射手座さんへ　２０２１年上半期の手紙

矢は一本じゃなくていい

目標に向かって一直線に射る、矢。
射手座さんは、その大らかさと裏腹に、そんな鋭い炎を隠し持っています。

矢を射る力は射手座さんの「能力」です。
２０２０年は、自分自身の能力を鍛え直した一年でした。
もしくは、鍛え直さなくてはならないのだと気づいた一年。
その過程で、まだ眠っていた才能を発見した人もいたかもしれません。

矢は、射手座さんの能力を目標に向けて届けるための「道具」です。
今、矢筒の中に何本の矢がありますか？
一本でしょうか。
二本でしょうか。

２０２１年は、鍛え直した自分の能力と、新発見した自分の眠れる才能に、
新しい道具を与えてあげる時です。
新しい矢を創り、磨き上げ、目標に届くくらいのレベルにまで仕上げることができる時。

自分の能力を最大限に発揮するための、新しい学びを始める人もいるでしょう。
自分が鍛えてきた力を広く知らしめるための、新しい広報の方法を見つける人もいるでしょう。
自分の力と相手の力を合わせて新たな矢を生み出すための、コミュニケーションに力を入れる人もいるでしょう。

自分の力を、目標に向かって届かせるための「矢」。
それは別に一本じゃなくてもいいのです。２０２１年は、矢を必要な分だけ、増やせる年です。