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ナナツアーは説得力だった

ナナツアー見終わりました。
セブチを5年ほど緩く追っているよわよわCARAT、このタイミングで覚醒してしまい、居ても立ってもいられなくなったので書いておこうと思います。
半分知人に勧められた義務感で見始めたナナツアー…細かい内容は語ればきりがないので置いておきますがとにかく良かった。
何でこんなに胸を打ったのだろう?といろいろ考えて、大きく二つの理由があったのかなと思います。
一つ目は今まで半信半疑だった彼らの「人間性」が裏打ちされたこと。
私自身ユルユルとはいえ5年前から存在を知っていたSEVENTEEN、近年の躍進は目覚ましく。熾烈を極めるKポ界でどんどん有名に、どんどんデッカくなっていく彼らに対してどこか人間離れした感じを抱いていました。エンターテイメントおばけだらけのKポグループの中でもまごうことなき実力派、歌がうまい、ダンスがうまい、曲も作れる、おまけに人間も出来ているとなれば超人ではないですか。ちょっとそれは信じ難い。ちょっとさすがに芸能界を生き抜く上で擦れてしまっている部分はあるだろうと。バラエティのために演じている「つくりもの」感や、人間関係の綻びはどこかで出てくるだろうと思っていました。(しかもここまでガチな旅行企画だとは知らずに見始めたから)
しかし全然そんなことはなく、むしろ私が期待していたより遥かに大きい幸福感を与えてくれました。「楽しく見れる」と「不安なく見れる」がちゃんと両立しているといいますか。旅番組としても楽しいんですが、見てて不快になったりちょっと心配になったりする場面が本当に無い。どんな人間でも13人(今回は12人でしたが)、しかも異国に泊まりで1週間となるとおのずとストレスや不和は生じるのが当たり前だと思っていました。けどまあ旅番組だしそういうのには目はつぶろうか、とも。ところがなんかこの人たちすごく一体感がある。かわいそうな人が一人もいない。盛り上げ役も居れば、ゆったり自分のやりたいことを楽しんでいるメンバーもいる。でもそれでいいよね。各々の考え方、楽しみ方に上も下も、良いも悪いもない。互いをちゃんと気遣える。一緒に楽しみたい。全員がより良い時間を過ごしたい気持ちを持っている。そういうのをすごく感じました。セブチは仲が良いというのは前から知っていましたが、なんかそういうのを超越したところにいる…。通じ合っているというか、一心同体といいますか。人間が出来ている。全然いい言葉が見つからないんですが、これが、この業界で長年やって来れた所以なんだなと腑に落ちました。本当に知らなかった。もしかしたらいい部分だけを切り取って見せられてるかもしれないけれど、それでもいいと思うほど、見ていてすごく気持ちが良かったです。

二つ目の理由は、多忙を極めるアイドルを推す罪悪感から私自身開放されたこと。
以前から、よわよわCARATですら分かる常人離れしたスケジュールをこなすセブチに「休んでほしい」と思ったことは数知れず。しかし彼らが身を粉にして働いているのは他ならぬファンの為。自分たちが推しを忙しくさせているという罪悪感は誰もが抱えてるものと思いますが、私の場合はその罪悪感の大きさが本腰を入れてリアルアイドルを推せない理由になっていたと思います。
そんな彼らが、カメラが入っているとはいえ7日間の旅行をめいっぱい楽しんでいる姿を見て、私はしっかり救われてしまいました。。冒頭で1年先までスケジュールがびっしりと言われていたのにも胸が痛みましたが、ちょっと狂気すら感じるほどのガチの騙しにより7日間の休暇を得て、思い思いに非日常を満喫している姿を見れたのは本当に嬉しかったです。自分たちを知る人がほとんど居ない場所で、素顔を晒して、何も気にせず歩ける場所で、思い思いのことを感じて、ゆっくりできている皆を見ることができて本当に良かった。幸せそうでよかった…。
てかCARATがセブチの働き過ぎを心配しているのは本人たちにもしっかり把握されているんですね。それを気遣ってくれているメンバーはなんて優しいのか…。

あとこれは余談ですが、私がよわよわCARAT故に、ナナツアーを通して衝撃が走ったことがありました。
皆がミッションの書かれたカードをめくる時に同じピンキーリングをしていることに気がついたんです。そうです私ピンキーリングのことを知らなかったんです。ナナツアーを見て知りました。その時の心境↓

とんでもねえ…少年漫画じゃん…凄いよ…

というわけで、ナナツアーを通して、今まで何となく凄いと思っていたSEVENTEENのすべてが、私の中で急に「説得力」を持ち始めました。ナナツアーは説得力でした。本当にすごいこの人たち。全員が紛れもなく同じ方向を向いている。本当にメンバーのために、ファンのために、楽しませよう、いい時間を過ごそう、いいものを作ろうと思っている。この人たちだからあんなにすごいエンターテイメントを作れている。
とはいえ時にはぶつかることもあったと思います。私がよく思うのが、一般人ですら同じ仕事を10年続けるのは難しくて職を変える人もいるのに、ましてや芸能界で生き残りつつ10年近くやっていくのはどれほどの苦労があるのだろうと(比べるなといわれればそうだけど)。辞めたい、辞めよう、になったことも絶対あっただろうと勝手に想像しています。けれどその度に話し合いを重ねてここまで来たのだろうなと。ナナツアーの最後でも皆集まって話していたように。それってすごく良い人間関係だなと。

なんかもう素晴らしい。すごい誇らしいな。そう思ってから、今まで新曲のプロモーションのときくらいしかまともに追っていなかったセブチに狂ったようにハマり、weverseに登録し、カラット棒を買い、youtubeで毎日片っ端から動画を見て、韓国語の勉強を始めて、noteでセブチへの思いの丈を綴っているCARATの皆さんの文章を読み、私も書かずにはいられず、こうやって書いています。自分でも何が起こったのかよくわかりません。東京ガスのCM(母の推し活編、ググってね)の人みたいになってしまった…。丁度スタジアムの抽選真っ只中なので、応募しましたが…胃が痛いです…。

とにかく良かった。ありがとうSEVENTEEN。ありがとうナPD。ありがとうナナツアー。皆がずっと幸せでいられますように。

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