柴犬と過ごす生活 1

本当はずっと一緒にいてあげたいんだけど、仕事があるから朝晩しか関わってあげられない。

「こんな育て方じゃ、犬たちの性格がゆがんでしまう…」、と思いつつも、毎朝4時半からと夕方18時頃の散歩と食事が、彼等との接点。

柴犬は日本古来からの日本犬。天然記念物でもある。

そんな柴犬を絶やさないために、本来の能力を失わないようにきちんと育て、繁殖させなきゃいけないと思っています。

今回は、私が今育てている柴犬の食事について紹介します。

あくまで、私の考え、信頼する犬舎のご主人に教わった方法をアレンジしています。

①まず、乾燥おからを水で戻します。
・乾燥おからは、ネットで注文しています。長期保存ができるので便利です。
②水で戻したおからにに肉汁を入れると、匂いに誘われて、よく食べます。
・肉汁は、豚のバラ肉や骨、挽肉などを煮たものです。ミンチやフードプロセッサー(ミキサー)で粉砕してから煮ると完璧ですが、私は面倒なので、めったに肉汁はつくりません。
・大きな骨は、フードプロセッサーでは細かくできません。歯が壊れます。
・鶏肉の骨は、裂けた時尖るので、食べたときに刺さりやすく、原則与えません。手羽くらいは大丈夫ですが、大きな骨を粉砕することはお勧めしません。
③サツマイモを茹でます。
・サツマイモは健康に良いとされています。私は一年中サツマイモを犬たちに与えています。私の場合は、電気圧力鍋で、野菜と一緒に煮ます。
・野菜は、白菜、キャベツ、人参、大根などなど。犬に与えてはいけない野菜以外なら、何でも大丈夫です。
・特に白菜、キャベツは食いつきがいいです。
・煮るときに、肉のかけらを少しだけ入れると、②と同じ効果となります。
④おからに、サツマイモ、煮汁を入れます。
・サツマイモの煮汁は日にちが経つとゼラチン状になったり、濃厚になるので、水で薄めます。
⑤冷凍肉をひとかけら
・貴重なタンパク源なので、できるだけ頻繁に肉を与えてください。
・安いときに大量に買っておいて、冷凍して使うときにチルドに入れるとちょうどいいです。
⑥煮干し粉をかけます。
・卵の殻を粉砕して混ぜることもありますが、面倒なので、あまりやっていません。
⑦水分が足りないようだったら、水を加えます。
・水分が足りないと、排泄(うんち)の時、苦しみますので、餌には十分な水分が必要です。
⑧やや栄養が足りないと思われる(痩せ気味の)時は、犬用ミルクも加えます。
⑨食事またはおやつとして、豚のあばら骨またはげんこつを与えます。
・噛むことで本来の犬の性質を維持するためです。
・併せて、骨の髄を喜んで食べます。
・冷凍のままあげて大丈夫です。
・冷凍できない場合は、乾燥したものでも大丈夫です。
・げんこつが大きすぎる場合は、二分するなどして与えます。

⑩ドッグフード
ドッグフードもあげています。ただしほんのわずかです。幼犬用のサイエンス・ダイエット・プロを10~20粒って感じです。そのくらいを餌に混ぜます。
・いろいろな価格のものがありますが、ドッグフードで育てた犬が、展覧会で賞を取ることがない、と言われています。
・また、ドッグフードはほぼ輸入品なので、安全な食品管理がなされているとは思えないという前提で、あまり与えていません。
・ただし、天災時などに手作りの餌が与えられない場合を想定して、少し味を覚えさせる意味で与えています。


⑪その他
・おからの代わりに、食パンを与えることもあります。
・ヨーグルト(無糖)は大好きです。飲むヨーグルトは糖分が多いので少量にしてください。
・果物では、リンゴ、柿、バナナを食べます。ただし、与えすぎると糖分取り過ぎになるので、注意してください。
・焼き魚の骨なども喜んで食べますが、味付け(特に塩味)に注意してください。
・ソーセージ、チーズ(塩分に注意)もよく食べます。



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