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【潰れそう】ナンジャタウンがゴーストタウンになってた件

こんにちは。初めてのNote投稿です。

最近、特に書くこともないため、試しに過去に別媒体に載せた文章に、加筆修正を加えたものを掲載します。

(訪問した際の内容は2018年時のため、若干情報が古いかもしれません)


以下、本文

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こんにちは。最近暑くなってきましたね。

暑いのが苦手な私は休日は屋内で過ごしたいもの…。しかし、日曜日ともなるとどこに行っても人がいる…。これでは折角の休日も休んでいるのか、疲れるために休んでいるのか分かったもんじゃありません。

そこで比較的空いていると噂の池袋サンシャインはナンジャタウンに行って参りました。


①人気作品とのコラボの嵐!


10年ぶりのナンジャタウン。当時はハイテク機器を使ったアトラクションの数々に目を輝かせながら、一日中遊びまわってました。

帰る頃には脚はパンパンになり、翌日には筋肉痛になったのもいい思い出。

何度も行ったディズニーランドよりも魅力的に思えたものです。

以前はアフター5は2500円だったのが1800円になってました。

なんと平日だと19時以降は入園料無料になるそう。

入り口

19時以降は入園無料になっているようです。餃子を肴に一杯やるにはいいかもしれない。

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妖怪ウォッチとのコラボ

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文豪ストレイドッグスとのコラボもやってました。

やけにコラボが多いと思ったが、どうやら年がら年中何かしらのコラボをやっているようだ。

なんだか世界観が喧嘩している気がするぞ…


②めちゃくちゃ狭くなってる!


マップを確認すると違和感が。こんなに狭かったっけ?

2階とかあったよね?

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なんと元々2フロアあったのが2013年のリニューアルで1フロアに縮小されてしまったそう

昔のMAP↓

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にも関わらずのこの人口密度。人がいません。悲しくなってきた。

わざと人がいなくなった瞬間を撮ったとかではなく、どこもこんな感じです。

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③待ち時間0分で楽しめるアトラクション


とりあえずアトラクションを楽しむことに。

幸せの青い鳥に。待ち時間ほぼ0分で入れました。

このアトラクションはタマゴの形をした機械を持ち歩き、パーク内のスポットを周り、幸せの青い鳥を育てるというもの。どんな所に行くかなどによってどんな鳥に成長するか影響するみたいです。

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前には、中年の男性が1人と子供連れのパパが1組。

「前の3人はベテランさんなので先にご案内しますね!」とナンジャリアン(スタッフさんのことをこういうらしい)

どうやら前の3人が常連さんみたいだ。

このアトラクションは鳥を育てるのだが(1回のプレイで2〜3歳成長する)、子供の鳥を見ると40歳とかになってた。

年パスを持っているのだろう。

空いているのでとても快適に遊べるのだが、画質が荒く、現代の子供たちは家でプレイステーション4でもやっていた方が楽しいのかもしれない。

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またマッチング機能(パーク内で一緒に遊んでる人と通信ができる)もあるのだが、いかんせん人がいないためマッチングできない。

昔はそれぞれのスポットにも長蛇の列ができていて、ろくに何もできず終わってしまったのだが、今回はスポットを回り尽くしてしまった。

以前は熱唱!銭湯歌合戦だったのだが、クイズのアトラクションに。

基本的に人がいないので動くことはなく、人が入っても2、3人なので寂しい。

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他にもアトラクションを回ったが、基本的に待ち時間はゼロで乗る事ができた。

いくつ回っても1800円なのでコスパはめちゃくちゃいい。


④餃子スタジアム


全国各地の名物餃子が楽しめる餃子スタジアム。

日曜日の夕方にも関わらず、この閑散ぶり。

以前は席がほとんど空いてなく、座る場所がないので、立ったまま食べていたが。

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寂しく灯る厨房の火が、昭和風の街並みと相まって哀愁をそそる。

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当時は最先端の技術で大人子供問わずに、人々を楽しませてきたナンジャタウン。

時代が進み、アトラクションは飽きられ、当時は珍しかった各地の餃子やスイーツも今ではどこでも食べられるようになってしまった。

エリアの大部分が他のテナントにとって代わられ、花やしきのように「古き良き遊園地」というバリューもなく、残った部分も閑古鳥が泣いているナンジャタウンに起死回生の道はあるのだろうか。。。

ナンジャタウンの昔とこれから

あまりにも小さい頃の記憶にある、ワクワクとドキドキが詰まったナンジャタウンと現在の姿のギャップが大きすぎて、ナンジャタウンの歴史を調べてみた。

・1997年 ナンジャタウンオープン

ナムコによって、設立されたナンジャタウンは連日大賑わい。

約9ヶ月の間に100万人もの人が来たようです。ディズニーの平均来場者数が1日1万人前後だということを踏まえると、物凄い数である。

その後、新エリアの拡大などにより、賑わいが途絶えることはなかった。


・2002年 餃子スタジアムがオープン

この頃から、ナンジャタウンのフードテーマパーク化が進む。

餃子スタジアムに始まり、アイスクリームやスイーツなど、売れそうな食べ物はなんでも売り始めることに。

筆者が子供の頃に訪れた際も、餃子のお店に大勢の人々が並んでおり、かなり混雑している中、立ち食いしたのを覚えている。


・2009年 アニメやゲームコンテンツとのコラボが始まる

食べ物系は当たっが、その後、リラクゼーション施設に特化した「りらくの森」は大失敗。

当時も子供心に「どうして遊びにきているのにマッサージを受ける必要があるんだろう。。。」と感じていた。

そして、2009年から他のコンテンツとのコラボが始まります。本記事に出ていた、妖怪ウォッチなどのコラボもその流れを汲んだものだろう。

しかし、それらはいずれもコラボ先のコンテンツによって集客されているのであって、ナンジャタウンのコンテンツ自体には魅力はなく、ナンジャタウン側も自前のコンテンツをアップデートする気はなさそうなので、以前の賑わいを取り戻すことはかなり難しいだろう。


・2013年 3階部分が消滅

そんな状況を受けてか、サンシャインシティの2階と3階部分にあったナンジャタウンは、2階部分のみに。

3階はJ-WORLD TOKYOに生まれ変わるも、2019年に閉鎖。

その後設立されたVR遊戯施設もコロナの影響で1年で閉鎖してしまった。


・現在と今後のナンジャタウン

筆者が最後にナンジャタウンを訪れたのは、2018年だが、現在はどうなっているのでしょう。

なんと、潰れると思っていたナンジャタウンに新しいエリアがオープンしていました。

いくつかのコンテンツがあるみたいですが、概して人気アニメ等とのコラボによる、カフェやイベントをするためのスペースだそう。

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今まではアトラクションやグッズ等の軽いコラボでしたが、これによって更にファンにお金を落としてもらう戦略なのでしょうか。

コラボ先のアニメ等のファンには受けそうですが、やはりナンジャタウン自前のアトラクションのアップデートは見込めなそう...。

あまり期待は出来なさそうですが、今後も、定期的にウォッチしていこうと思います。


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