2023年の音楽生活を振り返る

今年を振り返ると音楽的にどんな一年だっただろうか?
こんなこと共感を求めてないし、自分のローカルに書いておけば良い気もするのだが、せっかくなのでここに書いておこう。
こういう記事を書くと、つい自分で鬱陶しくなって消してしまいがちだが、そうしないように気を付ける。笑

演奏

大したレベルではないことは大前提としてあるが、意外と充実していた。

ピアノ

特に5月以降はほぼリモートワークだったので、電子ピアノを(趣味としては)十分に練習する時間が確保できた。
自分はエレクトーン出身でピアノのレッスン経験がなく、十代の頃は中途半端なバンドのキーボード担当だったので、ピアノという楽器に少しコンプレックスがある。
流石に今ではそんなことより純粋に弾くことが楽しい。

ギター

ギターは少し練習不足かもしれないが、コンスタントにエリオットスミスやニックドレイクは弾いている。アコギが弾けない環境に引っ越したので時々スタジオに出かけるようにしているが、来年はもっと力を入れたい。southern belleやthree hoursが弾けないまま人生を終わりたくないよな。。

あと、意外と歌が楽しくなってきた。ソロギターよりも弾き語りに影響を受けてきたのに、自分で歌うことを拒否し続けていたが、誰かと組むよりは自分で歌った方が楽だ。それに自分の声質が嫌いじゃないし、音域も狭くはないので。
とは言え、録音してみると粗ばかりだけど。

作曲

今年は自己評価60点ぎりぎりぐらいのジャズバラッドもどきが1曲と未完成のピアノ曲が1曲だけ。。
来年は頑張る。笑

鑑賞

あまり音源を集中して聴く時間を取らない一年だった。
何が気に入ったとかについてはまた改めて書こうと思う。

反対に楽しみにしてたのにピンと来なかったものや、今の世の中では物理的にではないが心理的に手放したものもある。自分の好きな音楽が明確になるにつれて、脳内ライブラリから自分と縁の薄い音楽がどんどんそぎ落とされていくし、流行感度も鈍くなる。
加齢と言えばそれも間違いではないが、逃れられないものをネガティブに捉えても仕方ないのでアイデンティティの確立の問題ということで。

行ったライブや演奏会は多めだったと思うが、その一方で満足感はあまりない。演奏が悪かったんじゃなくて、他人の音楽を聴くことより自分の音楽を見つけたいとか、曲作ったり演奏したりという能動的な楽しみを充実させたいという気持ちの方が強くなっている。

客席にいてても楽器を手に取りたくなってしまう。来年はライブ等に出かけることはないかもしれない。
またライブから何か音楽的ヒントが欲しくなったら出かけようと思う。

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