21°

この時期の夜は、決まって少し感傷的になる。

ただただ、体温を求めた夜。

ただただ、震える心を温めた夜。

ただただ、心で繋がりたいと願った夜。

どの夜も今の僕を形成する要素のひとつで、大事で、愛しくて、切なくて。

でも、もうそんなノスタルジックをこの時期に感じる必要はないのだと。

願ったばかりの理想も、気づけば現実になりそうです。

隣で笑う君が、満たしてくれるから。

そんな君と来年も、5年後も、50年後も。決して離さないようにと。

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