1.2.3TOUR

2022年3月28日 20:53

今から2年前、2020年4月にやる予定だった香川県高松市の古墳シスターズとのツアー企画。

開催1週間前にコロナ感染拡大の状況を考慮してイベントを中止にしました。

このツアーをやろうと思ったきっかけは、約3年前に古墳シスターズにイベントのテーマ曲として提供してもらった
『エンドロール』という曲ができて、ピエロックの10周年記念企画でCDを作った際に、エンドロールを目当てで買ってくれた人たちの売り上げを全部、古墳シスターズに還元したいと思って企画しました。

どうせイベントをするなら岡山や香川ではなくて、ふだんできない場所、意味のある場所でやりたくて広島の呉市の名前のないライブハウス、それといずれ行くかもしれないけど、すぐに絶対古墳シスターズがライブで行く事のない沖縄でやろうと考えました。

タイトルの1.2.3TOURは、エンドロールのサビの歌詞から、そして名前の通り3カ所でやりたいと思って決めました。

呉市の名前のないライブハウスは、店主のヤスイさんという方が経営していて、呉にライブハウスがないなら自分がライブハウスを作ってバンドを呉に呼びたいっていうすごい熱量で、今もイベントをしながら少しずつライブハウスの設備を増やしながらやっていて、その話を聞いた時にこの人のライブハウスで企画をさせてもらいたいと思って決めました。

沖縄に関しては、ライブハウスとの繋がりも音楽関係者の知り合いも、知ってる地元バンドもいないゼロの状態からのスタート。
まずはライブを観にいったことがあって、すごく雰囲気が良かった沖縄市にあるスタジオ兼ライブハウスの騒音舎、それと那覇の国際通り沿いにあったG-shelterというライブハウスの2カ所に、古墳シスターズのデモCD、ピエロックのCDを持って企画をやらさせてほしいですとお願いしに行ったのが始まりでした。

そこから沖縄で活動してる地元バンドをたくさん調べては、ライブハウスに会いに行って声かけての繰り返しを1年以上して、地元バンドも出演してくれる予定でした。

広島も沖縄もライブハウス、出演者はじめ、たくさんの人が協力してくれて古墳シスターズ、イベントの事を楽しみにしてくれていて
ほんとにギリギリまで中止するか悩んだし、開催するといえば古墳シスターズは当たり前のようについて来てくれてました。

ただこのイベントは、古墳シスターズというバンドをたくさんの人に知ってもらって好きになってほしくて企画していたので、誰もこの先どうなるか分からない状況の中、得体の知れないコロナが感染拡大していた時期の開催で古墳シスターズの印象を悪く思ってほしくなくて開催をすべて中止にしました。

ツアーの中止を発表した2年前の3月28日からリベンジの事を2年間ずっと考えて、ただリベンジするだけならあの時の思いとか、約束とか、中止を発表した時の喪失感とか全てにおいて割に合わないと思って
次やるなら全部、倍にしてやろうと決めてました。

それから去年の4月に新しく始めた
LIVE HOUSE POWERというイベントでお世話になってる
岡山CRAZYMAMA 2nd Room、香川TOONICE、名前のなかった呉のライブハウスあらため玩具箱(Gang box)の3カ所、
沖縄に関してはコロナ禍で箱の移転、経営方針などをアドバイスもらったうえで、G-shelterでの開催は断念して、沖縄市の騒音舎に加えて新たに、那覇にあるOutput、同じく那覇にある桜坂セントラルの2カ所を増やした3カ所。

広島・岡山・香川・沖縄で計6カ所。

今年6月7月にかけて開催をする事にしました。

今回はライブハウスからのNGが出ない限りツアー全ヶ所、開催予定です。

ツアー名も
『1.2.3TOUR』改め『1.2.3TOUR W(ダブル)』

2年前までは、まだ数回しかライブハウスでのイベント経験がなかった

その中でバンドやライブハウスの人たちにやり方教えてもらいながら、出来る事全部考えてやろうとしたのが『1.2.3TOUR』

あれからLIVE HOUSE POWERを始めて、少しでもあの時の自分より経験も、できる事も増やしてリベンジしたかったのが今イベントをやっている理由の１つにあります。

LIVE HOUSE POWERに遊びに来てくれた事がある人なら一度は見かけた事があると思うこの1.2.3TOURのバックドロップ。
なんでイベントと関係ないTOURのバックドロップまで飾ってたか、

いつかリベンジするっていう思いと、
このリベンジ発表までに、ライブハウスに遊びに来てくれた人たちに、ロゴだけでもいろんな人に覚えておいてほしくて
1年前のLIVE HOUSE POWERを始めた日からずっと飾ってました。

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