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ディグラーがブシロードの株主総会に行ってきた話

2021/9/28(火)に開催された『株式会社ブシロード第15期定期株主総会』に参加してきたので、D4DJに関わる部分だけ軽く感想を書いていきます。

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株主総会の流れは、各種報告→議案採決→株主からの質疑応答→議案採決(何故か同じ採決が2回あった。進行ミス?)という感じでした。各種報告についてはブシロのHPとかYouTubeで見られるのでここでは取り上げません。ちなみに、質問は1人につき2問まで、全体で約1時間に制限されており、全体で20質問程度が質問されていました。

D4DJに関する質疑応答

結論からいうとD4DJに関する質問は、1つだけでした。
そしてその唯一の質問は実は自分によるものであり、下記の内容を質問させていただき、木谷さんから直接回答をいただきました。

D4DJについて質問です。DJをメインコンテンツに据えているものの、結局バンドリや他の音ゲー系IPと大きな差を出せていないように感じます。アニメ1期や大型ライブを終えた今、新規ユーザーを獲得していくにはさらに何かD4DJしかない点を押し出していく必要があるかと思いますが、何か戦略はありますでしょうか?

既存のnoteを見てもらうと分かると思いますが、今日株主総会に出席しているどの株主(木谷さん除く)よりもD4DJについては詳しい自信はあり、本当はもうちょっと深いことを聞きたかたったのですが、他の株主さんが誰一人としてD4DJ関連の質問をされなかったため、このような表層的な質問になってしまいました。
この質問に関する木谷さんの回答詳細については後日議事録があがると思いますが、骨子を他の方がTwitterにまとめて下さっていたので引用させていただきます。

想像していた以上の回答もいただくことができ、結果的にはそれなりに良い質問だったのではないかと思います。

D4DJが全国のアニソン(たぶんアニクラも含む)イベントに関わっていくつもりだったけど、それがコロナでできなかったという点についてはある程度想像していた回答でした。アニソンイベントではないですが、コロナ前は激ロックDJパーティーやスペシャプラスまつり、TOKYO MIX JUICEなどにユニットが参加してたりしたので、そういう方針があったこと自体には驚きはなかったです。
こういう中小規模のイベントに積極的に参加することで、アニクラ・DJ勢を取りこんだり、初心者でもアニクラやDJを楽しめるようなイベントを展開したりして、既存ブシロファン以外の市場を開拓するというのが当初の目論見だったんだと思います。それがコロナですべてできなくなって、厳しいスタートダッシュになってしまった……ということなのでしょう。

また、コロナ以降消費者の嗜好が変わりみんなで盛り上がって騒ごうというブシロ型コンテンツがウケなくなってしまった、という主旨の木谷さんの回答は、ブシロ含めたエンタメ業界全体をすごく的確に表していると感じました。自分の中で漠然と思っていたことだったのですが、木谷さんがきちんと言語化してくださったことで、すごく納得できました。
しかし、これを言ってしまうとD4DJとしては実質白旗宣言に近いのでは、とも思ってしまったのも事実です。そもそも「世代も性別も国籍も超えてみんなで楽しめるコンテンツ」を目指したのがD4DJです(下記noteに詳しく書いています)。

みんなで楽しむという前提が狂ってしまった以上、それでも力業で押し切るのか、それとも大幅な方向転換をするのか選ばなくてはならないのでしょう。いずれにせよ、D4DJにとってはこの1-2年はかなり厳しい勝負の年になるように感じました。

ただ回答にもあるように、木谷さん自体は「まだ諦めていない」と断言して下さっていたので、いちディグラーとしてもう少し追い続けてみようと改めて思いました。
まずは、今週金曜のグルミク1周年記念発表会でどういう新発表をしてくれるのか期待したいと思います。

最後に

個人的にはブシロコンテンツは、バンドリ、D4DJ、新日本プロレスと結構消費していることもあり、他の株主さんからの質問とそれに対する回答を1時間聞き続けているだけでもめちゃくちゃ楽しめました。木谷さんが目の前でビンタをくらうシーンを見られたのも良かったです(笑)

また、木谷さん自体はTwitterなどで比較的意見を伝えやすい人ではあるものの、やはり今回の様に1対1で誠実な回答をしてもらえる機会はほとんどないので、参加して・質問して良かったと思います。

10月には株の分割があり、来期の株主総会にはより少額の株購入でも株主として参加することができるようになります。気になるブシロコンテンツがあって、それについて疑問などを持っている人は、是非株主になって株主総会に参加してみて下さい!


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