生理不順と妊娠したけど育たなかった話

2023年は大人になる年、な気がするので
体験と内省を大事に、1週1本くらい書けるといいな。
（すでに下書きに6本くらい入ってて引いてる）

ということで、
1本目から激重テーマ、生理不順と妊娠したけど育たなかった話。
振り返りのように書いてるけど、割とリアルタイムで起こってる話。

以降、ちょっとデリケート目の話題なので
避けたい方はここでもう閉じていただけるとです。

そしてとってもコントロバ―シャルなので、
あくまでも私個人の体験だし、私個人の意見なので、
異論を申し立てたいような人は読まないことをおすすめします。
道徳が嫌いな人間が書いているので、不快になっても責任取れません。

でも似たような環境の人、知りたい人もいると思うのと
自分の頭整理のために書き下ろしていく。

分かりやすいので、ちょっと前から時系列で。

生理不順だね～

2022年の夏あたり：生理不順MAX

さかのぼること去年の夏、100日くらい生理が来なくて
元々2-3か月来ないのが当たり前（なのでピル依存）な生理不順マンだったので、一回産婦人科いっとくか～で受診。

中容量ピル処方→生理を来させる、で一回周期リセット。
それ以降も50日くらいでしか来ない。（個人的には普通）

2022年秋あたり：多嚢胞性卵巣症候群じゃね？

周期が遅い = 卵子が育たない / 育つ命令ができなくて、排卵されない状況。
ということでエコーで見ると、卵巣（卵子育て屋）に卵子がたくさん。
要はマルチタスクで複数卵子を育てる結果、どれも出荷に満たされるサイズに育たなくて排卵されない → 生理が来ない = 周期が遅い
というのが多嚢胞性卵巣症候群。

ほんとにずっと生理不順だったので、こういうからくりかーーー！の納得強め。病気である、みたいながっかり感はほぼなし。

ピル飲んでれば周期が安定するのだが、まあ子供もそろそろ考えるか・・のタイミングだったので、お薬で治療開始を決定。
（定義上不妊治療とか妊活な気がするが、気持ち的には生理不順解消月間）

不妊治療的なものスタート

2022冬あたりから：クロミッド治療開始

クロミッド = 卵子を育てる命令をしてくれる薬
採血を除いて、痛い！つらい！はないけど、通院回数が多くてとても面倒くさい。

1. 生理から5日以内に病院に行って、クロミッドを処方してもらう
   （この時採血あり）

2. 生理5日目から、クロミッドを5日連続で飲む

3. 大体整理開始から12日くらいで病院に行って、卵子の育ちをエコーでチェック（1回で分かることもあるし、1週間後にもう一回行ったりもする）

4. 育ってたらタイミング法（排卵日を予測して、性交渉の日を決める）
   

2022年冬あたり：クロミッド1回目

わたしはクロミッドを2回してて、
1回目はうまく反応しなかった（これはあるらしい）

1回目は下記の流れは：
生理が来て病院
→クロミッド飲む
→エコーチェック1回目：育ってない
→エコーチェック2回目：育ってない
→中容量ピルで生理来させてリセット

2023年初めあたり：クロミッド2回目

2回目のクロミッドは、エコーチェック1回目はびみょーで、エコーチェック2回目でいい感じに育ってたのでタイミング法に移行。

流れは下記
生理が来て病院
→クロミッド飲む
→エコーチェック1回目：育ってない
→エコーチェック2回目：育ってそう
→タイミング法

で、運よく上手いこと受精した（妊娠検査薬反応あり）

妊娠発覚～育ってなくね？

2023年2月（5週目~6週目）：妊娠判明→心拍確認

タイミング法で本来整理が来る日 = 妊娠検査薬を使う日もわかるので
ぼちぼち様子を見ながら妊娠検査薬でチェック→妊娠確認。

妊娠5週目くらいで1回病院に行って、来週心拍確認するんでもう一回来てくださいね、となる。
このくらいのタイミングで、親と上司に共有。まだまだ分からない時期（妊娠初期は確度まだ8割強くらい）なので、可能性論レベルで共有。

6週目、若干出血（血っていうよりも、茶色とかうすピンクがちょびっと）があったり、腹痛があったりしたけど、心拍確認はOK。子宮内の出血も見当たらず。
2週間後（8週目）に予定日決める（母子手帳はここで出る）から来てね、となる。無痛がいいので産院選びに焦る。ただし母子手帳が出てからの予約なので一旦ステイ。

ちなみにつわりは全くなし。
乗り物酔い、におい酔い、酒もなんでも酔いやすいので、マジで・・？なんか怪しくね・・？と思う。
が、先生は大丈夫って言ってるし、全体の3割くらいはつわりがないか軽いらしいので一旦気にせず。

2023年3月（7週目）：何事もなく過ごす

7週目は何事もなく。腹痛はなくなって、まだたまにちらっと茶色目の出血がちょびっとあるくらい。

2023年3月（8週目）：出血→育ってないやん、がわかる

このくらいに来てね、となってた日の昼に、生理やん？って感じの鮮血発見。ちゃんと赤い血だったら来てね、と言われていたので、急いで病院予約。（打合せを1つリスケしてもらう、ほんとに感謝）

結構ちゃんと血で、うーん・・お腹は痛くないけど、なんかこれはあるな・・・つわりもないし・・・な気持ちになる。（病院の控室で若干悟りモードに入る。）

エコーで見ると、6週目で見たときのサイズから変わらず（ざっくり卵in卵みたいな形状）。心拍も確認できない。あ～～育成失敗してる～～が分かる。

妊娠初期にそれなりにある（1割強くらい？）染色体異常で育たないやつ。

子宮のリセット方法

この段階で、子宮のリセットをしないといけないので、2オプションでお医者さんから相談。

ひとつは、手術。
いいところ：日程がきまる
わるいところ：（リスクは減っているけど）肉体負担は0ではない。

もうひとつは、自然に出てくるのを待つ。
いいところ：体の負担はすくない
わるいところ：いつ出てくるか分からない。あと出てくるときもそれなりに痛い（？）（トイレに20-30分こもるくらい）らしい

痛いの嫌なので、自然にでてくるのを待つで選択。出血が始まってるので、長くとも1週間以内目途に出てくるだろうとのこと。
とはいえ全然出てこないじゃん？だとアレなので、状況を見て手術に移行するらしい。

自然に出てくるのを待つ場合は、でてきたものをホルマリン漬け（こわい）で病院にもっていく必要あり。というのも染色体異常がたまたまなのか、今後も可能性があるのか（感染症とか？）をチェックするため。

ということで今はぽろっと出てくるの待ちなので、この辺りはまた追って詳しく書く。

ぶっちゃけどういう気持ちなの？

めちゃめちゃ残念だけど、そうだよね、ってところも半分くらいあり。
もともとワーストケースシナリオを常に意識するタイプなので、頭ではわかっていて、気持ちが若干まだふわふわしてる感じ。

多嚢胞性卵巣症候群の影響度

調査とか文献によっても所説あるけど、妊娠率が低いのはもちろんのこと、染色体異常の可能性が高いよ、って記事もあり。（というのを多嚢胞性卵巣症候群が分かった状態からおもっていた）

多嚢胞性卵巣症候群での妊娠率

ただでさえ妊娠初期の流産率って1~2割弱くらいあるという高さだし、
それってSnow manの滝沢歌舞伎に当たる確率よりもずっと高いわけで、
万が一っていうよりも、気持ち的には1/2くらいであるんだろうな・・みたいなことは妊娠が分かったあたりから思っていた。

という私の心持と、周り（主に親・夫）の心持にはかなり乖離があったと思うので、メンタルブレイクしてる気がする。

「細胞」の感覚がまだ強い週数だった

"子供"と認識できるより前の、細胞分裂中の卵、みたいな状況だったからこそ、トライ&エラー的な感覚が強かった。
子どもの形が認識できていたら、本当にしんどかったと思う。
今はまだ、水槽の中で自分の金魚が産んだ卵を見ている感じだった。まだ魚として泳ぎ出す前の何か、みたいな。

自然排出がまだ

自然排出を待ってる状況なので、胎嚢みたらうわ～～って思うかもしれん。
（なお記事を書いているのは、育ってないことが分かった翌日）

流産・・なのか・・・？

上2つと関連するけど、自分の体感と「流産」って言葉が合ってない。
流産 = （恋空で妊娠を学んだ世代なので）胎児が育ちつつある中で、流れちゃう、なイメージ。
わたしの体感は、種植えて、発芽したけど育ちませんでした！みたいな、受精したかしてないか、と結構近い感覚。ハーブとかも、発芽しても全部育たないんだけど、なんかそれにすごく近い。
なので、流産っていうよりも、未成長に近いのかもしれない。（これは堕胎の議論とすごく似ていそう。どこから"人間"と認めるのか。これまたとてもコントロバ―シャル。）

これからどうするの？

夫が早生まれは避けたい（なお私は早生まれ）らしいので、しばらくは様子見、海外旅行に行って生魚を食いまくろうと思う。

またクロミッド治療から始めるのかなきっと。
といいつつ、クロミッドはいっぱい使わない方がいいらしいので、その辺りもお医者さんと相談予定。また書きます。

今日は以上！