グレショー・アクションドラマについての感想と考察


こんにちは。

いつも通り考察というか、感想と疑問とこじつけを綴っていきます。

*一部文字数の関係でライバル高校をラ高と表記。五人が所属している高校はAぇ高。


○時間帯

※誤字※ 制服を着てる以上平『日』な事は〜


時間帯は陽が高い時間=10~15時くらい

本来腹が減る時間じゃない=10~13時を除外

佐野が拉致された=教室に居なかった
目撃者が四人に佐野拉致を伝え、四人が助けに行く事が出来た=目撃者の教室への出入りや四人がスマホを見て教室を飛び出す事が出来た
(目撃者も教室に居なかった事になる)
=佐野が拉致されたのは授業中ではない

財布を学校に置き忘れ取りに行けない=喧嘩終了時は授業中

と仮定した場合、

前半二つの条件で

13~15時(5.6時間目)

が浮上し、

後半二つの条件で

佐野拉致→5.6時間目の間の休み時間

喧嘩終了時→6時間目の授業中

という事になる。

ラーメンが食べたくなるのも頷ける時間帯だ。

ただ、佐野の財布という不確定要素が絡んでくる為、

佐野が財布を学校ではなく家に忘れていた場合はまた話が変わってくる。
(取りに行けない理由が授業中だからではなくなる為、陽の高い放課後でも成り立つ)

まあこれはニュアンスだが、もしも家に財布を忘れていた場合、「あ、今日財布忘れたんでした……」になる気がする。

そもそもドラマ内に登場するのはライバル高校というワード(つまりAぇ側も五人が同じ高校所属)だけで、佐野の家に関するセリフなどひとつもない。

忘れるとしたら学校だと思うが……。


○佐野の拉致現場〜四人が駆けつけるまで

前提。

このセリフがあるから気絶させられて運ばれた説も濃厚に。

正々堂々勝負しようねと四人(歳上仮定)に教わってきたのだとしたら、四人も佐野も複数人相手に戦い慣れ過ぎな気もするが。


ラ高の認識として、佐野ってめちゃくちゃ強いと思われてる可能性があるのでは?という話。

目撃者がいる疑惑。

これが四人のうちの誰かだったらそいつだいぶ冷静だし、モブにしてはそのモブは佐野を助けに同行しないんだな……という話。

末澤  ←仲間と助けに来そうだけど一人でも余裕そうだから一刻も早く来て欲しかった

こじけん ←格好付けたいが為に仲間と助けに来そうだけど後述の理由で除外

リチャ 「思ったよりおるなあ!」←拉致の空気感や規模を知らなさそう

正門  「こじけんちょっとやり過ぎやで」←じゃあ呼ぶな


こんな感じになるので、Aぇ高のモブが

「佐野くんが拉致られました! ライバル高の連中で、場所はいつもの倉庫です!泣」

みたいな報告を各々休み時間を過ごす四人に言って回った説が濃厚(というかドラマチック)だと思う。

モブが来ないのは佐野より喧嘩が弱い自覚があるからじゃないかなぁ。

佐野くんで敵わなかったら俺には無理だ、留守番してよう。的な。

一年生(仮)の佐野が5時間目の体育の授業終わりに更衣室で着替えて教室までの帰り道に校内に侵入していたラ高連中に連れ去られ……。

だった場合は四人が一緒にいて、着替えに時間を取られていた佐野だけが別行動でもおかしくないけど。

「動いたら腹減ったわ」のリチャのセリフを適応するなら、佐野だけ喧嘩前の段階から体育で動いていた分腹が減っているはず。

腹が減っていたから、って理由で普段なら抵抗出来るところを拉致されてしまったなら可愛いけど。

その場合解いてもらってすぐに相手をボコボコに出来るのは疑問になるのでさすがに違うと思いたい。



○五人の関係性

正門に俯瞰力があったとしても、晶哉を助けるのは誠也くんの役目、みたいな勝手な役割分担が脳内でありそう。

「やってるやってる♪」って他人の事を見る余裕はあるのにまだ拘束されている佐野に気付いていなかったのだとしたら暴力を見るのに夢中になってるヤバい人だし、

ラ高の頭の悪さもそうだけど、拘束されたままで放っておくと佐野が人質に取られるかもしれないって思考はないのかな。

あんまり佐野を戦力としてカウントしてない感じの動きだったのはリンチを受けていたから痛くて大して動けないだろうって判断なのか、

ただ五人の中では喧嘩が弱い方だからいつも姫プなのか。

にしては佐野を放してからの末澤は佐野を守ろうともしていなかったし、物凄く微妙なところ。

※会話をしていないというか、会話が成立するシーンがない。

佐野は全員に助けに来てもらっているので言わずもがな、

末澤とリチャは佐野を通してそれぞれ対話が成り立っている。

正門は小島と佐野にそれぞれ話し掛け返事は返ってきていないが、それなりに周りを見て感想を述べる等している為交流を持ちたい気持ちは汲み取れる。

問題は、ナレーションで現状を説明し、普通に喋ったと思ったら漫画のキャラクターになりきっている厨二病小島である。

佐野に無視され正門を無視し、歳上ふたりとは関わりがない。

ついでにやり過ぎと言われても尚反省の兆しが見えない。

キャラは立っているが人間関係においてどうなのかは、マジでちょっと微妙なところ。

リーダームーブが完全に末澤に乗っ取られている事もあって、Aぇ高の小島が慕われている様子が全くないのが。

正門の使命感。

後述するが、正門には何かしらの線引きがあるらしく、

複数人をボコボコにする自分はセーフ、ボコボコにした相手を積み上げて上に座るリチャもセーフなのに、見張りを蹴り飛ばした小島はやり過ぎ

というなんとも不思議なセリフを吐く男である。

これがもし行動についてではなく、小島個人にだからこそ行った注意喚起なのであれば、

正門→小島の間には何かしらの意図、正門が個人的に感じているやり過ぎ指摘の使命感があるはずである。

小島のみに

喧嘩なら良し、一方的な暴力はアウト、とか。

もしくは、目的が喧嘩の暴力は良し、(小島が蹴り飛ばした相手は恐らく見張りだったので)退ける目的での暴力はアウト、とか。

不良な事もあるので、喧嘩は悪い事では無いが、暴力自体は悪い事なのかも。

要は、格闘技の試合で行われる暴力は犯罪ではない、みたいな認識が正門の中にはあるのかもしれない。

正門小島の関係性と佐野の敬語、下三人が自分から末澤リチャに話し掛けない事から考える歳の差説。

ごくせんが前提になっている以上全員同じクラスな気もするが、それなら尚のこと(クラスが同じである以上他四人と離れる時間が少ないはずの)佐野だけが拉致されたのは不自然だ。

あと一時間で放課後にも関わらず、10分休みに友達のいる教室からわざわざひとりで校舎を出て拉致に遭う……っていうのはなかなか。


○佐野の性格

前述の後輩かな?って話。

一応ラ高に対しては「勝負しろや!!」というタメ口+命令口調のセリフもあるので確信は無い。

佐野が助かる事を阻止しようとしてる人があれだけいるという事なので。

ただのストレス発散のサンドバッグとして連れてこられたのであれば、不良達がわざわざ末澤といる佐野の周りに集まってくる理由がない。

佐野に集っている間背後を取られる可能性が高まるし、優先的に佐野を捕まえておかなくてはいけない理由があるのかも。

(「集まってきたやんけ……」という末澤のセリフから、他の誰かと戦っていたか他の事をしていたのを放っぽり出して佐野を倒しに来たことになる

=

他の誰でもなく佐野を逃がさない事が第一で、ラ高の人達の共通認識)

つまり何かしらの理由で佐野はラ高に狙われている可能性が高い。

ただし↓

佐野にも何かしら喧嘩についてプライドと美学がある様子。

あまり恨みを買うような狡い喧嘩はしていないのでは?と感じる。

逆恨みの可能性はあるけど、逆恨みで気絶させられてバットでリンチを受けるなんて最悪もいい所過ぎる。

小島のアクションシーンについて。

敵からバットを奪ってそれを使って殴るのは、果たして正々堂々なのか。

バット同士だからセーフ?自業自得的な?

身内が複数人でひとりをいじめてなければ言及してこないのかもしれない。


○正門の性格


正門基準謎問題。

正門→小島の関係性に何か特別な使命感があるのか、基準値がおかしいのか。

小島が漫画の再現の為ならストッパーがなくなる事を知っていて止めてるのかなあ。

絶対リチャの方が危なそうなのにとしか言いようがない。



○リチャの性格

短絡的というかなんというか。

バーサーカー的な要素は勿論、シンプルに単細胞っぽいキャラ。

登場シーンのセリフは佐野を助けに来た感じではなかったのに、肩を貸してくれる優しさも持ち合わせている変な人。


○美学

そもそも佐野のセリフが「一人相手に……正々堂々勝負しろや!」なので、

ラ高のやった正々堂々でない行いは拘束や人気のない倉庫に連れてきたことではなく、一対複数人だった事に対してのみ。

毎回大人数で喧嘩売ってくるなら新鮮に言うことではないだろうし、ラ高にもAぇと互角に戦える人間がいると見るのが正しい気がする。

そして、普段そのラ高の代表とタイマン勝負ばかりしているのだとしたら、「思ったよりおるやん」と言ったリチャのセリフも腑に落ちる。

佐野が拉致されました!という報告を聞いて駆けつけ、

代表のあいつ主導じゃないのに思ったより参加者多いやん(笑)

という含みを持っていた可能性が出てくる。

友達同士なAぇ高よりも、ひとりのカリスマによってまとめられ今下克上の機会を得ようとしていた奴までいるラ高の方が、実はドラマが詰まっているのかもしれない。



以上。


グレショー終了の報せにこんなに悲しいことはないと思いました。

これまで本当に楽しませてくれたグレショーに携わった方々が、どうか幸せでありますように。

そしてまたいつか、Aぇとお仕事で再会し、良い思い出として語り合う事が出来ますように。

Aぇの未来が明るいものでありますように。

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