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揺れる視界には木漏れ日が煌めいて その光は鋭く伸びる私の腕に絡みつく 振り解いても離れないのは過去だと誰かがいう 白昼夢を見ているように色々な記憶が混在しては 私自身の輪郭を曖昧にしている たとえ苦悶するような最中でも 君のその表情には一瞬の陰影が 光を照らしてくれるだろう こんな汚い世界に生まれてきたことも忘れつつ 恍惚の感情が君を襲ってくる それはまるで嵐のように それはまるで静止するかのように この表現すら嘘に塗り替えたまま それでいい それでいいと思った