強いものに負けない決意

強いキャラクターの人につい、負けてしまう自分をもう長いこと苦々しく思ってきた

直ぐに迎合してその人の下に付いてしまう

丁稚のように擦り手で側に寄って行く感じ

なんて弱い自分

情けない…

それを完全に捨てることにした

ずっと大嫌いだった
そんな自分が
それと完全におさらばすることに決めた

ここまで気が付けて、決心できるようになるまでは段階があった
年月も掛かってしまった

その段階を少しづつ踏んできてようやくここまで来れた

私のように心の弱い人間にとって
これを実行することは並大抵のことではない

すごい恐怖感があるからだ

それを乗り越えなければならない

これまでも何度もトライしてきて
失敗して、その度に挫けそうになった

「丁稚のままでもいいじゃないか」
と諦めそうになった

「丁稚だなんて考えるからいけないんだ
考え方一つなんだから、別の捉え方をしよう
そうだ、人を好きになろう」

「その人を本当に好きだと思えば苦じゃ無くなる」

そんな事をして、自分の心を捻じ曲げたりしてきた

本当に嫌だった
情けなかった

本当の私じゃなかった

昨日、夜遅くまで考え込んでしまった

強いキャラクターの人との接し方について

強気でそれを当たり前の事として生きてきた人は
相手がどれだけ譲ってくれているか
考えもしないのだろう
みんなが自分に合わせてくれて
それを当たり前の事だと思い込んでいるから

それは悪いことではないけど
私は嫌いだ

私はそれに合わせないことに決めた

その人を、いや、その人だけに限らない
他のそういう人達を増長させたくない

私がヘラヘラと丁稚でいる限り
そういう人達は更にいい気になり続けるんだ

私がそれを促していることになる

そんなのゴメンだ

たとえ多くの人達がそうしてしまったとしても

せめて、私は
自分の心の領分を守ろうと思う

無理に近付いてご機嫌取るのはやめることにする
心に決めた

その変化が不自然であっても構わない

その人の意見に無条件では従わない

私を動かせるのは私だけ

私は、私自身がよくよく考えて
最善の道だと思ったほうにしか行かない

たまたま同じになったら、それでいいけど
その人に引き摺られたという形では嫌だ

だから本当にそれがベストなのか
納得出来るまでよく考える

 ああ、そうだ…

こうやって自分を認める事で
少しづつ前に進めてきた

その気付き、間違ってないよ

自分勝手じゃないよ

勘違いじゃないよ

って、少しづつ、少しづつ…

ずっと否定されて生きてきたから
自分を認めるのが大変だった

自分が間違っていたと認めるだけが私に許された事で、それを強いられてきて
そういうものだと思い込んできた

そこから抜け出すのは本当に大変だ

今自分が奈落に落ち込んでいる事すら気付いていなかったのだから

気付けて良かった

その為には、まず自分の感じた違和感を認めなきゃ