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爆笑ストイックライヴ改め、ストイックライヴを観に行ってきた。

私がOKAMOTO’Sをちゃんと好きになったのは丁度一年前くらい。

元々はハマ・オカモトというベーシストのいるバンド→オカモトレイジというKpopの好きなバンドマンの所属しているのもOKAMOTO’S→全員オカモトが付く、、、みたいな知識しかなかった。星野源のサポートメンバーだし、ベースが好きってことでハマさんになんとなくの興味があって。で、なんやかんやで自粛期間にオカモトーーーークを見始めたことで完全に認識した。

全員同級生という放課後の空気をそのまま持ち込んだような雰囲気が良くて、振られて間もない寝つきの悪い夜のルーティーンになった。多分、実はその時期ものすごく救われていた気もする。

入りがオカモトーーーークだったおかげで、オカモトーーーーク内で公開される新曲やヤバコウキくらいしかしばらく曲を知らなかった私だが、ハマさんのプレイリストを聴きたくてspotifyを入れたことでPhantomを知り、OKAMOTO’Sの曲も聴くようになった。Phantom、、、めっちゃ好き。

そこからメンバーのインスタをフォローしたり、THE TRADやSHOCK THE RADIOを聴くようになったり、、このあたりで”興味のあるバンド”になった。 (そういえば元彼に教えてもらったBrotherってこのバンドの曲か、とd心底どうでもいいことに気づく)

実は弾けないくせにFenderのプロデュースストラップを買ったりしているのだが思春期という年齢でもないくせに親にバレるのがなんとなく嫌で、「いや、別に好きじゃないよ?」みたいな顔をしていた。好きバレをビビる余り、きっとずっとそれなりに好きなバンドで座敷ファンままなんだろうな。ファンとも言えないか。。。なんて思っていたのに、爆笑ストイックライヴという名前に無性に惹かれ、当たらないかもしれないしという生半可だけれど確実な衝動に動かされ一般枠の申し込みをしていた。そしたらあれよあれよという間に手続きメールが来て、勢いで申し込んだライブのお席が用意されていた。深夜の通販で買ったものが届いた時のように。

わぁ、、とれちゃった、、、本当にやるのかな、、、とか思っていたらメンバーから大事なお知らせとやらが。これは、、、と思っていたら、「爆笑を冠することは相応しくないから公演名称を変更する」とか言い出す。いや、、、何なん?w。藤井君もびっくりである。と同時に行くしかないなと心を再び掴まれたのもこの時であった。

ここからはレポも入ったりするのでよろしくお願いしたい

私はこれが初めての彼らのライヴなので、普段どうやってはじまっているか知らない。だが、たぶん普通じゃない気はする。真顔で爆笑トレーニングとか言った後に、笑い事じゃないぞと笑いながら笑い事の説明をする、ハマさんがあまりにハマ・オカモトでマスクの下のにやけが止まらない。トレーニング中やたらにハイテンションだし。想像通りの空気感で、想像通りの愉快さ、エンタメとしてあまりに最&高。張りつめない笑いがそこには溢れていた。あれ、これバンドのライヴの話だよな?

笑いの面では期待通りであったわけだが、演奏は期待通りとはいかなかった。低音、あまりに好きすぎる。他のメンバーも、ブライアン新世界さんも機器を通して聴いていたよりずっと良かった、と感じた記憶はもちろんある。あるのだが、気が付いたら鼓膜をほぼ低音に全振りしていた。あまりに良い。普段は全力で耳を傾けなければ聴こえない音も、カメラに抜かれないと見えない姿も全てがそこに在る。こんなにも動く人だったなんて。なんなら自分がどのベースの音が好きなのかもわかってしまった。

とまあ、Ba.の方に堕ちたことを認めざるを得ないのだが。ショウさんのセンスがリズム隊に刺さりまくっていることも、コウキさんの滑っちゃう感じも含め、永久(とわ)にそこに在ってくれという関係性を目の当たりにできたことが最高だった。あと最後の挨拶のときに遠慮がちな新世界さんに後ろから両手を掴んで強制お手ふりさせているのも最高だった。

当日券もあったことからきっと席数に満たない応募だったんだろう。でもきっと私は爆笑ストイックライヴ:中野サンプラザ平日昼の部でなかったら衝動に駆られていなかった気がする。コロナがあって良かったなんてことは口が裂けても言えないが、そうでなければ出会えなかった。この世界線、悪いことばかりではない。そう思わせてくれた彼らに感謝すると共に、無事全公演終えられることを願って締めの言葉としたい。

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