見出し画像

機材のお話し その1

おはようございます。
雨の土曜日、比較的混雑している通勤電車の中で記事を書いています。

被写体さんや撮影の内容について書いてみようと色々考えたんですが、どうしても重くなるんですよね笑

なので、今日は撮影機材のお話しです。
とは言っても、どのカメラが良いとかどのレンズが良いとかではなく、ポートレート撮影にあたって焦点距離に関連して何を意識して撮っているか書いてみたいと思います。

僕にはポートレートを撮るきっかけになったレンズがあります。今は手放してしまったんですが、ニコンの58mmです。記憶しているところではニコンで初めてレンズの味まで計算して設計されたレンズだったはずですが、僕にはそんなことはよく分からないので、何故58mmの単焦点でポートレート撮影を始めたのかを書いてみたいと思います。

このレンズとの出会いですが、たしか2014年のcp+というカメラの展示会のニコンブースに撮影コーナーがあって、モデルさんを試写させてもらったのがきっかけです。開放付近のバストアップ写真だったんですが、被写体が浮き立つ描写に驚いていつかポートレートで使いたいなぁと思っていました。

それから1年後くらいからポートレートを撮るようになって、最初はいくつかのレンズを試したんですが、このレンズばかりで撮るようになったんですよね。
ボケが綺麗とか軽くて持ち出しやすいとかあるんですが、後から気づいたのは、被写体さんとの距離感と画面の歪みの少なさのバランスが心地よいんです。

僕は、今でも35mmや50mmで撮影するときには歪みを感じます。85mm以上だと歪みはなくなるんですが、モデルさんとの距離が遠く感じます。僕は撮影中も色々会話しながら撮るんですが、コミュニケーションもとりやすいです。これが僕の間合いなんだなと感じてしばらくこのレンズばかり使っていました。

機材がソニーに変わった今も標準ズームだと60mm前後、描写は違うんですが焦点距離の違い55mm単焦点をよく使います。

今でもこの画角の距離感、ボケ味を基準に絵作りしています。その点で僕のポートレート撮影のスタンダードとなったレンズです。

前置きが長く、レンズのレビューとは違った話しになってしまいました。この焦点距離についてはまだ書きたいことがあるのですが、今日はこのあたりにします。続きはまた別の日の通勤電車の中で笑

お読みいただい皆さんは、是非ツイッターにいいねいただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?