大人のポテトサラダへの情熱
大人のポテトサラダへの情熱
皿に盛り付けず、ボウルでそのまま食べる——これが「男の料理」というものだ。私はそんなシンプルで力強い料理が好きだ。特に、コロッケとポテトサラダには目がない。多分、コロッケ好きは自然とポテトサラダ好きになるのだろう。
ポテトサラダは一般的なものでも十分に美味しいが、晩酌のお供となると少しパンチが欲しくなる。昔、居酒屋のメニューで「大人のポテトサラダ」という魅力的な名前を見つけて、すぐに注文したことがある。ビールがどんどん進む味で、一度食べたら忘れられなかった。
黒胡椒が効いていることはわかったが、家で再現しようとするとどうも一味足りない。調べずに放置していたが、今回、改めてレシピを探してみた。大人のポテトサラダの「大人」とは何か、人によって解釈が違うようで、以下のようなバリエーションがあった。
にんにく
ブラックペッパー
粗挽き胡椒
粒マスタード
ちくわ、きゅうり
奈良漬
サバ缶
ブルーチーズ、オリーブオイル
ピクルス
そして、ついに昔食べた「大人のポテトサラダ」を再現できた。その一味足りなかった要素は、にんにくだった。本物のにんにくを使うレシピが多かったが、男の料理ではにんにくペーストを使うのが手っ取り早い。
にんにくと黒胡椒を混ぜた状態の写真を撮った。これでは、まだ、完成していなかった。その上から粗挽き黒胡椒をさらにかけて完成。シンプルだが、これが酒の最高の友となる。パンチの効いた味わいが、仕事の疲れを癒してくれるのだ。
結局、料理は人を笑顔にする魔法だ。シンプルな食材でも、ちょっとした工夫で心地よいひと時を演出できる。大人のポテトサラダは、そんな料理の一つだ。ぜひ、試してみてほしい。
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