登場人物(家族や友人知人 ※実話にもとづく)

タケウチ:タケウチ家の長男。3歳年上の姉がいる。彼女の息子である2人の甥達を可愛がり過ぎたことも “事件” の発端。高校時代より、あるスポーツに夢中になったのちドットコム企業やGAFAMのすみっコではたらく。変わった症状により闘病生活をおくっている。何故か著名人の知り合いが多くいるが、父親譲りの発達障害によるもの。

イチオ:タケウチの父。
大学教授。間違いなくADHD。凄まじい多動力を発揮しながらも2022年3月に他界。その家族葬における、タケウチの上の甥による弔辞も事件の鍵のひとつ。タケウチが甥に語った「竹内家謎人脈」の着想はこの父から。

チズル:タケウチの母。
大連生まれ。引き揚げ時はかなりの苦労をしたらしい。かつて、ある“任務”に就いていた父親 (テルジロウ:タケウチの祖父) に憧れて育った。また、タケウチは、母ちゃんが “夜毎、楽し気に口ずさむ讃美歌” から、ある可能性に思いが至る。

ミノリ:タケウチの姉。
スペイン語に堪能。その一方、ミスコンテストとミ ”セ” スコンテストの違いを場違いなところで力説したことから、姉の長男であるタケウチの上の甥も...。

イッペイさん:タケウチの姉の旦那。
葛飾区出身。亡き父上は東京タワーの塗装をなさる。タケウチはイッペイさんの息子である甥達を勝手にスカイツリーへ…。

ジャガー:タケウチの上の甥。
タケウチのよき話相手。鉄道、野球、旅が趣味。プールが苦手。巨人ファン。

ドナルド:タケウチの上の甥。
あの子はあなたの玩具だから」「あなたの小さい時に似てる」by 母ちゃん。(一族に背を向けて)阪神ファン。

カズトヨ:父方の祖父。
小学校校長。養子だった。香川でも蕎麦を食べたがるカズトヨのキャラは、タケウチにも引き継がれている。

ヨネミ:父方の祖母。
タケウチの脚のかたちはこの祖母に似ている。小学校教諭。毎朝、八十八ケ所のお寺さんへお参りしていた。天気予報のF氏はカズトヨとヨネミの教え子である。「ようけ」が口癖。

ワルエ:父方の伯母。
破天荒。地デジ移行時、タケウチにテレビをプレゼントされる。吹田市に住んでいた時期も。「勝手知ったる我が家」が口癖。

ピヨコ:父方の叔母。
両親のように教師になることを嫌がり主婦に。タケウチが親戚の子供の相手をする際の手本。公民館でのコーラスが趣味。

カツキチ:父方の叔母の旦那。
町役場の課長。かつては駅伝の監督。身内にインターハイ出場者を数多く輩出するも、彼の指示通りに四股を踏むと太腿部 “前面” が張る。とある有名漫画家の従兄弟にあたる。

ケンボウ:父方の叔父。
タケウチ家の不義理で苦労を強いられる。ケンボウの娘であるタケウチの従妹は、幼い頃よりタケウチの上の甥と同じ病気に苦しめられた。ケンボウは娘の結婚の意図に気付いていない…。

テルジロウ:母方の祖父。
幼稚園の園長。声楽を志して上京した過去がある。戦前、大連に"職"を得る。若い頃、超美男子だった。口癖は「ダンケシェン、ビッテシェン、シンカンシェン」🚅💨

ハツヨ:母方の祖母。
会計が苦手で、幼稚園の保育士たちに呆れられる。特技は料理、裁縫、習字、そして幼稚園の若い保育士たちを腕相撲で負かすこと。蜜柑で手の平が真っ黄色。晩年、人の良さが災いして…。

ヒロシさん(関口さんの旦那さん):タケウチの実家近所に住む。闘病中でいらっしゃるが、孫の成長が楽しみ。最近、タレ目。

アケヨさん(関口さんの奥さん):ドローンの発見者。タケウチと世間話で盛り上がるのは「やっぱり教師の家系って…。」という暗黙の合意によるもの。元銀行員。

関口さんのおじいちゃん:鹿児島県出身。タケウチが家出から帰宅した直後に他界。タケウチはその時のお爺様の笑顔が忘れられない。玄関脇の椰子の木は郷里より持参。

関口さんのおばあちゃん:生前、タケウチを非常に可愛がって下さる。目が特徴的。

リカちゃん(関口さんのお孫さん):小学校入学早々、リーダーシップを発揮しているとの噂。リカちゃんの叔父は、タケウチと同じ町高出身であることから、カレー店からの "配信" を観ている可能性がある。

井川さんのおばさん:京大出身。生協の組合長。

脳外科の主治医:脳脊髄液減少症における権威のお一人。タケウチは2022年2月よりお世話に。陸上とバドミントンで都大会出場のご経験も。あのプロ野球球団の大ファン。 

脳外科のもう一人権威の先生:眉毛と笑顔が素敵。先生の見つけた論文が…。

内視鏡手術の得意な整形外科医:有名スポーツ選手を多く診る。英語に堪能。じつは腹筋が割れている。

アサノ店長:仲見世商店街で親子三代続くカレー屋の店主。事件をコンテンツ化する発想をタケウチに与えた恩人である。都立高校の先輩であり、弁護士をタケウチへ紹介した事をキッカケに摩訶不思議な “はからい” が始まる。同窓会員役員。多くの有名人もお忍びで訪れる同店の名物は “カツカレー”🍛

てんてん:アサノのアルバイト店員①
地元の惣菜屋のお嬢さん。パーカーやスウェット率が高い。タケウチの目下の関心事は、アサノ先輩の目を盗んで彼女の趣味を聞き出すこと。最近、彼氏が頻繁に来店。

黒髪キララ:アサノのアルバイト店員②
福岡出身のベイスターズファン。アサノ先輩は、彼女の博多弁を聞くことを目的に仕事中でもちょっかいを出す。スタジアムでのビール販売に関する仕事が本業 ”らしい”。

けんけん:アサノのアルバイト店員③
検査技師になる為、専門学校に通っている。彼女が、アルバイトの合間にタブレット端末で勉強なさっている姿を拝見して、タケウチも心を入れ替える。

いよちゃん:アサノのアルバイト店員④
伊予弁を話す今治ご出身の女性。タケウチは彼女と出生地である松山のじゃこてんや鯛飯について語りたいが、いつもはぐらかされる。

※タケウチは、アサノでの“務め”を諦めかけた際、これらのアルバイト店員たちが必死に笑いを堪えていることに気付いて考えを改める。

守谷弁護士:アサノ店長より紹介していただいた弁護士。タケウチと高校、大学が同じ。裁判を得意となさる。タケウチが、テレビのインタビューを受けた際に守谷先生を "イケメン" と評したその意図は…。

中原先生(脳外科医の同級生):タケウチの高校のクラスメイト。在学中、山岳部の顧問により “雪山での酷い仕打ち” を受ける。タケウチは、その一件が彼の人格形成に与えた影響を気にしている。

マサタカくん(脳科学者の同級生):やはり、町高のクラスメイト。2017年、新書を上梓。タケウチの上の甥、ジャガーに会ったことがある。彼の東大現役合格はタケウチのお陰と言われている(単に、余計なことをしてメンタルを鍛えただけ、との説も)。従妹には五輪メダリストも。

キュッちゃん(高校の同級生):タケウチと合コンをしたことがある。彼女の元勤務先は日本で最初のプロ選手のスポンサー。タケウチは、マサタカくん、キュッちゃんの クラスメイト3人からなる LINE グループ に参加している。いくらメッセージを送っても、返信はない。ところが、"既読2" となることから「先行配信」と題して事件の裏話の ”初稿” を送信し続けている。グループ人数を増やし、LINE Pay 支払いによるサブスク購読を促すことがその狙い。

浪速ちゃん:キュッちゃんは、卒業後の彼と長門くんのことを気にしている。一方、タケウチは、ネットサーフィンの大好きな浪速ちゃんが自分のことを影で見守っていてくれると "勝手に" 信じて疑わない。

野球の仕事をする大学の同級生:タケウチの病気のきっかけとなる骨折時に「転んだからには、ただでは起き上がるな。」の名言を授ける。日ごろの鍛錬として同級生たちに、ひたすらニックネームを与え続けている。タケウチは「オフロのオジさん」♨️

Beast:タケウチが10代の頃に知り合った恩人。上の甥、ジャガーと同じ症状を乗り越えワールシリーズチャンピオンに。ビールよりアイスクリームが好き。"Livin’ on a Prayer"

Jan:Beast のかつての妻。お猿のようなタケウチへ、犬に芸を仕込むかのように英会話を教えた。後にタケウチはその芸に救われるが、2015年に彼女が祖国で殿堂入りしたことをまだ祝えずにいる。"I like something diffrent from others."

Sue:カレー嫌いの元トライアスロン選手。宮古島大会にも出場している。"Are you good condition?"

トシ大先輩:何かとタケウチとご縁のある日本最初のプロ選手。当時の向上心を現在は格闘技に向けていらっしゃる。息子さんたちのやんちゃぶりは将来の大物を予感させる。彼らにはタケウチも目を見張っており、事件の解決後、子守をして御恩返しするつもりでいる。

ハルちゃん:博多弁女子。お父さんは韓国出身の漁師。料理が得意。タケウチの扱いが上手いその理由は…。

ルミちゃん:お向かいのマンションの前で母親と幼稚園バスを待つ女の子。半年前は号泣しながら嫌々バスに乗っていた。ハルちゃんも気にかけている。タケウチは、事件が彼女のお受験に与える影響を危惧している。

イワキさん:ルミちゃんのマンションの管理人さん。玄関が輝いているのはこの方のお陰。タケウチはルミちゃんのご両親にイワキさんの説得を依頼する。それまでは「原町田のサンタさん」などとお呼びして必死におだてていた。少しだけ角野卓造に似ている。

丸田さん:マンションの管理人。お掃除が大好き。タケウチの父と郷里が近いことから意気投合。耳が遠い。「そんなもんよ」が口癖。

大添さん:超ベテランの児童心理士。丸田さんのマンション最上階にお住まいだが、隣の飛行機の堕ちた土地に新しいマンションが出来たことから、視界が遮られてしまう。タケウチとは、原町田中央通りで、発達障害談義や虐待談義でおおいに盛り上がる仲。

キヨコ先生:タケウチかかりつけ内科クリニックの創設者。じつは、Beast の故郷にいらしたことがある。タケウチが脳脊髄液減少症の対症療法である点滴をここで頻繁に受けるその真意は…。

徳光マネージャー:ご家族の事情により、15年前にオーナーである旦那様とコンビニを開業。いつもオススメ商品を教えて下さるタケウチ憧れの女性である(=建前。同コンビニは近隣のマンションにてリモートワークをなさるOLの出没場所)。

タカハラさん:徳光マネージャーのコンビニにいらっしゃる女性店員。最近、髪型を変えたが、タケウチはそれをマネージャーによるトラップではないかと恐れている。

ハシグチさん:タカハラさんと高校が同じで仲良し。よく気が利くことからタケウチも一目置いている。

タルマさん:やはり、徳光マネージャーのコンビニにいらっしゃるインドご出身のアルバイト女性。言葉を交わさずとも、タケウチはいつも彼女の瞳に癒されている。

クミちゃん:徳光マネージャーのコンビニでタケウチに遭遇してしまった母校の体育会女子(アナリスト)。タケウチは、彼女の “いたいけな瞳” に改めて事件の解決に全力を尽くす決意を新たにする。(この話に大喜びの浅野先輩は反省して欲しいものです。)

郵便局のウメダさん:毎日、営業時間終了間際に簡易書留を出しに来るタケウチの正体を不審に思っている。彼の従姉である、カツキチの長女に似ている。

ナカジマ先生:タケウチの恩師かつ、イチオの同級生にも関わらず、事件を知らない…。

佐藤先生:接骨院でタケウチがお世話になる自称ファザコン女子。猫を2匹飼い、ポムの樹が大好き。3月某日、佐藤先生も、浅野先輩が時折なさるように眼鏡をかけていることから、タケウチに何かしらの "指摘" のある可能性が…。

ワルガキなべちゃん:接骨院ではカトウ先生の後輩にあたる。施術中にタケウチから“事件”の話を聞いては「タケウチさん、一週間そのネタで白い飯だけで暮らせます!」。老舗カレー店へ彼を誘うのは難儀である。

伏谷さん:仲見世のホームページ制作会社社長。タケウチは彼との立ち話の中で、“動く黒い影” がドローンだと気付く。

ヤマちゃん:介護サービスのコーディネーターさん。「直」の付く早大卒の息子さんがいる。読書家。通院の電車内でタケウチと色々な話で盛り上がる。(この際の乗客の反応により、タケウチは自身の知名度に改めて驚かされると同時に【役割】への責任感を強める。)

K谷先生:法律相談センターでお世話に。じつは、タケウチ家の遺産分割を担当した法律事務所に所属なさり、早稲田大学法学部の卒業生。約2年前、”事件” の相談でもお世話になる。タケウチのクラスメイトと苗字が同じ。これらのことを指摘した際の先生が苦笑いなさる様子から、"撮影" が行われていること、そしてK谷先生も母校の同窓会員であることは間違いない。

民生委員のナオさん:原町田にお詳しい笑顔の民生委員。七十代。ズバリ、町高の先輩。【役割】においては、こういった方々にも支持されるべき。もっとも、ナオさんは若々しい。(今後、新居を探す際にもお世話になりかねない…)

富士そばの宮澤さん:タケウチが来店すると、わざとらしくゴミを出しに行く。ところが、3月初旬、突如、タケウチを笑顔で接客し始める。お忙しい中、富士そばの創業者や、同社のサービスについても説明してくださる。

桃ぴょん:タケウチと小学校と高校が同じ。この note を気に入ってくれたらしい。何故か、都立高校の同窓会には入会していない模様。

マッケン:小学生時代、タケウチと廊下に立たされた仲である。落ち着きのないタケウチだが、怪我の多さでは彼には敵わない。

嵐山くん:タケウチが、「3年1組以外の東大合格者」と呼ぶ嵐山くんは、同窓会総会直後、母親に起こることを予知可能。そのヒントは、タケウチが早稲田大学に合格した直後の出来事にある。しかしながら、彼は同窓会に入会していないらしい。

※ 随時追加いたします。


[2024年5月19日 午前 12:55 更新]


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