真夏に春が始まって終わった話
7月20、21日と開催された超特急の春ツアー『Rail is Beautiful』の仙台公演に乗車してきた。
もはや夏である。
超特急にハマったのは去年の4月頃。
雪崩るように8号車の日で初乗車し、T.I.M.E.の4公演に乗車し、と続き、気づけばすでに6・7回目の乗車。
超特急沼、沈む速度が速すぎる。
以下、セトリばれを含む感想日記になりますので、Kアリまで乗車予定がなく、セトリを知りたくない方は回れ右をお願いします。
恒例の影ナレがあって、M0で流れた『Baka Bakka』。
いつだったか「超特急も8号車もバカばっか」だとリョウガさんが言っていたなぁ、なんてぼんやり思いながら、絞られていく照明と反比例してキラキラと輝く10色のペンライトを見て、「超特急のライブに来ている」ことをひしひしと実感。
発車ベルは今回鳴ったかな?ちょっと覚えてないや。
流れている曲は『Baka Bakka』で、"Beautiful"とはかけ離れているはずなのに、
揺れるペンライトがあまりにも綺麗で、
超特急らしい「美」のあり方だった。
今回のモチーフの1つでもあるお花で彩られた紗幕が落ちて、メンバーカラーで正装した超特急たちが現れる。
ここで、T.I.M.E.終演後の私のポストを見てみましょう。
はい。
開幕早々にしんじゃった。
約半年越しの伏線回収ありがとうございます。
楽曲自体がそれを歌っていることもあり、
正装している超特急たちを見て、
結婚式が始まったかと思った。
RiBって超特急と8号車の結婚式なんだ。(キモオタ思考)
まだシューくんが「シューヤ」じゃなかった頃、
タカシくんのご兄弟の結婚式で、彼が歌ったという曲。
何年もの時を経て、2人が並んで歌っているなんてね。
「事実は小説よりも奇なり」なんて言うけれど、
超特急の描く物語は、まるで運命みたいだなぁ、なんて思ったりして。
せぶいれの歌声に包まれて、ふわりと踊るダンサーたちが、妖精みたいで綺麗だった。
こういう歌の時、私は特にユーキさんが大好きで。
ステージ上の獣のように、目付き鋭く、命を削るように攻撃的な踊りのユーキさんももちろん大好きなのだけれど。
ふんわりと柔らかく、優しそうに愛おしそうに踊るユーキさんって、この世で1番美しいと思うんだ。
私はよくタクヤくんやユーキさんに「愛おしそうに踊ってる」っていう印象を抱くのだけれど、
かっこよく力強く踊るアーティストは多くても、「愛おしそうに」踊る人っていうのは、稀有な存在だよなぁって。
タカシくんの、シューくんの、超特急の歌声が、彼らにとってとても愛おしいものなんだろうな。
ところで『Yell』ってとっくにRe-ver.が出ていると勘違いしていたのですが、
せぶいれのうたver.がYouTubeに上がっているだけなんでしたね。
偶然なのか必然なのか、『せぶいれのうた』のモチーフもお花でしたね。
『Yell』の後は『シャンディ』だったのですが、ちょっと前後の衝撃が強すぎて『シャンディ』の記憶がありません。
と、いうのも。
私、『Four Seasons』がとっても好きなんです。
音源を聞いては、「ここにシューくんの声が重なったら?」「2桁ダンサーたちはどんな風にこの曲を踊るんだろう?」ってわくわくしちゃうくらい。
印象に残る、なんともいえないイントロも好きで。
「愛おしそうに踊る超特急」を存分に堪能できるし。
『Four Seasons』のパフォーマンス映像とかが気軽に見られるようになればいいのに。
話が逸れました。
なにはともあれ、ずっと憧れていた9人体制の『Four Seasons』。
優しくて力強いタカシくんの歌声と
キラキラしたシューくんの歌声。
そんな2人の声に包まれて、踊るのがたまらなく嬉しくて楽しい、と言った風なアロハ。
私はこのアロくんが、とんでもなく好き。
19日にバズリズムライブを見ていたから、なおさらなんとも言えなくて。
バズリズムライブのアロくんはバッチバチにキメてて、それはそれはかっこよかったけど。
私はやっぱり全身から「楽しい」が溢れ出るアロくんのダンスが好き。
モニターには、お花で額縁されたみたいに、メンバーたちが代わる代わる映っていて。
楽園みたいだった。
この後、『Magnifique』→『a kind of love』と続いてMC。
「Magnifique」ってフランス語で「非常に美しい」って意味らしい。
このツアーのためみたいな曲。
「merci」のところで、唇をなぞって笑顔になる振り付けがめちゃくちゃ可愛かった。
あとこれは何度だって擦るけど、『a kind of love』の「僕らなしでも世界は 変わらず回り続ける それでもね 僕には君が必要なんだよ」ってすごい歌詞だよね。
超特急ってただ夢を歌うんじゃなくて、
現実の中の夢を歌ってくれるところが好き。
最初のMCはみんな思い思いの挨拶で。
タクヤくんが捌ける時にめちゃくちゃテンションが高かったことと、2日目でめちゃくちゃテンション高く捌けて行くアロハルを、慈しむみたいな顔でタカシくんが見てたのが印象的だった。
タカシくんって聖母なのかも。
タカシくんとのコーレスが終わったあと、舞台にはユーキさんだけ残っていて、
1発芸のコーナー(なぜ?)が始まり。
けらけらと笑っていたら、突然響き渡る笛の音。
何事か、と思えば、いつの間にやらステージ上には駅員さんの格好をしたシューくんが。
仙台一日目はシューくんが「ここライブ会場なんですよぉ〜」ってユーキくんを注意してて(本当は「ここ駅のホームなんですよ」って言わないといけない)、ユーキくんに「じゃあ(1発芸とかやっても)よくないですか?」と返されて、「え?あれ?…わかんなくなっちゃった☆」って言っていたのがとても可愛かった。
ドジっ子担当はユーキさんだけど、シューくんも中々だよね。
と、まあ。
ちょっとした演技なんかを挟みつつ。
ストーリー仕立てのメドレーがありまして。
アロくんがとってもよい役どころをもらっていて、私はとても嬉しかったです。
ドラマ出演時には、どちらかというとクール系の役をやることが多いイメージだけれど、
ころころと表情が変わるアロくんは、コミカルな演技をしている時が楽しそうで生き生きしているなぁ、なんて思いながら。
ハル子ちゃんという可愛い彼女がいながらユー子にうつつを抜かすのは欲張りだなぁとは思いましたけどね。
まあでもユー子ってめっちゃくちゃ可愛いもんな…。
ハル子ちゃんとユー子、ワンピース着てウィッグ被ったくらいで特別メイクとかも変えてないのに、めちゃくちゃかわいい女の子だったの、なんかのバグ??
カイ刑事の頑張りもあり、なんとか丸く(?)納まったストーリーは『ラキラキ』で締め。
最後におハルがセンターでぐるぐるするところが、今回のツアーではアロくんの担当で。
白目剥きながらぐるぐるしてたんだけど、アロくんって背筋やわらかすぎてビビる。背骨折れそう。
そんな彼らは電車に乗って去っていった。
コミカルなストーリーから一転、衣装チェンジをした超特急たちが、1人づつダンスブレイクで出てきて、『Cead Mile Feilte』→『Beautiful Chaser』とかっこいい曲が続く。
全員真っ黒なかっこいい衣装だったんだけど、
大好きな二人が2人とも袖を奪われててちょっと笑っちゃった。
いい上腕二頭筋です。ありがとうございます。
こういう私の癖をぶっさしてくる衣装ってカイくんさんがプロデュースしていることが多い。いつもありがとう。
あとこの衣装のタクヤくんの破壊力がすんごいので、
まだ見ていない方は心しておいた方がいいと思います。
この後は『霖雨』→『Thinking of you』→『Holtasoley』とボーカルたちが歌い上げる曲たち。
セブイレの歌がメインになる時って、いつもシューくんからタカシくんへの"愛"を強く感じられる気がして好き。
彼を支えたいと思って超特急募に参加して、
実際に彼の横に立って歌って、
「死ぬまで一緒に」と。
シューくんが言っていた言葉と『Holtasoley』の歌詞が重なって、気づいたら号泣してた。
ボーカルたちの歌をしっとりと聞いたあとは
『Steal a Kiss』→『MORA MORA』→『Body Rock』→『We Can Do It!』とかっこよセクシーなダンスチューン。
私は、超特急だと森と松が好きなのですね。
松に関しては、先程も言った通り、「楽しい!」が全身から溢れでちゃうみたいなダンスが好きなんですが、
森に関しては、「しなやかな振り付け」を踊っている時が1番好きなんです。
そう。そこで『Body Rock』ですよ。
椅子が現れたくらいから、8号車達がざわつき始めていて、みんなやっぱりこの曲好きだよね!とわくわくしていたんですけど、
曲入り前に、まーくんのソロがあって………………………。
楽曲が『Body Rock』ですから、そりゃもうしなやかな動きで。
まーくんの笑顔も大好きだけど、あのフランスの女優さんのようなお顔が、左右で形の違う目が、色っぽく艶やかになるのがそれはそれはたまらなくて。
ユーキ大先生には感謝してもしきれません。
この4曲でもう声も出しすぎてへとへとなのですが、ここからさらに『Call My Name』から始まる怒涛のアゲ曲メドレー。
超特急の体力どうなってんだ。無限??
メドレーの中に『Say No!』が入っていて、「NAI NAI NAI NAI NAI」のところで、タクヤさんを筆頭に皆の様子がおかしくなるのが恒例だと思うのですが、まーくんだけ頑なに既存振りをやっているところが好きです。
本編は9人体制始まりの曲であるグレジャで締め。
「超特急のアロハ」として踊っているあろが、この曲だけは、相変わらずアロハ色が濃く出る踊り方をするのが私はたまらなく好き。
楽しそうで、色々なところに力が入ってて、でもなめらかで。
「真っ直ぐ担当」になってから、この「まっすぐ」という歌詞の時に、気持ちの乗り方がさらに強くなったような気もしたりして。
真面目で、超特急が大好きなあろくんらしい、というか。
レールの先の先を見据える時、ユーキさんがとりわけ愛おしそうな顔をしていたのも印象的だったな。
アンコールは『ジュブナイラー』から。
『ジュブナイラー』ってめっちゃいい曲だよねーー!!
これを1度聞くとしばらく「『ジュブナイラー』しか聞きたくない」になってしまうくらい好き。
大人になっても青春はしていいし、子供心を忘れていない大人はやっぱり魅力的だし。
センターはリョウガさんだけど、カイくんさんの曲、だと思っています。
大人と子供の絶妙なバランス感。
曲振りの時にリョウガさんが8号車にいかに早く「大好き!」を言わせるかゲームを始めて、あまりにしつこかったからタカシくんに「次やったらそのまま曲始まるからな」って叱られていたの、とてもよかった。
立ち位置に着く前、「これからBillion Beatsでもやるんか?」ってくらい感動的なリョウガさんの「ありがたいお話のコーナー」があって、メンバー各々が呆れながらストレッチ始めたり水分補給したり自由に過ごすみたいな流れがあったんだけど、2日目はまーくんに至っては舞台からいなくなってしまいとても自由だった。
本編最後に舞っていた紙吹雪を自分にかけてはパチパチと拍手してたりもしてうるとらすーぱーかわいいタイムだった。マサヒロはかわいい。
ほんとうに申し訳ないけどまーくんが可愛すぎてリョウガさんが具体的にどんな話をしていたかは覚えてない。
ガチャ曲は仙台2日とも、「夏といえば!」なサマラブ。
サマラブ、あろくんがそれはそれは生き生きして楽しそうで大好き。
夏はやっぱりあろくんの季節だし、コロコロ変わる表情がとても映えるし。
ビーチバレーのところ、真似したくなるよね。
春ツアーだけど、超特急側も「さすがにもう夏」と認識しているのかぁと思ったらちょっとおもしろくもあった。
アンコールは『Fanfare』で締め。
ほんとうに記憶が無い。つらい。
わけもわからず、でもせぶいれの歌声と、キラキラ笑顔で踊るあろくんを見て、馬鹿みたいに泣いていたことだけは覚えてる。
超特急のライブのあとって、本当に「超特急ってサイコー」以外の感情がなくなるし、明日からも頑張ろうってめちゃくちゃ思えるんだけど、それが何故なのか、をいつか言語化できたらいいな。
記憶を遡りながら書いたから、全然中身がなくて印象の話みたいになっちゃったな。
でも私が見たRail is Beautifulは絵画の印象派の絵を見て「美しい」と思う感覚に似ていたから、間違いではないのかも。
タイトルで「始まって終わった話」としてしまったけど、Kアリ2daysも乗車いたします。
今回EPの曲全然やってないけど、Kアリではセトリ変わったりするのかな?と今からわくわく。
『Love Song』『星屑のダンスフロア』あたりを、せぶいれの歌声に包まれて踊るあろくんを見たら泣いちゃう自信しかないな。
おしまい!
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