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4月8日天秤座満月「心をつなぐ」

こんにちは、i です。

今日は4月8日11:36頃に起きる天秤座満月について見ていきたいと思います。

初めに新月と満月についてちょっとだけ触れておきますね。

太陽が恒星のエネルギー、つまり生命力(霊的な力)とするなら、月は太陽と共に引力で潮の満ち引きを作り出す星です。太陽エネルギーをより物質的なエネルギーに変換しているイメージでしょうか。

新月の時は太陽光が遮られており、静かで落ち着いた状態です。そして満月に向かうにつれてエネルギーが満ちていきます。だから、新月に種をまき、満月で収穫するという言い伝えが出来たのでしょうね。


さて、今回の天秤座満月です。

これまでの経過が具体的な形になるという”満月”の時期にぴったりな感じがするのですが、現在、社会的には具体的決断が下されそうな雰囲気ですね。太陽が”社会の頂点”を意味する南中点にいて、月が”個人のホーム”という北中点にいるのですが、「リーダーから個人へ”ホーム”にいるように働きかけがある」と考えると非常に鮮明に事象が表れています。

そして、今回興味深いのは、太陽と月に対して、他の惑星からは強い結びつきが一切ないということです。

しかし、ひとつひとつの惑星のいる場所のシンボルを読んでいくと、とても意味深いものが表れています。


予想外の天災のような出来事を、どう受け止めていくのか。その解読を人類に対して促しているように思えます。試練がもたらされ、その反応によって今後の方向性が決まっていくように感じます。

少し霊的なお話になってしまいますが、カルマというものがあるとします。輪廻転生の中で犯した過ちのことですが、カルマの清算とは過ちを正し、乗り越えるための試練が訪れることを言います。捉え方を変えれば、成長のための機会です。このカルマは、個人レベルのものから、より大きなレベルのカルマもあると言われています。民族や国、そして人類全体のカルマなどです。

そして、私たちの人生とは永遠に続く魂の成長のためのプロセスの、一場面なのかもしれません。人生は映画のようなもので、それぞれがそれぞれの成長のために色々な役を演じあっている。互いのカルマを清算し、成長しあうためのロールプレイ。

そして人類全体が持つ大きなカルマがあったとしても、解決するためには結局はお互いの間に橋をかけて心を開いていくことが大切であり、それに気づくことで次の道が開けていく。


・・・というのが、それぞれの惑星の位置から感じた、私なりの解釈です。

ただこういった事柄は、目には見えないので気づきにくい。しかし心の目を開いて周りを見渡せば、実はヒントはそこら中にある。そんなことが、満月への惑星の結びつきがないというところに表れているのかもしれません。

私たちの中には神が秘されていて、その神秘の扉を開くには結局のところ自分を日々見つめ直し、手の届く範囲で周囲の人々に心を開いて、協力していくこと。それが一番の近道のように思います。

「神」という言葉は人がつけた様々な宗教的イメージが付随しているので、誤解を招かないよう、普段はあまり使わないようにしているのですが、宇宙の原理原則の大元のようなイメージで私は捉えています。それはよーく目を見開いて、耳を澄ませていないと感じ取れないもの。自然の摂理みたいな感じでしょうか。万物の根源は宇宙の発端だと考えれば、「万物に宇宙の法則が宿る=万物に神が秘される=”神秘”」は結構納得できるものです。


ちょっと話が抽象的でマニアックになりましたね(笑)。

具体的にまとめると今回の満月では、

社会的な大きな事象によって、自分のホーム(内面)を見つめ直し、困難を共に乗り越える家族や仲間(惑星たち)に気づき、力を合わせていく

といった力が働いているように感じました。

周囲の人たちの体調を心配し、心を痛めている方もたくさんいらっしゃることでしょう。私も持病を抱えた身内がおり、不安になることがあります。でも、このような事態になってあらためて周りの人々との絆に気づき、ささやかな日常に感謝することができたのも事実です。


最後に、この「予想外の天災」を表す場所に”試練の星”土星が滞在するのは、6月15日までです。そのあたりまでには収束の兆しが見えるといいですね。今が堪えどころです・・・! おこもり期間に逆にできることを探してみるのもいいですよね。私は本を読んだり、noteの記事をなるべく更新しようと思っています。

12星座別の記事でも書きましたが、4月から6月は来年以降の方向性を下見する期間です。本当に必要なものを残し、変えるべきものに気づく分別の期間とも言えます。外へ出られない時間は、そんなことを意識してみるのもよさそうです。

いつもお読みいただき、またサポートしていただき本当にありがとうございます!

少しでもお暇つぶしになれば幸いです。

それではまた!


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