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神の国

世界大戦に突入してから、日本は神を最強の武器に、尊い愛しい命を捨てさせて戦った。下村湖人の「次郎物語」をご存知だろうか。あの中には日本の良いところがたくさん盛り込まれている。人生の真理も。残念ながら作者が亡くなったため、未完であるが、次郎くんが成長にかかわっていく大人が十人十色で、根底に人愛があふれている。その世界大戦に突入する前の明治の風潮が今も生きていたらと思うし、私はその世界を実践しているつもりだ。皆さんぜひ読んでください。
湖人が亡くなって良かったのかもしれない。大人になりつつある愛しい次郎くんが、戦争に行かなければならなくなるからだ。

さて、韓国時代劇を大概見尽くした私は現代ドラマも見だしたのだが、テーマはすべて同じ。お金持ちと貧乏人、もしかしたらきょうだいかも、お金持ちゆえの苦悩ばっかり。「ベートーヴェンウィルス」を見て、これが最高だと思った私はドラマからは卒業。
また読書、映画、ヨガ本来の趣味に戻り三昧。そんな時、テレビはニュースだけは見ている私は、国連のBTSのスピーチとパフォーマンスを見た。グッときた。リーダーのRMは流暢な英語でコロナにより若い時しか経験できないことができなかった若い子たちをロストジェネレーションと呼び、でも悲観はやめて、今の状況を活用しようぜ!みたいな内容だったと思うが、コロナに対するマイナス情報ばかり流す日本のマスメディアよ聞いたか?と感動した。そして彼らはどんな子たちかと知る活をはじめた。youtubeという便利なツールで次々彼らの魅力を知っていった。
ビートルズ、ABBA、カーペンターズ、ビリー・ジョエル、マイケル・ジャクソン、マドンナ、スィングジャズ、沢田研二、平井堅、3人の時のポルノグラフィティ、ブルーハーツ、ボン・ジョヴィ、K。今まで私が聞いてきた音楽とはまったく異なるもの。
本当の兄弟ではないのに、兄弟のように仲が良く、7人みんなが美しく、R&B、ブルース、ラップたくさんの今までのジャンルがミックスされたような曲、繊細な歌詞。新鮮で絶妙な日本語の歌詞。パフォーマンス、ユーモア、韓国ならではの文化、食べ物、ファッション、日本愛、息子にしたいような可愛らしさ。はまってしまった。私はまた女性性、母性が復活した。