リアル三丁目の夕日!【スゴすぎる昭和の庶民の暮らし】

大戦後の昭和中期の庶民の住環境の実情です。

といってもこれは職を求めて大都会圏に人が集中した状態での住環境です。
ここで問題にされているのは就寝分離という問題です。

昭和中期に入っても、家族が一つの部屋に布団を並べて寝るというのがごく当たり前でした。家族と家族の人の繋がりが豊かだった時代が逆に懐かしく思います。

この動画の状態はウサギ小屋以前の状態ですが、世の中が右肩上がりの成長期に入ってからは徐々に改善されていきますが、それでも小さな公団や団地でウサギ小屋と言われていたものです。それでも都営住宅などに抽選で入居出来たそれこそラッキーな時代と言えるでしょう。

今は核家族化もしているし子供部屋も一人一部屋となっているようですが、その結果は家族さえも個化が始まり家族の濃密さが失われ出し来ているような気がします。個化が始まって社会人になったら独立してしまうと家族との付き合いも薄まり血の繋がりも弱くなってきているように思います。

就寝分離は大事かなと思いますが、デジタル家電でスマホなどで家族内でもどんどん個化が進んでいるのが日本独特のような気がします。淡白な民族性なのでしょうか…

20数年前に家の建て替えで数ヶ月間兄弟家族と一間で生活したことがありますが、全く得られないプライバシーにストレス気味になっていたけど、あとで思うとあの時の生活の実が一番懐かしく思い出されます。

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