スタンスの変化と不協和音。
こんにちは。おなかがすいたらモンスター!でお馴染み
ロシアン佐藤です。(おなかがすいたらMONSTER!はこちら)
YouTubeクリエイター、大食いタレント、はたまたエッジニア代表やら、事業責任者やらいろいろな側面をもって活動しております。
大食い選手として13年試合に出ておりましたが、2021年7月現役を引退しました。
今は、「愛情の物語のあるごはん」をたくさんの人に届けて、みんなが幸せな世界になったらいいな。をモットーに日々色々とチャレンジ中です。
食べることが何より大好きなナチュラルボーン大食いモンスターです。
どうぞよろしくお願いします🤲🏻
さて、上記にあげた「事業責任者」という側面は、まだまだオーキド博士にもらったばっかりのゼニガメくらいの能力なので(わかりにくい)
自分には!伸びしろしか!!無いぞ!!!がんばれ!!!!
…と、自分自身を励まし続け、成長する気持ちを高める毎日です。(早くハイドロカノン撃てるカメックスになりたい)
でも。そういえば。
折角レベル1なんだし、よちよちしている今から気づいたことを書き留めていけば、私なりの攻略noteがつくれるんじゃない?
と思い至ったので、メモのようなものになるかもしれませんが、不定期に気づきを残していきたいな、と思います。
自分自身への戒めが99パーセントなんだけどね←
ということで本題。
これは事業責任者というよりは、私がクリエイターとして自社の制作メンバーと仕事をするときに起こった1つの不協和音。
テンション低めのミーティング
ある動画の企画会議でのこと。
全員の雰囲気が不穏で、意見交換がまるで活発に起こりません。
次誰が喋るの?
何か言いたい人いる?
あなたが決めてよ。
他に意見とかないんだけど。
…みたいな重たーーーい空気が充満していました。
動画の企画ミーティング。本来は、あれやってみたい、これどうだろう、もっと良くするにはどうしようか?視聴者さんにはどう伝えたら響くかな?
前回の○○が良かったから、あれをもう一度ブラッシュアップして…
のように、和気あいあいとした雰囲気で進めたかった。
なんでこんな雰囲気になっちゃったのか。
会議中に気づいた不穏な空気の正体は、
全員が「状況を伺っている」状態である
ということ。
そして「答え」待ちになっている状態。
「答え」とは「この企画でいきましょう」
と引っ張る責任のある言葉。
責任のある言葉が出てこない。
そして軸が決まらず、ふわふわして、
結局誰が何を決めるの?
という不穏な空気感と、会話に棘のある、不協和音が漂う会議が出来上がったのでした。
その結果の原因は恐らく私だ
上記の通り。
ということで、とっても反省しています。
ここで一旦、話を整理
会議の目的:
企画ブレスト。皆が意見を出し合い、より良い企画を立てること。
メンバー構成:
営業担当、企画編集担当、SNS戦略立案担当、YouTubeクリエイター(←ロシアンここ)
ここで。
ロシアンはYouTubeクリエイターであると同時に事業責任者であり、はたまた会社の代表です。
今回クリエイターのロシアンさんが最終的な実施判断を下す立場。そして実質その会社の偉い人。
会社の偉い人がブレストに参加すると自然と起こるのが、
「偉い人の意見を尊重しよう」
だと思います。
例えば、自分がイチ社員だったら、
社長がポーンと意見だしたら、あ!それが正解か。
って思う。
とすると何が起こるのかというと、
ブレストが、偉い人を主軸に進んでいってしまう。
ということで、
私が参加するブレストは、
頻度高く私の意見を尊重してくれて、
その世界の中で更に良くするには?
を一生懸命考えてくれる。
これは、とってもとってもありがたいこと。
そしてひとつの正解の形でもある、と考えています。
何なら、少し前まではそのやり方で企画ブレストも行っていました。
ある程度まではいける。
でもこのやり方には頭打ちがある。
それは何か。
それは、
私の世界感だけで物事がまとまってしまう。
ということ。
「皆ならもっと面白いものが作れるんじゃないか。」
ブレストをして動画の企画を練るのは、
私の正解を見つけることではなくて、
より視聴者さんに楽しんでもらうこと。
だから、縛られない自由な思考のスタートをすることで、もっとたくさんの可能性を探れるんじゃないかなと。
思ったわけです。
そして会議中に私がとった行動がこちら👇🏻
…よし!そっと見守っていよう!
☺<ミンナデキメテイイヨ
☺<ミンナハドウ?
☺<ワタシ?ミンナガイイトオモウモノガセイカイダヨ
☺<ドウシタイ?
という感じて全投げしてみました。
はい!不正解!ブブー!!
不正解のブザーがあったら高らかに押してやりたい←。
会議の結果は
THE FUON!(呪怨みたいw)
混乱と殺伐とした空気が流れて、
何も決まらず、
会議は時間と共に打ち切り。
終了のお知らせが「チーン」と鳴りました。
このままではダメだー!
解決策を考える
想像してみてください。
今までガンガン意見言ってきた偉い人が、いきなり「ミンナデキメテ〜☺」って言って、
一切発言しなくなったら、
「…え。…いきなり何…。試されてんのかな…。」
「こいつ仕事のやる気なくなったんかな。」
「正解を当てることを要求されんのかな?」
「これ決定は誰がするの?」
「責任どこ?」
ってなりませんか?
これが今回の会議に漂う空気感だったなー。と感じています。
では私はどうするべきだったのか。
めっちゃ簡単。
事前にスタンスを共有するべきだった。
でした。
メンバーに何を任せるのか。
どこから決めて欲しいのか。
何を頑張って欲しいのか。
自分はどう関わるのか。
単純な事だけどしっかり伝える事が結局キモになってくるというのを痛感。
別のアプローチでは、伝えていたつもり。
チームへの目標提示とかね。
でも、私だってそうなんですが、日々業務に追われている中で、相手のスタンスを読み取って先回りして考える。
なんてのはめちゃくちゃしんどい。
できる人もいるかもしれない。
でも、その前に大切なことは
可能な限り伝えること。
声を大にして、
私はこういう人ですよ!
こういうスタンスです!!
ということを共有し、
求めるものをしっかり伝える。
(今見えて言語化できるものを全て)
あなたのこういうところが好き。
あなたのこの能力が欲しい。
私はここのポイントをおさえたい。
ここは一緒に考えたい。
この部分は任せたい。
ぼんやりした所をできるだけ削ぎ落とす。
細部まで解像度をあげる。
そして誰が何をやるのか。を明確にする。
ポイントは、それを誰かひとりがやることではないということ。
それぞれの視点で、精一杯必要なことを並べて、
それを整理していく。
私はYouTubeクリエイターや、事業責任者という肩書きのもと生きているけど、そのような役割を担っているだけであって、人間として偉いわけではない。
エッジニアにジョインしてくれたメンバーたちは、私なんかよりもよっぽどすごい決断をしてると感じている。
星の数ほどある会社の中から、私の元で働く事を選んでくれたこと。
それだけで本当に私は頭が上がらないし、感謝する以外の言葉がない。
そして、私が経験したことの無い人生を持っている。
そういう関係において、私とメンバーは「いいモノを作って届ける」という目標のもとでは本当に対等なんだ、と心から思う。
だから皆の頭を柔らかくして、良いアイディアが沢山出てくる環境をもっと模索していきたい。
沢山の課題が、笑顔と共にやってやる!という原動力に変わるよう。
私のできることはとことんやるんだ!!
と改めて心に誓うそんな秋の夜。
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