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立ったままで着脱できる靴

右肩の手術予定。手術後は右手固定で動かせないのだ。

入院パンフレット

転倒危険回避のため、スリッパ、サンダル、クロックスは禁止。かかとを覆う靴を履くこと!

私の性癖が燃え上がる

おーい!
手が動かないんだよ。しかも、体を捻ったり前屈みとか無理な姿勢は禁止なんだよ。

なんで、靴?

最近は、滑りにくいクロックス的なものも販売されているんですよ。
そんなことを声に出すなど、小市民の私にできるわけもない。

その上、こういう難題をガジェットやレアなアイデア商品などで解決したいのが、私の性癖である。

みんなが知らない便利グッズを探しだすのが好き。

そして、そんなレアモノを探し出して使っている自分が大好き。

「そんな商品があるんだぁ」なんて、驚かれるのが好き。

おいおい、性癖が、ダダ漏れだぞ。

てなわけで、探しました。

NIKEの直販サイト

NIKEが開発した、立ったままで、脱いだり履いたりできる変化球履、ゴー フライイーズ!

どんな靴かは、さておいて、サイズラインナップにびっくり。直販サイトにメンズがないのだ!22-23.5?

そこで、強引に「レディース28cm」を注文してみる(笑)。
そして…

NIKEからのメール

おいおい、28cmが予定通り準備ができるのかよ。

靴、到着

届きました!
タグを見てみます。

タグには、しっかり、ウィメンズと書いてありますが、商品は28cmです。
NIKEさん、おかしいでしょ。

でも、そんなことはどうでもいい。試着ダァ!そして、サイズが合わなければ、即返品だ。そして、再注文だぁ。

なんせ、この商品は、全国の限られたショップと直販サイトでしか販売されていないので、購入、試着、返品を繰り返す覚悟で望んでいるのです。

私は普段、26.5cm。数々のレビューから割り出したサイズは28cm。履いてみると…ピッタリだ。

では、良い子のみんなに、その変態的な靴、コホン、失礼、独創的な形態を披露させていただこう。
ジャジャーン

ソールが二重になっていて、靴底を横から見ると「く」の字になっているのだ。

履く前は「く」の字に曲がっている靴底が、履くと普通の靴に変形するのだ。合体ロボにワクワクする少年の心を持つ私には、たまらない商品だ。

まさに、少しも腰を曲げることなく、立ったままで履けるのだ。

そして、踵の部分に過剰な出っ張りがあり、そこを反対側のつま先で踏んづけながら足を抜くと、靴底は元の「く」の字に曲がって、次に履かれるまで待機していてくれる。

先に脱ぐ方の靴は、反対側の靴のつま先で踏むことになるが、後に脱ぐ靴は、靴を履いていない状態の足を土間に下ろして踏まないといけないのがたまに傷だが、それくらいは、目を瞑ろう。

ああ、いいものが手に入った。

そして、家族に自慢したら、すでに息子の嫁さんが愛用していた。

赤ちゃんを抱っこしたまま、脱ぎ履きするために。

嵐の二宮くん?のYoutubeでやっていて取り寄せたとか

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