『6%』を増やしたい。
はじめまして、成城大学3年の佐々木太郎です。
大学生活は体育会サッカー部でサッカーに明け暮れています。
書こう書こうと思っていてなかなか手がつけられずにいたnoteですが、遂に初めて投稿しようと思います。
何を書こうかなって悩んでいて、サッカーの話にしようか、自分の話にしようかずっと迷っていたのですが、やっとテーマが決まりました。
『就職活動』これについて今回は書こうと思います。
僕はこれまでサッカー以外に続けてきた事は何もありませんでした。小さい頃からサッカーが自分の全てで、何をするにも最優先はサッカーにおいていました。
ですが、就職したらサッカーが最優先ではなくなることも薄々気付いていました。サッカーがなくなった時に、何がしたいのかが全くわからないまま僕は就活を始めました。
『早いとこ内定貰って、サッカーに集中したいな』
当初はそんなふうに就活を考えていました。
自分にとって就職活動のゴールは『就職すること』であったのです。
そんな時、初めて参加した体育会生向けのセミナーでこんな数字に出逢いました。
『6%』
何の数字だと思いますか??僕にはさっぱりわかりませんでしたが、司会の方が説明して下さりました。
『これは日本で”働きがい”を持って働いている人達の割合です』と
僕には衝撃的でした。
いくらなんでも低過ぎやしないか?
余りに衝撃的だったので、思わず『マジか』と呟いてしまうほどでした。
これを聞いてまず考えたこと。それは何が何でもこの6%の中に入ることです。
その瞬間、僕の就職活動のゴールは『就職すること』から『就職先での活躍』に切り替わりました。
僕の知り合いは基本的にサッカーでの繋がりが多く、視野が狭まりがちでした。
就職先の志望業界も『先輩が行っていた業界』や『監督・コーチに勧められた業界』などの情報で決めてしまったり、『同期が見てる業界だから』と言った理由で決めてしまうなど、体育会生にありがちな落とし穴だと思います。
僕自身考えました、
本当にその決め方で『就職先で活躍』できるのか?『6%』に入れるのか?
先輩は先輩でしかない、自分とは違う。
働くのは他の誰でもない。自分自身だということに僕は気づきました。
『何を当たり前のことを言っているんだお前は』
周りからそう思われても仕方ないとは思いますが、この気づきは僕にとってとても重要な事でした。
そこからの就職活動は自分にとってやるべき事が見えたおかげで、充実させることができました。
自己分析をひたすらし、自分が大切にしてきた価値観や、これまでの経験から得た力、それを活かすことができる会社に入ってこそ、『就職先での活躍』に繋がると考え、自分に合う企業を自分の足で探し回りました。
『自分に合ってる企業が見つかるという事は、相手側にとっても自分自身は欲しい人材である』
そう思う事で、面接などにも自信を持って臨むことができました。
結果として第一志望の企業から内定をいただくことができ、自分自身納得して就活を終えることができました。
ここまで長々と書いてきましたが、何が言いたいかと言うと、『就職』は決してゴールなんかではなく、ゴールはもっと先にあると言う事です。
体育会の人にはわかると思いますが、正直やりたい事なんてなかなか見つけられないですよね。
今までは部活がやりたいことの1番だった訳で、それ以外のやりたい事を就職活動の短い期間の中で見つけることが如何に大変なことかは自分自身痛感しています。
そんな人達は、まず『自分がどうなりたいか』『自分がどうありたいか』ここから考え始める事をお勧めします。
誰しもが、自分はこういう人間でありたいという思いはどこかしらに持ち合わせていると思います。
その像を達成するための環境として会社があると僕は考えています。
せっかく、今まで何十年もサッカーを頑張ってきたのにも関わらず、学生サッカーの最後の一年を就活で棒に振り、そうまでして就職した先で『仕事がつまらない』『毎日が楽しくない』と嘆く。そんな人達を僕はたくさん見てきて虚しさを覚えました。
学生時代にあんなにスポーツで輝いていた人達が、企業に入ると全く輝けない。そんな現実によってスポーツの存在を否定されているような気さえしました。
スポーツで活躍していた人達が、社会に出てもその先で活躍する事で、よりスポーツの価値は高まるのでは無いでしょうか?
そんな人達が少しでも増え始めたら、よりスポーツ界は盛り上がると僕は思います。
お世話になったスポーツ(サッカー)に、社会で活躍することによって恩返しすることが今の僕の目標でもあります。
そして、少しでも同じ志を抱く同士が増えてくれる事を願っています。
就活に悩んでいる体育会生や、それ以外の方にも届いてくれれば嬉しいです。
拙い文章を、最後まで読んでいただきありがとうございました。
これから、色々な事を書いていけたらと思います。
僕自身、文章力がないと感じているのでアドバイスもいただきたいです!
今後ともよろしくお願い致します。
佐々木太郎
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