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すき家 #バイト後のひとり外食 EP.1

 バイト終わりに、一人で外食してしまうのは大罪だ。家で食べれば安く済むのに、バイトで稼いだお金はそこで胃袋に入ってしまう。けど、やめられない。それなら、その意義を見つけたい。

 外食する気はなかった夜に限って、牛丼屋が目に入って、頭から離れなくなる。財布も持たずスマートフォンしか持っていなかったのもあり、キャッシュ決済できる店がいいという条件にも合致。一度通った道を引き返して牛丼を食べることに。

 「つゆだく」を頼みたかった。なんかお得な感じがした。大盛り無料みたいな。だけど久々に入ったその店は、タッチパネル注文式なっていて、「つゆだく」の欄がなかった。タッチパネル式の店に初めて腹が立つ。店員とのコミュニケーションをもっと重視してもいいんじゃないか。「つゆだくで」と頼んで、「はい」と笑顔で返してくれる店員さんがなくなることを本社は容認したのか。コストカットがここまで来ると寂しい。

 名前は忘れたが,にんにく・レモン・ねぎが乗っている牛丼を注文。どうせ寝るだけだし、と並盛にした。とてつもなく美味しい。にんにくとレモンと牛肉とご飯が一気に口に存在している。罪だ。味はケンカしている。けどうまい。うまい。ミシュランの星をつけることで、食えている人は(今思えば、料理評論家ってどんな職業やねん)、これは下品だとか言うのかもしれないが、うまいのだ。うまいのに理由なんかいらない。

 バイト終わりの1人外食の意義とは…

 あ、充電がない。このままじゃバーコード決済できなくなる!今日はここまでにしましょう。では。

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