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水とともに

こんにちは、山下珈琲店です。

私は自身のお店と水を深く結びつけた上で開業したいと考えています。
川の横で山の新緑が見える場所が第一候補。
そして使う水は山口県の別府弁天池の湧水。

別府弁天池
この池の辺りに座って佇むのもなかなかの気持ち良さです。

色々と湧水を探しましたがこの水が一番珈琲に合うと考えています。
少し離れていますがご来店頂けるお客様の顔を思い浮かべながら毎週汲み出しに行く予定です。名前にある通り、ここは弁財天さまのいる水。まさに龍神の水ということですね。体の中から浄化できること間違いなしです。
そしてこの池のそばにある木の中に弁財天様が鎮座しています。

山口県は風光明媚な土地が多く、空気や水がとても印象的な場所です。
もし角島などにドライブに行く機会があれば立ち寄って欲しい場所となります。

今、私の住む場所で水が減っている気がします。
それは川を流れる水の量。
私が子供の時の3分の1以下でこのまま枯れてしまうのではないかと思える量です。
上流に大規模な土地開発がない地域で起こっているため、私たちはより危機感を持たなければと考えています。限りなく使えると思うのではなく、大切な資源をどう未来に繋げるか。まだまだ恵まれている環境であるのは間違いなく、もっと意識が必要です。
太陽の光が届いていないのか、土壌に水を蓄えるだけの栄養分がなくダムへの流入が減っています。間伐をするのか、人工林への考え方を改めるのかなど早期の判断が必要です。洪水を招く、治水の考えは進みますが水量の改善は上手く進まない傾向にあります。
海産物の収穫減についても川から流れ込む栄養が少ないことが原因ではと考えてしまいます。レアメタルなど海洋資源への投資も必要ですが、まずは水を守るためのビジョンを明確にしたいところです。

欧州に行くと公衆のお手洗いが有料であり、ビールやワインよりも水が高いなんていう国は多々あります。いつまでも外食に行くと美味しいお水が出てくるという環境を国民全員で守れたらいいなと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。
体の中を良い水で満たしたいですね。

ご支援いただきありがとうございます。 ご来店頂いた方だけでなく、住んでいる場所を問わずに人々が繋がることの出来る珈琲店実現に向け頑張ります。