2月だ。

年を越して、シングルベッドでtと2人で眠ろうとしたけれど肩こりが辛すぎて、一人で離脱して畳にヨガマットを敷いて途中から眠った元旦から1ヶ月が経つということで、一緒に寝ない日々が1ヶ月すぎたということで、寂しいな。手も繋がないしキスもしてないのでこれは付き合っているのか?とおもうけど、ああ友達同士ってこうやって触れるのはダメとされているんだっけ?と思いながらtの寝癖のついた髪に触れる。
出張前ということで和食をたくさん作ってくれて嬉しかった美味しかった。
同棲中は料理のことでよく喧嘩をして、私が作ると揉めたので、最近は手を出さないことを徹底している。
別れるということは、この背中がみれなくなるということか、と思いながらtの背中を見ていた。愛おしかった。ワタワタしてた。仕事中もこんな感じなのかなぁと思ったら、好きだからこそ愛おしく思えるってことがなんだか嬉しくてずっとみていたかった。

*********

二月頭にこんなことを書いて、忙しなくしてる間に海外出張にきた。
もう1週間会ってない。海外のホテルの広いベッドで寝ていると、ああ日本で広いベッドだったら2人で眠れるのにとおもう。
シングルベッドは肩こりがひどくなりすぎて本当に無理で歳を取るのは辛いな。

**********
10日ぶりくらいに日本に帰ってきて
tに会った。tのお家にもうすぐ着きそうだってときに身体の大きい男性に路上でいきなり声をかけられて怖くてtに電話したところ、そんなに心配していない様子だったことに少し悲しくなったけれど、駆け足でマンションにつきエレベーターが来るのを待っていたら迎えに来ようと降りてきてくれていたtと久しぶりの再会をした。
やっぱりやっぱりどう考えても好きでどうしたらいいのかわからない。
何が食べたいか聞かれていて、お味噌汁とだけ答えていたら、私の大好きなカブを具にしておいてくれたところも嬉しかった。

街でスーツをきたサラリーマンをみると
背が高くて肩幅が広くて腰が細くて、誰よりもスーツが似合っていたtを思い出して、やっぱりtじゃなきゃ私は無理だという思いにいたる。
路上でサラリーマンなんて常に見かけるから、その頻度は多い。

離れているときはiPhoneがまとめてくれたtの写真フォルダをずっと眺めることもしょっちゅうで、好きすぎるな。とおもう。

いつのまにか私の方が彼を好きで、なんでも許してしまうくらい好きで、ただ存在してくれるだけで有難いと思うような飼い犬を思うような気持ちでいる。

もうすぐ職を失うのにスケールを新調する彼が大好きで困る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?