経験は財産(6月)

最後に注射をしたのは中1の採血検査。予防接種というものを受けたのも、受験に備えて打った小6が最後だ。

そんなわたしが、数年ぶりに体へ針を刺さなくてはいけなくなった。

それは、ワクチンだ！！！！！！！！！！！

ワクチンという言葉、冷静に怖すぎる。
ワクとチンをそれぞれ×2すればなんかハッピーな感じになるのに…。

しかも、そのワクチンには副反応があるらしい。
注射をした後は失神しては困るからと待機時間を経てから帰ることになるらしい。
そんな「〜らしい」ばかりの情報がすぐに目について不安ばかりが煽られるから現代は面倒だと思うけれど、昔は昔で口だけで広まる噂が後を絶たなかったのかな。
そう考えると、昔は電話もLINEもないからすぐに連絡を取る手段がなかったわけで。

「返信が来ない」とか「この写真は誰が撮ったんだろう」とかのデジタルな不安はなかったということだ。
平安時代のメンヘラって何で不安になってたんだろう。まずメンヘラみたいな性格の女子とかいたのかな、一夫多妻制的な時代だからそんなこと言ってられないのかもな。
安心材料が増えれば増えるほど不安になる要素も増えるわけで、ただ信じるということがどんどん難しくなっていくのか。

ワクチンの副反応で亡くなる確率なんて、今日自分が交通事故に遭う可能性よりも低いことらしい。
今日交通事故に遭うかもしれないと思いながら暮らすことなどほとんどないのに。
そして結局統計学や確率なんてものは予備知識に過ぎないので、打ってみないとどうなるかは分からない。

打った結果、2日間寝込むことになった。

この月は他にも必修の授業でラジオや映像を録ったり撮ったり。
きっと必修の授業がなかったら経験しないようなことをやらしてもらいました。

調子が良くなると一人称があたしになる男の子と夜に2時間会議をして作り上げたラジオの原稿は、1位になることで無事昇華された！
正直めちゃくちゃ嬉しかった！もし自分のやりたいことがラジオだったらここまで素直に喜べてないんだろうなあというところも含めて良い経験だった。

やってみた結果、これじゃないと分かった。

この世は、やってみないと分からないことばかりだ、当たり前だけど。
でも、何かをやってみてどうかと確かめられる環境は当たり前じゃない。
たまにはそのことを思い出さないといけないぞと思った。

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空気階段新ネタライブ「空気階段の産卵シーン」
この月にやった「催眠」というネタがとてもお気に入りなので！2人の良いところが細やかに出てて好きです。
YouTubeにもあります→ https://youtu.be/Qz0ImIiuwT4