SenseRobot(センスロボット)布石対局日記①9月30日
囲碁講師の井場悠史です。
皆さんはSenseRobot(センスロボット)はご存じでしょうか?
最近碁会所などで見かけるようになった
囲碁AIが搭載されていて、
レベルも初級者~プロのみならず、さらに強いAIとの対戦もできます。
オンラインにつなげれば、友達対局なども楽しめます。
詳しい機能などは↓のリンクから見てみてください。
センスロボットは
お世話になっている碁席秀策さんや囲碁将棋喫茶樹林さんなどで
楽しめるので僕も日ごろから打たせてもらっています。
皆さんもぜひ遊びに行ってみてください。
普段から布石力向上プランで布石の取り組みをしていることもあり、
布石の勉強には丁度良いのかなと思い、
これから布石の練習をした対局を振り返っていければと思います。
今回は私が黒番。
センスロボットは一番強いレベルの「頂点対決」です。
それではよろしくお願いします。
実戦①黒星小目から小ゲイマジマリ
黒1,3の星小目から黒5の小ゲイマジマリは
よく打たれるようになりました。
白8のカカリはめいっぱいの手です。
黒11はバランスを考えました。
白ヒラキ
白8で白1のヒラキには
黒2のカカリから黒4とツメ、黒6のケイマと
積極的に攻めるような手がおススメです。
黒のハサミの位置
黒1のハサミだと白2がヒラキも兼ねたハサミ返しとなり
黒は力が出にくい展開となりそうです。
白ツケから三々
実戦白12の二間ビラキはAIと対局すると
よく打たれるような印象です。
布石研究をしていると白1のツケから白3の三々は通ります。
黒12まで変化の一例で次に白13と積極的に仕掛けていくまでが
セットです。
このあたりの変化は以前取り組んだ布石でもあります。
興味のある方はぜひ。
実戦②黒トビに白一間ビラキ
続いて黒13のトビは右上白も攻めたいので自然なところですが、
白14が非常にしぶとい手です。
ここからの展開はなるほどといったところでした。
次回じっくりと見ていきたいと思います。
お知らせ
布石力向上プランでは
様々な布石を通して、上手くいく構想などを考えていきます。
布石の構想がしっかりとすれば、その後の方針も立てやすく
一局を通して力が出しやすくなってきます。
現在はプロを目指している子達が中心となって取り組んでいます。
興味のある方はぜひご参加頂けると嬉しいです。
youtube 「踊る碁会所チャンネル」
youtube 「18と囲碁」
より良い成長に繋がるよう頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します。