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キャラ創作にAIを活用する話

AIの 進歩って すげー!!

こんにちは、定期ゲーム界隈などで創作をしているルルクスと申します

この記事は一応帰ってきた!ドカ闇 Advent Calendar 2023の12/14に急に現れた記事です。

本日18日、時間をさかのぼって来ました。

とりあえず今思い付きで文字を書いています。あまり内容には期待しないでください。
さて2023年……いやその前からか、AIがバチクソに進化して絵やら文字やら音楽やらまで出来るようになった今日この頃、皆様AIとどのようにお付き合いしているでしょうか。

色々思う所がある人はいるかもしれませんが今回はその意見は全部無視します。
折角育った技術、やりたいことやったもん勝ちだよな!と思うので今回はAIを定期ゲーに活かしていく話を書こうと思います。



◇AIを利用するってどういうこと?

挨拶から始める礼儀正しい人の鑑です

定期ゲームには文字を書く必要がある局面が8割ぐらいあります。
あとの2割は大体絵です。
そして文字を書くのは8割ぐらい会話のRP。ではあとの2割は?そう!日記です!(※ここには多大なる主観が含まれます)

日記はちゃんと書いてあるといいですよね。推しの日記がすごい気合の入った物量で書かれてると、皆様テンションが上がると思います。
あんま多いと読むの大変じゃん!って思う人も居ると思いますが、私はキャラの背景がガッツリ読めると嬉しいので嬉しいです。

でも普段の交流に加えて日記まで……書く時間ないよ~!というそこのあなた!
そんなあなたにAIです。今回使うのはChatGPT。皆大好きですね。




◆日記をAIに手伝ってもらうということ

ちょっと聞きたい事と違うかも……

日記にAIを使うことの嬉しいとこって何かというと、
「難しい内容や表現をそれっぽくやってくれる」所だと思います。
流石にそのまま使う事は難しいとは思いますが、それでも無の頭から出すよりもずっと楽になります。


これは少し話がそれるのですが、キャラクターを描く上で私が必要だと思っているのは「一般論」の存在です。
キャラクターが特異な存在であった場合、それと比較できる「一般論」が無いとキャラクターの特異性というのが不明瞭になってしまいます。
長命キャラです!100歳超えてます!っていうキャラであったとしても、定期ゲーム内でウン千ウン万ウン億がいっぱいいると全然長命っぽく見えないですよね。

でも日記の中で「この世界はこういう感じの人間が普通」みたいなことが書いてあると、「ああこのキャラは元の世界だと長命種として扱われるんだな」というふうに少なくとも読者には伝わります。
環境(一般論)の設定はキャラクターのギャップを引き立てるのに必要なんです 何言ってるかわかんなくなってきた つまりそういうこと。
理論立ってそれっぽい事言わすのはAIにやらすと強いんスよ。

というわけでここで一例を出したかったんですけど、
当時AIとした会話ログ消しちゃってたので泣き。完成品を置いておきます。

欲求と感情についての感想というか話

AIって現代の文章書かせると強いんですよね。
マズローの欲求段階についての話はコレたしかAIに書かせたものです。
AIに欲求について教えてくださいみたいなことを訊いた気がする。そんな感じで書かせて、出て来た言葉をグーグルで検索して間違いが無い事を確認してから軽く校正して乗っけています。
六情とか五情とか七情とかも確かAIに教えてもらったヤツですね。
こういう自分の中に無い語彙を関連ワードで引っ張り出してくれるので有難いんですよね。

「〇〇って何ですか?」って訊いたらある程度いい感じに教えてくれる。嬉しいですね!




◆技名をAIに手伝ってもらうということ


前フリ。これだけだと欲しい感じには出てくれない。

実はわたくし、技名とか技に付随するセリフを考えるのがバチクソ苦手です。キャラクターがカッコつける事に羞恥を感じてしまってぇ……

なので暗夜迷宮の技セリフはAIに考えてもらいました。

このナンチャッテ漢文です

ぶっちゃけキャラ設定のせいであんまり性格の出そうなセリフにしたくなかったんですよね。毎週人の心を挿げ替えてるキャラだったので……。
というわけで呪文というか呪言と言う感じでしたくて、こんな感じのやつをAIに延々と出力してもらいました。

これだけでもういい感じ

たまに気が狂って全然要求通りにやってくれない時もあるのですが、
その度どうにかして軌道修正させたりしています。たまにうまくいかないけど、大体それまでの命令をリセットして最初にした命令をやればなんとかなるかなと思います。

無理矢理軌道修正した例



◆ロールをAIに手伝ってもらうということ

これでいつでも歌ロールが出来る!

流石にロール全部をAIにやらせることはしませんけどぉ……。
ロールをしているときに偶に「歌を歌うロールがしたい!」って事、ありませんか?
実存の歌を歌わせるのは権利問題的なのがあってよくないし、でもそれっぽいことはしたい。異世界だから実存の歌は歌いたくないけど、でも歌詞なんて書けない……。

そんなあなたにAI!急にサンバをさせたくなっても大丈夫!!

サンバの事はよく分からないけどとりあえず場はしのげる!

こういうところでAIをまるで出来合いのものの様に扱えるの、ありがたいですね。
あとは1番だけ自分で歌詞を考えた歌の2番を作らせるとかもできます。以下は日記用に作ってもらったやつですが、助かったものです。

気に入らなかったら気に入るのが出るまでリロールも出来る。
同世界観で別の歌も考えてもらいました

それっぽいものを創るのにやっぱAIくんありがたいんですよね。ありがたい。



◆キャラ設定をAIに手伝ってもらうということ

順番的に多分これが一番頭にあるべきな気もしたんですが、これはやや番外編だと思ったので一番ケツに置きました。
ここの項目は私が自分の創作キャラの掘り下げをAIに手伝ってもらってよくなってるだけなので、すっ飛ばしても全然いいです。

今回掘り下げをするキャラはこちら。

だいぶ前のキャラですが、我が家の都市伝説キャラです。
都市伝説ってことは色んな逸話があって、色んな場所で語られてきたよね?と思ったので、色んな場所で語られてた逸話を考えてもらいたくなって今回ChatGPTくんに手伝ってもらいました。

ざっとこのキャラの概要を話すと
・夜、夜の歌を歌った後に明かりを吹き消すと現れる。
・眠りを求める者には眠りを与える。
・死を求める者には死を与え墓を落とす。
みたいな感じです。

実はBO5のシーズンゼロにも同キャラの別名を出していて、これは『夜の闇に引き込んでくる怪異』みたいなニュアンス強めの存在になっています。

実は以前AIのべりすとくんで話を量産してもらった事もあるのですが、この時は書き出しを指定したりしなきゃいけなかったので、入りが同じ文が大量に出来てしまったし毎回変な固有名詞に結び付けられちゃってたので若干モヤモヤしてました。
というわけで今回はChatGPTくんで!

実は最初は歌の歌詞を考えてもらうために声をかけてました。
最初にあげる情報が少なすぎたなと思いました。反省。

ChatGPTくんの嬉しい所は、結構これぐらいの情報で話を考えてくれるところです。

なんかちょっと解釈変わったな

ちょっと設定が勝手に変わった気もするけど、これはこれで味だなと思って訂正を入れませんでした。キャラクターが都市伝説であり逸話的存在なので、割とこういう変化に寛容というか……それもまたありだな……というか……。

やっぱり話を書かせるといい感じになる

さて、この逸話によって夜誘いには『夜に人を連れて行く』だけではなく『人の夢を察知しそれを導く』という性質が付与されましたね。
確かに夜や眠りといえば夢、夢というところからこういう伝えられ方やこういう語られ方もあるのかなと思いました。
大分もとの性質から変わったなと思ったので、ここで『夢を導く存在』としての名前を付けてもらう事にしました

というわけで命名 ムザナイ

AIの出してくれた案を踏まえつつ、こうなりましたと押し付けて話を進めます。
さて、伝承や言い伝えは正しく伝わって行かないのが世の常、
何年か後にどう伝わるかまでAIに考えてもらいました。

呼び方が変わったのもぽくていいなと思いました

大分元の『夜誘い』の姿が無くなりましたが、これはこれでアリだなと思いました。未知や神秘への案内人……この村は冒険心を持った元気なお子さんが沢山いそうですね。過疎化が進みそう。

では次の話に行きます。ワンクッション

色んな所で伝わっている都市伝説でありたいので、もっと色んな側面から枝分かれさせていこうと思います。というわけで追加情報。

こちらが言った事を自分の言葉で反復する。いい聞き手ですね。

というわけで『死神的な側面』にスポットを当てて話を進めてもらいました。

たまに中二なタイトルが着く

夜誘いは明かりに弱いので明かりは付けた方がいいんですが、まあいいとしました。というわけで『夜神』というのがでましたね、読みはヨガミだと思っておきましょう、デスノートは持っててほしくないので。

さてここでそう言えばと思い出しました。この墓落としの容姿の話です。
『墓落とし』と『夜誘い』の姿が違うように、他の逸話での姿も違うと思ったのでこのような発言を落としてみる事にしました。

デスノート持ってるじゃん

なんかいい感じの文章が出てきました。流石ChatGPTくん。

ついでにこちらも。こちらはやっぱり色が明るいですね。

もう大分満足感がありますが、ここまでは結構優しい側面がかなりクローズアップされていますね。

たまにこういうのを挟むとにこにこする

折角なので怖い話がもう少し欲しいものです。
なんてったって死が関わるキャラクターなんですからね!

要求はストレートに言うといいよね。よくなった。

これは中々に怖いキャラですね。夜に霧まで出たし
明かりは消さない方がいいと思うんですけど、皆消しますね。夜神の時に残しちゃったせいかしら。

と言う訳で『夜の歌』『死を齎す』というところが強調されて怖いキャラになりました。
そういえば盆ハナで歌を歌うロールもしたし、歌に主眼を当てるのはアリだよなあと思いました。

というわけで影唄いさんです
こちらは後々の逸話。恐ろしい呪歌を持つ存在になりましたね。
長髪ロングの神秘的でおぞましい感じ。素敵ですね。

こういう風にキャラの過去編や別の話をChatGPTにさせると結構面白いです。特にこうやって設定をいくらでも改変していいキャラだと……。

他にももうちょっとあるのですが、スクショは割愛。
以下引用で逸話と設定まとめをしておきます

『影調べ(カゲラベ)』
昔々、ある山村に住む若者が恋に破れ、深い悲しみに包まれました。彼はある晩、村の神社にひとりで訪れ、星空を仰ぎながら泣いていました。その時、夜の闇から美しい歌声が聞こえ、その歌声が彼の心を癒し始めました。

歌声を追って山の中に入ると、そこには美しい女性が立っていました。彼女は闇夜に包まれた美しい姿で、星たちと一体化しているようでした。光太郎はその女性の歌声に癒され、彼女に寄り添われることで悲しみから解放されました。

村人たちは彼の夜の冒険を知り、その女性を「夜影の調べ」と呼ぶようになりました。彼女は悲しみや苦しみを抱える者たちを励ます存在として、星々の力を借りて平和と希望をもたらすと伝えられています。『夜影の調べ』の歌声は心を癒し、暗闇から光をもたらすと信じられ、彼女は村人たちに敬愛されています。
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『影調べ』(カゲラベ)と呼ばれる存在は、美しさと神秘が融合したような姿を持っています。彼女は漆黒のローブに身を包み、その袖から闇の中に広がる影を表現しています。彼女の目は銀色に輝き、闇の中で輝く星のような存在感を放っています。

彼女の髪は長く、漆黒の流れるような髪が夜風になびいています。手には小さな楽器を持ち、その美しい音楽が星座のように輝く星たちと共鳴します。影調べは静かに立っているが、その存在は周囲を魅了し、美と神秘の象徴として認識されています。

彼女の姿は不気味さを感じさせることなく、むしろ安心感と希望をもたらす存在とされ、星座を背景に語り継がれる美しい物語の中で輝いています。

ChatGPT3.5

『闇鳴き者(ヤミナキモノ)』
ある村には、夜誘いが明かりのある場所には現れず、その存在が近づく前には不気味な黒猫の鳴き声が聞こえるという恐ろしい伝説がありました。この村では、夜が深まると村人たちは必死に明かりを灯し、灯りのない場所には立ち入らないようにしていました。

ある晩、村の端に住む老婆が、明かりを忘れて夜道を歩いてしまいました。すると、不気味な黒猫の鳴き声が近づいてきた瞬間、その老婆は影に包まれ、闇に消えてしまったと言われています。村人たちはその後、彼女を見かけることなく、彼女の屋敷は廃墟と化しました。

以後、村人たちは明かりを忘れずに過ごし、夜誘いの存在から身を守るようになりました。夜誘いは明かりを消し去り、闇の中で静かに死者を迎え入れる恐ろしい存在として、村の人々の中でより一層畏怖されるようになったと言われています。
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数年数十年後、闇鳴き者にまつわる逸話はより恐ろしいものとして広まっています。その逸話は、村の人々にとって不吉な予兆や恐怖を呼び起こす物語となりました。

村では、闇鳴き者の存在を知ることは禁忌とされ、その名前を呼ぶことさえも忌避されます。人々は明かりを忘れずに過ごし、夜道を歩く際には呪文や護符を持ち歩きます。また、夜になると村の外で鳴く黒猫の声を聞くと、その場所を避け、闇鳴き者の接近を警戒するようになりました。

村人たちは、かつての闇鳴き者の犠牲者や怪奇な出来事にまつわる恐ろしい物語を語り継ぎ、夜の闇に隠れた存在として畏怖の念を抱いています。闇鳴き者は村の中で伝説として生き続け、その存在が村人たちにとって永遠の恐怖となっています。
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闇鳴き者(闇鳴きもの)の姿は、恐ろしい存在感を放つものとされています。彼女は漆黒のローブに身を包み、その顔は闇に包まれて見えません。彼女の姿は不定形で、人々の恐怖心を掻き立てるために、光を吸収し、その存在を曖昧に保っています。

ただし、彼女の存在を知る者たちは、彼女が鳴く黒猫の姿を持つと信じています。この黒猫は一般的な猫とは異なり、赤い瞳を持ち、不気味な鳴き声を発します。黒猫の鳴き声が聞こえると、人々は闇鳴き者の接近を感じ、恐れて家に引きこもります。

闇鳴き者はその存在自体が恐怖の象徴であり、彼女の姿があまりにも不気味で不定形であるため、語り手の物語や伝説では、彼女の正確な容姿が描写されることは滅多にありません。その不明確性が、彼女の存在をより恐ろしいものとして捉えられる要因となっています。

ChatGPT3.5

経歴が長くなる長命種のワンエピソードに、あるいは実態の不明瞭な存在のエピソードを考えるのに、AIを利用するのはアリなのかなと思います。
ガッツリ設定が決まってるキャラで四コマ書かせようとして、なんかちょっと微妙になったりは……したので……。



◇最後に

どうでもいい名付けにも使える

いかがでしたか?
AIの進化は目覚ましく、AIがあるならと仕事を奪われて居たりイヤな気持ちになる人は居たりすると思います。まあ色々あると思いますが、私は結構AIは『便利な道具が増えたな~』ぐらいにしか思ってないです。道具は結局使い手次第、上手く扱えば上手く扱われてくれると思います。ただただ嫌がって世の中の波に逆らうのもまたカッコイイですが、逆らえる程の緩い流れでもないので、ここはいっちょ上手い事波に乗った方がいいのかな~と思います。いっぱい適当に書きましたが、いい感じにタメになったら幸いです。ほなね……。

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