別れと出逢い〜後編〜

「前編」を書いてから早3ヶ月。

有言不実行が嫌いな性格なのでずーっと気になっていましたが、やっと「書こうかな」という気持ちになったので、「後編」を書いてみたいと思います。言葉で表現するのは得意ではありませんが、ゆっくり丁寧に書きたいと思います。


カメラを手放した日の夜、私はジブンとたくさん向き合いました。

これからも写真を撮りたいのか、どういうカメラを使いたいのか、どんな写真を撮っていきたいのか...カメラがいない部屋で過ごすのはすごく久しぶりで、そわそわ落ち着かないような、なんだかとっても不思議な感じがしました。一晩じっくり考えて出てきた答えは、「やっぱりこれからも写真が撮りたい!」「自分が好きだと思えるカメラ、カラダの一部のように扱えるカメラを使いたい」でした。

そして翌日、世界最小・最軽量フルサイズのSONY α7Cに出逢いました。

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「この子や!!!」出逢った瞬間にピンと来て、早速新しい相棒として迎え入れることにしました。

前の子を手放すまではこの子(機種)の存在は知らなかったし、手放すことを決めたからこそ、そしてジブンとじっくり向き合って考えや想いを整理したからこそ出逢えたんだなぁと感じました。流れって大事。

「何かを手放すことで新しいものが入ってくる」とよく言われますが、今回まさにその通りのことが起こりました。前のカメラを手放すことを思い立ってから、自分の想像を超えるスピードでいろんな展開があり、人生って変化を起こそうと思えばこういう感じのテンポでどんどん変えていけるんやって、なんだかすごくハッとさせられる体験でした。


●新しいカメラを手に入れてからのこと

自分が「スキ!」と思えるカメラを選んだので、カメラを持って出かけるのがすごく楽しくなりました。そして「写真を撮りたい!」と思うようになりました。また「どんな写真を撮っていきたいか」がハッキリしたら、特に自分から発信等したわけではないのに撮影依頼の連絡が立て続けに入りました!自分で意図を持って変化を起こすと、いろんなことがどんどん動いていくのがとても面白いです。


●これから私が撮っていく写真

私は今「おもいで写真」というプロジェクトを考えています。最近観た「おもいで写眞」という映画に大きなヒントをもらったのですが、「その人の『人生』を映す写真」を撮っていきたいと思っています。プロのカメラマンではないので、「上手に」とか「かっこよく・きれいに要望通りに」とかを撮る自信は全くありませんが、最低限の知識をベースに「頭で撮る」のではなく「心で撮る」、そして写真を作品として「創る」というよりはその人の「光」を見つけて保存するイメージ、そんな写真を撮っていきたいです。上手いか下手かではなく、人の心を動かす写真かどうかを大事に撮影していきたい。そして、写真を通して自分の人生や死生観と向き合うきっかけを提供していきたいと思っています。ソライロ写真も撮り続けるつもりですが、こちらは今まで通りiPhoneで...😊


やっぱり文章を書くのは苦手です。

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