・『アンセム』MVについての考察


SixTONES NewAlbum「THE VIBES」リード曲・「アンセム」

MVが公開されました。

MV内におけるSixTONES universityのSixTONESについて考察したいと思います。

まだYouTube ver.のフルサイズではないMVだと思いますので、発売後に全てがひっくり返る可能性もあります。

ほぼ妄想です。

面白い虚妄癖だな程度にお付き合い下さい。


まず、授業中の教室にいると思しきジェシー。

周囲のエキストラの態度からもこれは確定と思われる。

ジェシーの態度は授業中にしてはお世辞にも良いとは言い難いが、まあ周りも酷い。

偏差値が地を這ってそうな大学。

授業を受けている最中のテンションがエキストラと同じ程度である為、共感を呼びやすい人柄であると見られる。

更にエキストラと共に画面に映ることでなんとなく友達が多いであろうことを示唆しているようにも思える。

更に更に、教室最後列の真ん中という席の位置も意味があるように思える。
(なんとなく北斗なら窓際最後列だった気がしませんか)

ジェシーはこのMVにおいて、交友関係や情報やそういうものの中心地であるのだろう。

同時に、舞台設定だけでは生徒でない可能性も有り得た訳だが、

授業中の姿があるので、ちゃんと彼らもこの大学の生徒だよ、ということを汲み取っておく。

ちなみに、MV初っ端ジェシーに寄っていく最中のカメラに映るエキストラの一人が「TOKYO」と書いた教科書(?)を持っているのが見える。

ジェシーが受けているのは観光学の授業なのかもしれない。



次に、階段組しんじゅり。

何をやっているわけでもなさそうだが、階段に座っている以上道すがらな訳では無い。

ただただ階段を椅子替わりに駄弁っている。

そして、後ろにエキストラが相当数いる事から、その場所があまり往来のない生徒の溜まり場であることも汲み取れる。

そんな階段のど真ん中に座れるキャラクターである事、後述のきょもほくと違って人目を避けようとはしない性格である事が分かる。

とにかく仲は良いらしいしんじゅり。

微笑ましい。


更に、教室に誰かを呼びに来た?と思しき髙地。

印象の為確証はないが、なんとなく授業を受けに来た感じではないような……。

じゃあジェシーを呼びに来たのか?

教室にはジェシーしかいないし……。
(確定では無いがMV内ではジェシーしか教室ショットがない)

もしかすると、この後一緒にゲームをする樹と慎太郎を探しに来ていたのかも?

その後、部室(or勝手に使っている溜まり場?)でのゲームが趣味らしき事が明かされる。
(他人は出入り不可そうなので部室?)

*追記:SONYのSixTONES公式Twitterにて「授業や、部活動の様子はこちら」という文面で動画の投稿があった為、おそらく部室で確定。*

樹・慎太郎と合流後、三人でのゲーム中に、樹が髙地を頼るように手に触れるシーンがある。

樹よりは髙地の方がゲームが上手い、もしくはやり込んでいる可能性が高い。

座る位置的にも、部室に入ってきた順番は少なくとも髙地が一番であったはずなのに、

樹と慎太郎は髙地を挟むように席に着いた事になる。

髙地の視点で考えた時、そう広くない部室に二人も人が入ってきたら、普通奥にズレない?

髙地にこの普通の概念が備わっていれば、樹と慎太郎は避ける髙地をわざわざ挟むようにソファに座り、ゲームを始めた事になる。

これも、髙地を挟んだ理由がゲームの教えを乞いたいからであれば納得出来る気がする。


部室のゲーム機も髙地が持ち込んだものである可能性が高いのかもしれない。

ただ、誰かを教室に呼びに来たり、コントローラーが三つある以上、髙地もみんなでいる事には積極的であることが窺える。

教室に誰を迎えに来ていたのかは、カットされている部分で回収されたらいいな。


ついでにジェシー・きょも・北斗の三人はこの部室にいるシーンがない為、あの場所が部室であり、髙地・樹・慎太郎が同じ部活に属していたとしても、残り三人も所属している確証は無い。

しかし、きょもほくは後述のパターゴルフガチ装備を大学のどこかに隠しているはず。

あの装備を家から持ってくるのはさすがに無理があるし、おそらくあの屋上がある棟内にパラソルやらなんやらを常備している部屋があるはず……。

そうなるとあの物の多そうな部室が怪しいのでは?という予想も成り立つかなと。

ジェシーは触れようがないけど、まあジェシーだけが所属してないことは無いと思う。知らんけど。



最後に屋上パターゴルフ組きょもほく。

パラソルを二本立ててベンチを置いて、パターゴルフのセットを出して、立派なクラブまで……。

空きコマの暇潰しにしてはガチ過ぎる装備にドン引きしつつも、読み取れることはある。

きょもほくの関係値が、わざわざこんな大袈裟な装備を屋上に立てて二人きりでパターゴルフに興じるような仲である事。

「こいつと二人なら今日はいいかな……」

とはならない関係値だからこそ、初っ端から色んなものを抱えて屋上へ上がったと見るべきなのである。

一人がやっている所にもう片方が入ってきた説は、パラソルの数から否定したい。

一人でやるならパラソルは二つも要らないし、

片方が誰かとやっていたがその誰かが離脱、それを埋める形でもう片方が来た

という可能性については、

慎樹髙地は紹介と集合のシーン以外ずっとゲームに興じているし、

ジェシーの個人ショットはずっと教室である。

後から特筆するが、ジェシー・樹・慎太郎以外の三人は校内でエキストラとの絡みがない。

故に、きょもほくがエキストラと絡んでいたとは思い難い。

メンバー以外が屋上にいた可能性も除外しておく。

そうすると、最初からきょもほくでパターゴルフの予定で屋上へ上がり、ガチガチの設備を作り上げて遊んでいた可能性が最も高くなるだろう。


先にも少し触れたが、ジェシー・樹・慎太郎以外三人には、全員集合以外のシーンでエキストラ
と同じ画面に入る事がない。

私はこれを、この三人は比較的友達が多い、メンバー以外とも交友関係がある面子だという示唆と見た。

つまり、エキストラと絡みのない残り三人はそうそう他の生徒と絡む事がないと見ることも出来る。
(人が入れない部室でのゲーム趣味の髙地と、わざわざ人目につきにくい屋上で遊ぶきょもほく)

内向的な三人の中で一緒にいるきょもほくは、かなりの精度で"いつも一緒"である可能性が高いと見ることが出来る。

紛れもなくSixTONESの作品なのに本人達の気まずい関係値が関与しない設定可愛すぎだし気まずすぎんか。

更に、もうひとつ。

きょもがゴルフクラブをかなりの大振りし、北斗が立ち上がるシーン。

運動音痴代表きょもの大振りはともかく、「!?」とあんぐり口を開けて立ち上がる北斗の反応は謎が多い。

パターゴルフなのにボールをノリで遠くまでかっ飛ばした坊ちゃんの奇行に驚いたのか、

坊ちゃんがボールを遠くまで飛ばせた事に「新記録!」とはしゃぎ驚いて立ち上がったのか、

状況からは意図が読み取れない。

しかしこの段階で北斗は、

いちいちきょもの奇行に驚嘆できるまとも男である可能性と、

罪悪感や可能性を考える事をしない大はしゃぎおバカの可能性を秘めている事になる。

そして残念な事に、この大学の偏差値が本当に低いのならば、後者の方が確率が高そうなのである。


Twitterで見かけたが、きょもの打ったボールがどこかの教室の窓にクリーンヒット。

割ってしまった事に二人で驚いた時の顔……。

という可能性も無くはないと思う。

が、その後ジェシーがきょもの打ったものと思しきボールを拾っているのでこれは違うのかなと。

窓を割ったならボールは教室の中に転がっている可能性が高いはず。

外に転がるには軌道が難しいが、別の棟の壁に当たって地面に落ちたというのが考えやすい。


ついでに北斗のパターゴルフもあまり上手い軌道ではなさそうだった。

言えることは、少なくとも二人はゴルフには大して詳しかったりこだわりを持っている訳では無いであろう事だ。

本当に暇潰しの為、「今日はパターゴルフでもやるか……」と適当に引っ張り出してきた道具であった可能性が高い。

関係ないけど、ゴルフ場やら打ちっ放しの施設が近くにないとすれば、University SixTONESは比較的都心にあるのかもしれない。

あまり広いグラウンドなんかの施設が大学の敷地内にないから屋上を使っていたり屋内競技のバスケに焦点を当てたのだとすれば、敷地が狭い都会の大学という事で、その辺も腑に落ちる、かも。


ここからはこれまで以上に、MV内のシーンを繋げただけの完全な私の想像です。

良い方のみお進み下さい。↓↓



都会にある比較的狭めの大学、University SixTONESの生徒六人。

授業に出席しては周囲と交流を深めるジェシー。

生徒の溜まり場と化している階段で駄弁る樹・慎太郎。

部室でゲームに興じる、仲がいい人とだけ過ごしたい髙地。

人目につかない屋上で暇潰しに全力を尽くすきょもほく。

彼らはそれぞれに繋がりがあって仲が良い。



ある日授業終わりに皆の元へ走って向かうジェシーは、どうしようもない理由でバスケの大会に出場出来なくなってしまった生徒の話を耳にする。
(教室から出て走っているジェシーがバスケ選手風の男とぶつかるシーン)

せっかく機会が潰れてしまい悲しむ友達を憐れみ、なんとかしてあげようと学内大会を計画。

部室にいる樹、慎太郎、髙地の三人に相談し、更にきょも、北斗を誘っていつもの六人が集結。

バンドやらDJやらダンスやら他の生徒のやりたいことも詰め込んだ企画にしようと続々と大きな企画に発展していく。

当日、イベントは大盛り上がり。

主催の彼らを中心に、イベントは最高の思い出となった……。


概要としては、こんな感じなのではないかというのが私の考察でした。


実はこの考察についてひとつ思うところがあり。

個人的に、この大会に出られなかった〜の理由について、

コロナや今の事務所の諸々や、色んな理由で理不尽に活躍の場とか思い出とかを奪われる所を立て続けに目にしてきた私達ファンに向けて、

彼らはそれを打破しようとしてるよ、

自分達の力で、本来あるはずだった楽しみよりもっと楽しい事を起こしてみせるよ、

と宣言してくれてる様な気がした。

彼らはいつでもteamSixTONES、関わる人皆でSixTONESと言ってくれている。

わざわざ"University SixTONES"銘打って、

"University SixTONES"内の生徒を助ける形でイベントを企画した。

それはteamSixTONES、つまりオタ活の場を奪われた私達を彼らが助けてくれる、もっと楽しいイベントを企画してくれるんじゃないか。

そんな希望を見た気がした。


そして、

このMVにおいて、ゴルフもゲーム(eスポーツ?)もスケボーもラジカセ(ラップ?)もDJもバンドもいろいろ出てくるにも関わらず、主軸がなぜバスケなのか。

おそらく明確な理由はない。

ただ、彼らとの関連性の薄い所に主軸を置いた事で、

彼らが彼らの為だけにやっている事じゃないよ、

これは誰か、メンバーじゃない他人の為であり、そうして計画した全く関連性の無いものを彼らは全力で楽しんでいるよ、

という事の表現のひとつだったのではないかと感じた。

その時にあるもの、できる事、そういうものを全力で享受して、楽しんでいこうというメッセージだと思ったのだ。


以上が、私の「アンセム」MVに関する考察の全てだ。

ツアー発表をソワソワ待ちながら、フルサイズMVに期待したい。

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