立ち振る舞いの美しさ

こんにちは、山下珈琲店です。

本日は立ち振る舞いの美しさについて。
好きな人のタイプを聞かれた時に一番にこのワードが出てきます。

職場でパソコン作業をする時間が多く、耳だけで足音を聞いていた時にその音で誰が来るのか分かるようになり、また性格までそこに見える様になりました。
所作というのは様々なところに表れて、隠したくても隠せない状況を生み出します。面接の時の座り方や食べ方は最もよく判断される所作ですが、それ以外の部分も大切にしている人って素敵だなと思います。

マネジメント職をしていた時の職業病かもしれませんが、この考え方が極まり、信号待ちをする時に絵になる人に最も惹かれます。普段から考えていることが全て詰まっているような感覚です。

もちろん自分自身も出来ている気がしません。
性格も関係すると思いますがそういう方の特徴として「正しさ、自分らしさ、誠実さ」を持った人が多かった様な気がします。
頑固な面もありますが、周りに左右されない自分の中に正しさのある人に生まれるものだと考えています。

20代後半に仕事を辞め、海外に出ている頃に出会った10代の方から言われた一言も同じように考えさせられるものでした。
「信号待ちをする時に赤信号が青に変わる前に歩き出す人が苦手です。」
当時、車に乗っても歩きでもせっかちな自分は信号が変わる前に動き出していました。彼女の言葉にハッとしてからここまで、信号に止まるたびにその言葉を思い出します。何気ない信号待ちですが、素の自分に戻るタイミングだからこそ全てがそこに表れる気がします。

所作について考えることが出来るのも日本人に生まれたことの良さのひとつ。
年齢や性別に関係なく、大切にしている人かたくさんいます。
ひとりでも多くの方が所作を意識して行動すれば、より良い社会になる様な気がします。

本日もお読み頂きありがとうございました。
そろそろ観葉植物の挿し木の時期なので土の準備しなくちゃ。