親なきあと学習会を行いました(11月28日)
11月28日(火) 13:00~15:00にオンラインにて親なきあと学習会を行いました。今回は親なきあと相談室関西ネットワークの藤井奈緒さんをお招きして「誰もひとりでは生きていけない~だから知って欲しい親なきあとについて」と題して親なきあとに実際、困ることやどんな準備をしておくとよいのかというお話をいただきました。
その後、いぶきから「エンディングノートプロジェクト」の活動報告を行いました。
オンラインということもあり、全国から40名ほどの申し込みをいただきました。
藤井さんの講演では実際に困ることを事例を交えてお話しをいただきました。身の回りのことや住まいやお金やお墓や医療など将来のことまで、心配なことはたくさんあるけど、寄り添ってくれる存在を増やすことが大切で、そのために今できることを考えて残しておけるとよいという話をしていただきました。
揺れ動く親の心を表現しながら親なきあとの問題を語っていただき、まえむきに取り組みたいなと思えるお話しで参加者とうなずいたり、時には笑ったりしながら納得しながら聞きました。
その後、いぶきから現在まで行っているエンディングノートプロジェクトの活動を職員の可児と保護者の松原さんから報告しました。
可児からはエンディングノートを通じて仲間の生きてきた歴史を知ることの重要性をお話しし、松原さんからは思っているけどなかなか行動に移せないもどかしさを語っていただきました。
活動内容は報告集にもなっています。以下のサイトでもPDFでご覧いただけますのでよろしければご覧ください。
最後に、グループホームと成年後見について意見交換をしました。一つの制度を利用したから、すべてが解決しないところがあり、親なきあと問題が多岐にわたっていて簡単には解決していかないことを感じ、より一層準備をして、頼る人を増やしてくことが大切だと感じました。
本学習会は申し込みいただいた方にはアーカイブ配信を期間限定で行っています。ご興味のある方はいぶきまでお問い合わせください。
社会福祉法人いぶき福祉会 担当森
058-233-7445
ibuki.m@ibuki-komado.com
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