水瓶座さんの4月

水瓶座さん、こんにちは。

桜も咲き、春の息吹があちらこちらに感じられるようになりましたね。新しいスタートを切る人も多い季節です。

空では、星の動きも新しいフェーズに入って行きます。

水瓶座さんは、2018年頃から「隠れた自分の再検証」という少し抽象的なテーマに向き合う期間に入っていました。今目に見えている日常とは少し離れた領域、例えば「過去」であったり、潜在的なトラウマであったり、普段はあまり意識しない見えない部分について、向き合わざるを得ないこともあったかもしれません。

4月からはそこに新しい風が吹いてきそうです。

それでは、2020年4月を上旬・中旬・下旬にわけて詳しく見ていきたいと思います。満月・新月については記事の後半で!


過去から今へ


上旬は、「今の自分」に対する意識がぐっと上がって行きます。時間というテーマで見ると、これまで水瓶座さんは「過去」と向き合うことで、ずっと隠れていた自分のトラウマのようなものを再検証する機会があったのではないかと思うのです。それは時にとても辛い作業だったかもしれません。しかし、見たくないものや感情に向き合うことで、今の自分をフルに肯定する準備をしてきたのではないかと感じます。

4月上旬からは、これまでの自分に決着をつけて、ポジティブなこともネガティブなことも全て肯定し、全く新しい「今の自分」へと変化する意識が芽生えていくような、そんな印象があります。

水瓶座さんは、普遍的なものを求める人々だとよく言われます。一方で、独自の道を突き進む人々であるとも言われます。これは一見相いれないように見えて、実はまったく矛盾のないことだと思います。人と人との公平性を最も重んじる人々であるからこそ、互いの違いを当たり前のこととして受け入れることができる。人はみな個性を持っていて、その個性を発揮することが人として当然の生き方だと、知っているのだと思うのです。だから自分が好きだと思うやり方や、面白いと思うことをどんどん取り入れていくし、それは人と違って当たり前、というのが前提になる。逆に言えば誰かが自分と違う考え方ややり方をしていても、それは当たり前だから別に否定しない。

しかしそれは、時に「右へならえ」の人々から強い批判を浴びる事もあると思います。どんなに強い意志を持っていたとしても、批判されれば人は傷つきます。そんな小さな痛みの蓄積が、いつのまにか見えない意識の底で澱みとなっていく。これは、見えない領域のひとつの例としてのお話です。

そういった自分でも意識できない小さな違和感や痛みの蓄積と、ここ数年は向き合わなければいけないことが多かったのではないかと思います。そして、ポジティブなこともネガティブなことも、ひっくるめて今の自分が出来上がったのだという一つの到達点・・・「今の自分」の全肯定へと辿り着くような気がするのです。この4月上旬では、自分を全肯定したうえで、今の自分を100%生きるにはどうしたら良いのだろうか、というフェーズへ意識が突入していくように感じます。

この「今の自分を生きる」というテーマは、今年の12月末からおよそ2年半ほどかけて進めていくものですが、この4月から6月は、そのためのいわば下見期間となります。この3カ月間で、あらためて「自分」という生き物についてたくさんのヒントがもたらされるように思います。


強烈な引き寄せ


こういった変化に必要なものが、今年はたくさん引き寄せられて来ると思います。大切なのは、変化や試練をポジティブに受け入れること。今年は強烈な引き寄せ効果の働いている一年です。ポジティブに今の課題について真摯に向き合うほどに、天はその人に恵みや成長を与えてくれると思います。この強烈な引き寄せ効果は今年中続くので、12月末のグレート・コンジャンクションという200年に一度の大きな節目に向けて、これからの自分に必要な物事をたくさん引き寄せていく、そんな流れになる気がします。

特に水瓶座さんは、グレート・コンジャンクションが起きるまさにその星座です。水瓶座さんが来年以降に体現していく「今の自分を100%生きる」というその姿勢は、もしかしたら時代を体現する生き方なのかもしれません。

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グレート・コンジャンクション & ミューテーション

2020年12月22日に、水瓶座で木星と土星がぴったり重なります。これは20年に一度起こる時代の節目なのですが、今年のグレコンは200年に一度と言われています。というのも、グレコンは基本的に200年ほど同じエレメントで起こり続けるのです。これまでの約200年は「地」の星座で起きていました。今年の12月からは「風」の星座で起こるようになります。目に見える豊かさに基準を置く「地の時代」から、精神性や叡智を拡散する「風」の時代へと移り変わっていきます。

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情報元は再確認


コミュニケーションに関しては、無意識に思っていたことがぽろっと口から出てしまうことがあるかもしれません。意識的な発言を心がけることで、要らぬトラブルを防ぐことができます。

情報の流通に関しては、非常に円滑になる時期なのですが、情報を司る水星と幻惑を司る海王星が重なっているので、情報の真偽についてはしっかりと確認していくことがポイントになりそうです。また、この水星は先月に黄道を戻る「逆行」という現象がありました。今月上旬は一度通った道を歩き直すような期間に当たるので、先月見直しを余儀なくされた仕事を、改善してやり直していく作業があるかもしれません。


てきぱき片づけられる


15日前後は、星座問わずたくさんの人が忙しく動き回りそうです。もしくは、様々な変化に対応すべくお家で黙々と作業したりと、「変化」への対応に追われそうです。ただ、この時期は全ての天体が順行しており、とても良い角度をとっている星々もあるので、物事は建設的に片付いていくように思います。


自分の足下の変化に気づく


水瓶座さんにとって「居場所・家・親」といった領域にも変化が訪れています。いわば自分の足下です。当たり前にあって、しかし自分自身の基盤となる大切な場所。「見たくない自分」と向き合い、変化していくそのプロセスの中で、当たり前だと思っていた居場所もまた変化していたことに気づく。そんな印象があります。例えば親元で生活していた人が、自分自身を見つめ直すことで、別の土地へ行って暮らしてみたいとおもうこともあるでしょう。これまで居心地のよかった場所が、変化した自分にはすでに合わなくなっていたことに気づく、といったこともあるでしょう。下旬は特に、この居場所に関する変化にも気づく場面がありそうです。

26日には冥王星が逆行をはじめます。これは動きの遅い天体なので、逆行が終わるのは10月あたりです。遅い天体は意識の表面にパキっと上がってくるものではないのですが、深いところでこれまでの変化についての再考をしていくようなイメージです。逆行はやはり物事の見直しというイメージが強いです。そして、この冥王星の逆行を皮切りに、今年の中盤はたくさんの天体が逆行を始めていきます。今年はほぼ全ての人に大きな変化の訪れる時です。しかしそれは、進んだり戻ったりしながら積み上がっていくものなのだと、星が教えてくれているようにも感じられました。


新月と満月について

4月8日11:36に天秤座で満月が起こります。

この満月は、「自分の中で何らかの確信ができあがりつつあるけれど、それをまだ表には出さない」そんな印象があります。大切な確信ほど、自分の中でじっくりと熟成させてから表明したいと思うものです。

天秤座は水瓶座さんにとって、「人生哲学・精神性・海外」などを意味する部屋です。これまでの自分の変化を経て、人生哲学や目指す生き方もまた変化しているのだと思います。手探り状態だったそれらに、ひとつの確信を得ることができるのかもしれません。

そして、この満月から次の新月の間、何か予想外の出来事があるかもしれません。でも、人は自分一人では自分のことをよく認識できないもの。外側からやってくる「人や物、出来事」によって、自分とは一体どういう人なのか、明確になってくる部分があると思います。ある出来事によって自分の意思が明確になる。そんな印象を抱きました。


23日には牡牛座で新月が起こります。

この新月が起きる場所には、深い深い井戸の底を覗き込むような、そんな象徴が示されています。暗い井戸の底には水が湧き出ています。私たちは皆、水でつながっています。海の水は蒸発し、やがて雨になり私たちすべてに恵みをもたらします。水はすべての生き物が共有する生命の根源です。だからこそ、水は無意識、集合意識を象徴します。それを覗き、垣間見る。

水瓶座さんは広い視点で物事を捉える、普遍的精神の持ち主です。その視点をより深めていくことに、「無意識を探る」というのは役に立つのかもしれません。


水瓶座さんの4月を読んでみました。

ここまでお読みいただき本当にありがとうございます!

すべての水瓶座さんにとって素敵な4月になりますように。

それではまた!

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