国をレイプすることは昔からやっていた。今起きているこの蛮行は昔から。
写真はウクライナの方々の民族衣裳の写真をお借りしました。美しいですね。
私が若い頃なので、もう30年ほど前、北海道旅行に行った時、アイヌの方がいらっしゃる地域で、木彫りの作品を売っているお店に入った。木彫りを実演していらした中年男性が一人でおられた。私は作品を見ながら、その方から私たちに対する憎しみを感じた。イヤな感じがしたので、お店から出たが、後々アイヌの方々に対しての日本人が行った蛮行を知るとあの時のあの憎しみは仕方ないと思った。沖縄もそうだ。もっと昔、豊臣秀吉は朝鮮半島を襲った。彼は当時完全に認知能力が低下していたとの説もあるが。海外でもアフリカンアフリカの方々、アメリカのインディアン、カナダのイヌイット等々昔から、力で民族をレイプし続けた歴史だ。もっとたどればクロマニョン人やネアンデルタール人が土地争いをしていた頃から。プーチンはまだその頃の人類のまま思考が進化していないのだ。自分たちが昔行った蛮行で今があることを知らない。前も書いたが、今も日本で次々出てくる無差別殺人者たちは、日本人が戦争でひどいことをアジアでしていたこと、 アメリカと戦争したから核を落とされたことを知らなかったという共通点があることを書いたライターさんの話しを書いたが、プーチンは、その犯罪者と同じ。
NHKで放送されていた「アンという名の少女」で元は奴隷だったアフリカ人やカナダの先住民イヌイットの人々とアンは友だちになる。LGBTの同級生やフランス移民の子がアンの家に働きに来て、差別を受けていたり、原作とかなりかけ離れた脚本で、現実に近い出来事が起こり、アンなら必ずそうするだろう脚本になっている。途中から見始めたが、先入観なく、素直に人を受け入れるアンにとても共感し、続きが楽しみだったが、もう続きは作られないらしい。カナダにとって、いろいろと具合が悪いことが作られたからだろう。しかし皆、今自分たちが暮らしている国がどんな歴史をたどっているのか、あらためて調べ知ってほしい。今はプーチンはテロリストだが、まだまだ人類が進化していなかった昔はプーチンは普通だったのだ。私が子どもの頃は、アメリカの西部劇映画でインディアンは悪者だった。インディアンを襲い、滅ぼしていったのは西部劇を作った側なのに。
人類は進化したと思いたい。プーチンはテロリストの末路をたどってほしい。しかし、私たちの先祖がしたことを決して忘れてはいけない。私たちがそれを知ってウクライナの方々のような思いをされた方がいたことをあらためて知って、プーチンはテロリストだと確信し、人類はまた進化していくのだ。
人が人を喰うことは滅びの歴史をたどるしかない。これを許したらお互いに殺しあい、人類は滅びてしまうだろう。ただでさえ、今、人類はコロナに喰われているというのに。