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ソフトバンク on LINEはドコモのアハモに対抗できていない? Y!モバの新プランはイミフすぎる

結論から言うと、アハモのほうが良さそうだ

・ソフトバンクがドコモのアハモ対抗の20GB 5分以内通話かけ放題 2,980円プランをLINEから(Softbank on LINE)提供すると発表
・アハモより劣る部分は、電波、プロファイルのインストール、海外ローミング
・アハモより優れている点は、LINEの通信が無制限

ソフトバンクがアハモ対抗の20GB 2,980円プランを発表したが、ドコモのアハモに対抗するプランを発表して流出を防ごうとしているのは明らか。アハモを上回る部分はないと思う。そういった意味で残念に思うユーザーはとても多いだろう。

電波は、都心部を除くとドコモに優位性があり、アハモにしようという人が多いんではないだろうか。東京に住んでる身としてはドコモにそんな魅力は感じないが、通信速度を集約しているサイトを眺めていたら、最近は都心部でドコモが遅いということはないようだ。

Softbank on LINE(MNO)としてソフトバンクの1つのブランドとして今回のプランを提供するということは、iPhoneで利用するにはプロファイルをインストールしなければいけないだろう。格安SIMに移れなかったリテラシーの高くない人たちは引き続き、高い料金を払い続けるか、誰かに助けを求めるかの二択になる。

また、発表されていないだけなので不明だが、海外での利用も今回のプランではできないかもしれない。アハモは20GBという容量を海外でも利用できるということは、海外に行ってSIMを購入してアクティベーションするようなことをする必要はない。それどころか、海外赴任している人にとっても、日本国内のSIMを使い続けるという選択肢がでてくる。

今日(2020年12月22日)は、メリハリ無制限というドコモのギガホプレミア対抗のプランも発表されている。こっちも結論から言えば、6,580円と僅かにドコモのギガホプレミアより70円安いわけだが、auと同じくテザリングが30GBという制限が存在するデメリットを残してしまった。

テザリングを中心に利用していたヘビーユーザーにとっては改悪だろう。これまでは50GB利用できていたのに、30GBになってしまう。

今回の発表は、一部のソフトバンクユーザーにドコモへの流出を食い止める効果があったと思うが、リテラシーの高い人たちから見ると、魅力的な部分は皆無と言って良い。

公開してまもなく、Y!モバイルから新プランの発表があったというニュースが入ってきた。ちょっとワクワクしたが、中身としては「やる気ない」プランだった。アハモに対抗できていない。

かけ放題を完全オプション化しただけのY!モバイル

詳細はPDFを見ていただければわかるが、特に価格としてもアハモに対抗していない。そんなつもりではないのかもしれない。UQモバイルに対抗したプランを出したのかもしれない。イミフすぎる。

https://www.softbank.jp/corp/set/data/news/press/sbkk/2020/20201222_01/pdf/20201222_01.pdf

今回発表になった部分を赤字、ドコモのアハモとギガホプレミアを太字にして主要な事業者のプランを一覧にまとめてみた。参考になれば幸い。

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