FC版ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣のロジャーの成長パターンを検証した

Switch OnlineにてFC版「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」をプレイした。

攻略サイトを見てみると、
多くのサイトで成長率が記載されているが、
どうやら成長パターンなるものが存在するらしい。
かろうじて、こちらのサイトに成長パターンについて記載があった。

実際どうなのか検証してみた。

検証内容

ロジャーというユニット(初期Lv5)で、
各レベルアップ時に10回試し、
上がったパラメータを記録する。

上がるパラメータの組み合わせに特徴がある(=成長パターンが存在する)のかを確認する。

結果

各LvUP時の、成長パターン出現回数

結果が上の画像。
縦の列に成長パターン、横の行にレベルをとり、
中身に成長パターンの出現回数を書いている。
例えば、Lv6にレベルアップ時に、
「力技 運」が上がった回数は1回で、
「力  運  HP」が上がった回数は2回である。

※ Lv20時は、Lv19時点で力と守備のパラメータが上限となってしまったため除外

また、各パラメータごとの上昇回数もまとめた。
攻略サイトに記載してある成長率とほぼ同じ結果となった。
もっとズレが出ると思ってたので驚き。

パラメータごとの上昇回数と上昇率(上昇回数をLvUP回数の140回で割る)

考察

レベルアップ時のパラメータ上昇は、
成長パターンに沿ってると言えそう。
また、成長パターンごとに出やすいもの出にくいものがある。

根拠が感覚的なものでしかなく微妙だが、
各パラメータの成長率に沿っていたならもっとパターンが出そう。
やってる時も、「ハイハイこのパターンね」という感覚もあった。

ただ、成長パターンに沿うなら、140回やって1~3回しか出ないパターンがあるのがあまり納得できない。
確率的にはもっとあるが、たまたま出現しなかっただけなのだろうか。

検証前の予想では、
ゲームのプログラミングが以下のようになっていると考えていた。
・成長パターンがいくつかのスロットに登録されている。
 (同じ成長パターンが異なるスロットに登録されているのもあり。スロットに登録されている数だけ、そのパターンが出やすくなる)
・レベルアップ時、ランダムな数を元に、採用するスロットを決める。

この予想に沿うと、成長パターンの出現回数は、
1:2:3のようにキレイな整数比になると思われた。
しかし、結果からはそうであるとは言いづらい気もする。
ただ、裏で設定されている確率通りに実際に出るわけではないので、
5%, 10%, 15%, 20%のようにキレイな整数比で設定されていた場合も、
今回の結果と反するとは言えない。

以上。

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