心理的安全性って流行りだけど

心理的安全性・・最近よく聞くワード。うちの部署でもこの言葉をちらほら聞く。どういう意味かというと自分の意見を安心して表現できる状態

これってそもそも日本人の性質からして難しい課題なんだと思う。もともと日本って縦社会みたいなところもあってとくに会社なんかでも下の者がフランクに意見を言える風土ってあんまりない。看護業界なんかは特にそう。
前の病院で業務の提案をしたときに師長から「あなたの立場でそんなことよく言えるわね」と一蹴された。具体的なことは書けないが、一般的にはそうしている事が多いのにその病院ではやっていなかったので提案したのだが、逆ギレされた。そんなことがあるともう何も言えない

ただ、心理的安全性を間違えて捉えている人も多いように思う。この言葉だけ1人歩きしているようにも思う。言うべき時に言う。言わないほうがいい時は言わない。その区別はある程度必要かと思う。なんでもかんでも言うのがいいわけでもない。入職してすぐに「これってどうなんですか?」「この業務なんとかならないんですか」みたいな批判的意見は受け入れらるわけもない。そういう人が稀にいるけど、まずさ、受け入れてある程度慣れたら意見ちょうだいよと返す。自分が逆の立場だったら受け入れられるの?って。一方でカンファレンスなどでは何も言わない。いやいや、こういう場面で色々意見が欲しいのよ。

一番まずいのは、物を言うのに勇気が必要なほどの雰囲気の悪い人。報告も躊躇するような人は業務上にも支障がある。うちの部署でも数名そういう人がいる。心理的危険性のある人物だ。こういうのは徹底的に改めなければならないと思っている。

ナアナアと心理的安全性は違うと思う。お友達仲間みたいな職場は一見言いやすいように見えて、間違ったことを指摘できないという欠点もある。仲良しクラブは成長しない。ある意味、意見が言えないというストッパーが隠れている。

まずは、怖くて意見も言えないというのは無くしたほうがいいのは間違いない。



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