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節電必至!オフィスの電気を見直そう
2022年は6月から各地で猛暑日・真夏日が続きました。それに伴い、政府は6月26日に東京電力管内に向けて「電力需給ひっ迫注意報」を発令し、節電を要請。この要請は一旦解除されたものの、この夏は全国的に厳しい暑さが続くとみられており、7月1日に全国に向けて節電要請が出されています。オフィスでの使用電力をできるだけ減らすために、使用状況や機器を見直しておきましょう。
節電のポイントを知ろう
現在のオフィスではIT機器による消費電力が大きくなっているので、IT機器周りの電源をマメにオフにする、使用しないときはコンセントを抜くなどの工夫が必要です。必要に応じて、節電対応の機器の導入も視野に入れるとより確実でしょう。
使用電力の確認
拠点単位での電力使用状況は、契約している電力会社のサイトから調べられる場合が多いです。
さらにリアルタイムでどれくらい電気を使用しているかを調べるなら、ワットモニターの導入がおすすめです。ワットモニターは、ワットチェッカー、検電器などとも呼ばれているもので、消費電力や積算電力量、積算電気料金などを計測します消費電力の大きい機器が分かるため、電力不足が懸念される時間帯は、ひとまずその機器の電源を切っておくなどの対策が可能です。
ワットモニターをコンセントに差し込み、計測したい機器が接続されたデーブルタップをワットモニターのプラグに接続すると、液晶モニターに使用電力などが表示されます。小型のワットモニターを選べばPCと一緒に持ち運ぶことができるため、近年浸透してきたハイブリッドワークでも役立つでしょう。
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https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=TAP-TST8N
節電エコタップの利用
テーブルタップをエコタイプのものに変えると、使用するたびに電源から抜き差ししなくても節電ができます。節電対応のテーブルタップには以下の4種類があります。
個別スイッチ
タップの差し込み口に一つずつスイッチが付いたタイプです。各機器の電源を差し込んだままでも、使用しないときにスイッチを切るだけで節電になります。
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https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=TAP-B102U-2WN
一括集中スイッチ
タップに接続してある機器の電源を一括で切るスイッチが付いています。帰宅時や外出時などに電源の消し忘れを防ぐものです。
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https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=TAP-36MG-5
パソコン連動タップ
PCと連動して周辺機器をまとめてオン/オフします。PCの電源を切るだけで、接続されているモニターやDVD/BDドライバー、プリンターなども同時にオフになる仕組みです。
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https://www.sanwa.co.jp/product/oatap/rendo.html
タイマー付きタップ
電気を流す時間を設定しておくので、無駄に電気を使わずに済むうえに過充電も防げます。差し込み口ごとにタイマー設定しておけるタイプだと、より便利でしょう。
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https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=TAP-RT1
消費電力の削減
複数のPCを利用する場合、マウスやキーボードなどの周辺機器はPC1台ごとに1組ずつ接続することになります。しかしこれだとデスク上が雑然としてしまい、それぞれの周辺機器ごとに電気が必要になってしまいます。
これを解決するのがパソコン切替機(KVM)。複数のPCと1組の周辺機器をつなぎ、切り替えて使う装置です。WindowsとmacOS、あるいはWindowsとLinuxなど異なるOSのPCを使っている場合でも、KVMにつないでおけば、マウスとキーボードは一組だけで済みます。
ちなみにKVMというのはKeyboard(キーボード)・Video(ビデオ)・Mouse(マウス)の略です。接続するだけで使用できるため、ソフトウェアのインストールは不要です。据え置きに向くボックス型とコンパクトなケーブル型がありますが、機能性や耐久性を求めるならボックス型、手軽さを求めるならケーブル型がおすすめです。
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https://www.sanwa.co.jp/product/peripheral/changer/cpu_ichiran.html
省電力製品の導入
IT機器を徐々に節電タイプのものに入れ替えていくのも一つの手段です。例えば、通信ネットワークの中継装置であるスイッチングハブ。節電機能付きスイッチングハブは、通信中のポートにのみ電力を供給し、使用していないポートは電源オフにします。全ポートが自動節電になっているときには、最大82%の電力削減が期待できます。
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https://www.sanwa.co.jp/product/syohin?code=LAN-2GIGAS501
その他の節電
オフィスの電球に蛍光灯などを使用している場合、LEDへの切り替えも検討しましょう。LEDの消費電力は白熱電球と比べて約20%、蛍光灯と比べて約30%だと言われています。
また、エアコンの消費電力を軽減するためにフィルターを掃除し、サーキュレーターと併用することも考えてみるとよいでしょう。ブラインドやカーテンを用いて、直射日光が入ってこないようにすると室温はかなり違ってきます。
また、トイレに温水洗浄機を使っている場合は、便座と水の温度の調整も忘れずに行ってください。
まとめ
・IT機器による消費電力が大きく、それに応じたオフィスの節電対策を考えることが大切
・IT機器を節電タイプに変えることが節電のポイント
・電球の見直しやエアコン掃除などといった、簡単に始められる節電対策もある
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