”正しい名誉欲と金銭欲”_070_[処世/ありのままに生きる]
「君の志は何か」に学ぶ。
資本主義の成れの果て。
--引用--
”
名誉欲と金銭欲はそれ自体悪いものではない。
ただ、これを自分のためだけに欲してはならない。
この二つの欲は誰もがもつが、
自分に相応な中程度のものであれば問題ない。
この二つの欲、注意しなければ際限なく求めることになるが、
人によって、その大きさには違いがある。
その人の立場や役割に応じて、中庸を保てば道理にかなう。
なかには名誉欲と金銭欲は禍いをもたらすと心配する者がいるが、
正しく求めるならば、禍いなど起こりはしない。
言志後録 第一二二条
”
名誉とお金、ほどほどに得るなら問題はない
(君の志は何か 超訳 言志四録 単行本 – 2015/6/30 前田信弘)