まとめその2

(3)
人間は自らが完全であることを悟るために生きている。

常に、今いるこの場所が最善の場所であり、そう思えない時、その場所はその人にとっての課題であると言える。

人の本質は無限であり、完全であると言うのに、どうして我々の現実はかくも苦しいのであろうか。それは、あなたの意識に欠落があるからだと言う。意識に欠落がなく完全であれば理想の現実を謳歌できる。

意識に欠落がない、完全であると言う事は何も不足を感じていないということである。何かを無性に欲することがない。

心が満ち足りている状況。だから、今がどんな状況でも心が満ち足りているならば、そこがベストな場所であり、また次々と望む現実が展開されてゆくのである。

心が満ち足りていなければ、その欠落したものを反映した現実が次々と現れてくる。よって、不足を感じている心に合わせた現実を見ることになる。


ではどうすればいいのか。

たとえ今の状況がどのようなものであれ、それが完全であると、ベストであると、ただ信じることである。もっと別に手に入れたい状況があるなどと思わずに。

今この瞬間、あなたは満たされているか、それとも不足を感じているか、どちらを信じるかはあなたの選択次第。だから、どんな時でもこの瞬間、自分が満たされているのだと心から信じていくこと。

人間は弱い。だから、過去に繰り返してきた習性から、または、周囲の人間たちの影響から、どうしてもすぐに不足を選択してしまう。しかし、それではあなたの現実は永遠に変わらない。あなたの周囲の弱い人間と同じく、永遠に満ち足りることのない人生を歩むことになってしまう。

気づいたなら、もうやめよう。今この瞬間から、どんな時も今この瞬間の満たされていると言う感覚を心から信じて感じるようにするのだ。そうすれば必ず全てが変わり始める。信じなさい。すべての言い訳をやめて。



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