ナイチンゲールダンスのM-1ネタについて考えてみる
こんにちは。
敗復から軽い気持ちでナイチン沼を覗き、先に広がるお抹茶周りの神保町沼に気が付いて怯えている激弱オタクです。
せっかく大阪住みなのに東京勢にハマりたくない。
タイトルの通り、ナイチンゲールダンスのM-1ホストネタについてダラダラ考えていきます。
考察なんていう程高尚なものではありません。
思った事や引っかかった事を書いていきます。
関係ないけど、設定を持ってきたであろうヤスさんは本当に客に怒鳴り込まれてるホストを通りすがりに目撃したんだろうなという気持ちになってじわじわきます。
おうおう道端でなんかやってらぁ…………これネタに使えんじゃね? なかるてぃんにホストやらせるか!!(ヤスさんのオラオラなかるてぃん大好き人格発動)
っていうテンションが急上昇していくヤスさんを想像したらちいかわの飯回を見てる気分になれる。
以下、ダラダラと考えてみたものです。
*前提*
M-1敗者復活戦で披露された『ホストクラブ』と、YouTubeにアップされている『ホストクラブ 完全別ボケver.』を参考。
同じ世界線として、状況やセリフのみを抜き取って考えていく。
ネタの設定はホストクラブ。
ヤス演じるホス狂と思われる女性(名前不明)が、担当(タクヤ)と連絡が取れないと路上で愚痴を言っているところから始まる。
ヤスがなかるてぃん演じるホストが働く店へ入店。
なかるてぃんのボケにつっこみつつ指名無しで席につく。
シャンパンを開ける。
(尚2人とも一滴も飲まない)
以上が2つのネタに共通するあらすじである。
なかるてぃんについては、「中野なかるてぃん」という名前でホストをやっていることが明言されている。
しかし、ヤスが演じる女性は、名前がミツイでない事以外の情報は無い。
躊躇なく免許証を見せている事から成人済みであることがかろうじて分かることくらいか。
(指ハートの下り)
ちなみに、「酒持ってこい」や「呑むしかねえだろ」となかるてぃんの飲酒を煽るセリフはあるが、両ネタ共にヤスが飲酒している描写は無い。
貢ぎ癖はあるがさほど酒が飲めない可能性もあると考えるとちょっとかわいい。
初対面で天然をかまし続けるなかるてぃんに対し、「こういう時ホストは格好良い名刺出すんだよ」とわざわざ教えてくれるあたりもほんのり面倒見が良いのかもしれない。
まあなかるてぃんには1ミリも伝わってはいない様子だが。
なかるてぃんの店内での役回りについて。
あの声の通り方ならシャンパンコールではさぞかし重宝される事だろうが、残念な事になかるてぃんは自分の声で酒瓶が割れることは把握していない。
酒瓶近くで叫んだことがないのであれば、ボトルを手にする機会がない=あまり人気はないとも取れる。
ついでにボトルに慣れていないことから人気なホストのヘルプによくつくわけでもないあたり、同僚に慕われているわけでもない気がする。
アドトラの運転は店から直接取った仕事というわけではなく、ドライバーとして別の業者を挟んでやっている副業なのだろうし、なんならなかるてぃんの働く店の宣伝カーかどうかすらも定かでは無い。
そそっかしい上他所の店のアドトラを運転している人間は、確かに同僚から信用を買うことが難しいだろう。
乗り換えの多い大手町であるなら尚のこと、客を取られると警戒されている可能性も高い。
(これを警戒されてヘルプにつかせて貰えない可能性も)
そもそも人気もないのに乗り換えの多い大手町とは、と言いたくなるが、ホストは掛けやら煽り文句やらで誇張してナンボの生き物らしいので一旦置いておこう。
一応検討しておく可能性として、爆弾のリスクについても上げておきたい。
多くのホストクラブにおいて、ルールとして店内、または系列店内で既に担当がいる客を奪い取る行為を禁止している。
この行為を含めたいくつかのルールを犯すことを爆弾と呼び、かなりの金額の罰金等が発生するそうなのだが、ここで疑問が沸いてくる。
なかるてぃんの働いている店にそういった規則があると仮定した場合、恐らく積極的にそんな事はしに行かないはずだ。
なかるてぃんはタクヤの客を取っても問題ない。
つまり、なかるてぃんの働いている店とタクヤの店は別である可能性がある。
問題はコント開始直後、「ここだよここ、今日うち誕生日なのにタクヤが連絡取れなくてさぁ」とヤスがなかるてぃんのいる方向を指さしているシーンである。
勿論なかるてぃんのいる店の事に思えるのだが、その後ヤスは続けざまに「ドラえもん働いてんのか」と驚いたようになかるてぃんを見つける事から、店に通っているはずのヤスはなかるてぃんを見た事がないようだ。
なかるてぃんがヤスに身分証を求めるシーンもある。
ヤスの言う「めちゃくちゃ貢いだ」がどの程度通ってどの程度の金額を支払った事なのかは分からないが、ワンオペで店を任せられる程のなかるてぃんが、太客?であるヤスの出入りを知らないというのは微妙なところでもある。
あの言い方をするヤスに限って毎回キャッシャー会計というわけでもないだろうし……。(これは偏見)
「(店の名前)の大手町の中野」ではなく「歌舞伎町の大手町の中野」となかるてぃんが名乗るのは、店内の客を奪い取るのではなく、歌舞伎町中の店からホス狂の女性を自分に心変わりさせるという意味での事であるとも取れる。
(勿論ボケの文脈だが)
なかるてぃんもタクヤを知っている前提で話を進めるヤスの文脈からするとやはり同じ店である気もするのだけれど、爆弾制度を導入している店はかなり多い。
ヤスの演じる女性のキャラクター像はワンオペのなかるてぃんにビンダを煽るしそもそも殴り込みに来るような性格である。
聞く側の事を考えずに話しているとも考えられる為、可能性として挙げさせていただく。
まあなかるてぃんが本当に乗り換え先として人気なのかどうかは疑問符がつく為、1人2人心変わりさせた事からそういった煽り文句をつけられていると見るのが妥当である気はする。
余談。
両ネタ共に、コント導入後セリフの「ここだよここ、今日うち誕生日なのにタクヤが連絡取れなくってさぁ」と誰かに愚痴をこぼすようにヤスは言うが、
別ボケver.で来店後、「何名様ですか?」「1名だよ」「えー、見えなーい」というやり取りがある。
ヤスは1名と主張するが、先程まで誰かと会話をしている風の口調だったことを考えると、「全然2人に見えるよ」というなかるてぃんのセリフは軽くホラーである。
中盤から終盤に差し掛かる頃、ヤスの誕生日を祝う為、シャンパンを持ってくるなかるてぃん。
ラストの「♪Happy birthday to you(最高音)」の後に「あっグラス割れた」と言っていたなかるてぃんだが、恐らく割れたのはボトル。
ヤスが「高ぇんだぞ」と怒っていたが、あまりグラスに課金する人はいないだろう。
ついでに、指名無しで席に着いたかに思われたヤスだが、タクヤがこの店在籍であった場合、流れるようにタクヤ(いないけど)を指名し、タクヤにボトルを入れた可能性もある。
初対面で指名もしていないなかるてぃんにヤス曰く高いボトルを入れるとも思えないし、そもそも指名していなければボトルの売り上げはバックに入らない制度になっている店も多い。
殴り込みに来たが、とりあえず来たからボトルを入れるカモ根性の根付いたホス狂ヤス……。
あと、この説が正しいとすれば飲んだとしても一銭にもならないなかるてぃんがボトルを割ったのは、偶然の産物だったとしても正解なところが頂けない。
なんかヤスもなかるてぃんも可哀想になってきたけど、ヤスの担当がなかるてぃんになったところでハッピーエンドに向かうかどうかは微妙そうなところがまた。
まあ大手町の本領発揮してくれれば、それはそれでかわいいけど。
あとこれは本当に関係ないけど、高校卒業までに5年かかったこの世界線のなかるてぃんは、大型トラックの運転免許を取得するのにどれくらいの期間がかかったのだろう。
高校を2年も留年とは、この頃から夜職をしていて遅刻や欠席が多かったから5年もかかったのか、シンプルにめちゃくちゃ成績が悪かったのか。
前者だとしたら、高校生を雇うような店ってわざわざ客の身分証を確認したりするもんなのか……。
ミテコが問題起こしてガサ入れが入るとバレる可能性があるから、余計にきっちりやってたりするものなのかな。
あとモテ男ランキング5年連続1位が指名無しでついてくれる店普通にいいな。
誰がつけたランキングかは知らんけど。
以上、嫌われ者のポンコツ富豪なかるてぃんと、虚空に話し掛け変なホストにシャンパンを割られ虚無に金を払ったと思われる不憫ヤスについての考察でした。
考えれば考えるほどシュールだった。怖。
大阪単独2月行けないのしんどい。
頑張って生きます。
それでは。
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